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ヒメジソ

 蓮生寺公園の水辺に生育する「ヒメジソ(姫紫蘇)」。シソ科イヌコウジュ属の一年草で秋に枝先の花序に長さ4ミリほどの唇弁花をややまばらに付ける。同属のイヌコウジュに似ているが、ヒメジソの葉の鋸歯はやや少なくまた鋸歯の深さはイヌコウジュよりも深いので見分けられる。
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イヌコウジュ

 長池公園“中央園路”に群生している「イヌコウジュ(犬香じゅ※)」。シソ科イヌコウジュ属の一年草で花径はわずか4ミリほど。ヒメジソと良く似ているが、いくつかの違いがあるので確認しておこう。まずイヌコウジュの葉の鋸歯は浅くヒメジソのほうはやや深い。鋸歯の対数はイヌコウジュのほうが多くなるが、葉のある位置によって個体差があるので決め手にはしにくい。茎を見るとイヌコウジュの茎には毛が多くヒメジソの茎には毛はさほど目立たない。イヌコウジュの萼片の先端は鋭く尖るのに対してヒメジソの萼片の先端はそれほど尖らない。
 ※じゅの漢字は草かんむりに需
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