元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
クマワラビ
裏高尾“いろはの森”で見つけたシダ。鱗片の葉脈が美しく思わず撮ってみたものの、さて名前がわからない。これまで見てきたシダの中ではオシダ科のものに似ているようだが、オシダ科にはオシダ属を始めとして、イノデ属、カナワラビ属など多くの種がある。結局、当地の専門家に聞いて「クマワラビ(熊蕨)」と教えてもらった。クマワラビはオシダ科オシダ属で、裂片の葉脈は窪み先端は尖る。鱗片は明褐色でソーラスは葉の先端部だけに付き、ソーラスの部分の羽片は短縮しており胞子の飛散後は枯れるようだ。同じ仲間のオクマワラビ(雄熊蕨)の裂片の葉脈は窪まずその先端は丸く、鱗片は暗褐色になるということだが、実際に見比べてみないとわからない。やはりシダは難しい。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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名前は聞いたことがあるような・・・
この葉はすごくきれいで印象に残りそうです。
難しくても美しいものを見る楽しみはシダもほかの植物も変わりないです~
葉脈がきれいですね。
葉の形はワラビというよりは
ゼンマイの葉に似ています。
何だろう、と思う。
新鮮な驚きが伝わってきます。
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