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チチウリ・2~雄花序

 堀之内地区で栽培されている「チチウリ(乳瓜)」。パパイア科パパイア属の常緑小高木で雌雄異株。「パパイア(papaya)」の名前が一般的で写真は長い花序が伸びた雄花。花径は3センチほどの渦巻き状でテイカカズラの花にも似ている。日本で栽培されるものは生産効率の観点から雌雄同株の“ソロ種(両性株)”が多く用いられるようだが、ここでは雄株と雌株が別々に植えられていた。ちなみにカタカナ表記の“パパイア”は園芸学会の正式呼称で、栽培的には“パパイヤ”の呼称が登録されている。
 さて私はこの花を5年前にホノルルで初めて見たが、本来であれば今年4月開催のホノルルハーフマラソンに65歳高齢者入り記念で参加するつもりだった。52歳でジョギングを始め1キロ、2キロと距離が少しずつ伸び、53歳で初レースの青梅マラソン10キロを走り、その翌年に東京マラソン42.195キロを完走した。その後、10キロレースハーフマラソンフルマラソンに度々参加し5年前の還暦記念ホノルルマラソンでで“フル”は卒業した。そして今年のハーフマラソン予定だったが、コロナ禍でその計画は儚くも消えてしまった。あいにく今は右膝を傷めているので、21キロを走り続けることは難しいが、レースには制限時間が無いので途中を歩きながらゴールするのは可能だ。出来れば来年か再来年、ダイヤモンドヘッドを眺めながらワイキキを走りたい。
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トチバニンジン・1~果実

 高尾山“1号路”で見られる「トチバニンジン(栃葉人参)」。ウコギ科トチバニンジン属の多年草で草丈は50~60センチ。春にウコギ科らしい散形花序を出し果実は秋に赤熟する。本種の果実は全面が赤いが、果実の先端が黒くなる種をソウシシヨウニンジン(相思子様人参)と呼んでいる。
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