goo

クマワラビ

 裏高尾“いろはの森”で見つけたシダ。鱗片の葉脈が美しく思わず撮ってみたものの、さて名前がわからない。これまで見てきたシダの中ではオシダ科のものに似ているようだが、オシダ科にはオシダ属を始めとして、イノデ属、カナワラビ属など多くの種がある。結局、当地の専門家に聞いて「クマワラビ(熊蕨)」と教えてもらった。クマワラビはオシダ科オシダ属で、裂片の葉脈は窪み先端は尖る。鱗片は明褐色でソーラスは葉の先端部だけに付き、ソーラスの部分の羽片は短縮しており胞子の飛散後は枯れるようだ。同じ仲間のオクマワラビ(雄熊蕨)の裂片の葉脈は窪まずその先端は丸く、鱗片は暗褐色になるということだが、実際に見比べてみないとわからない。やはりシダは難しい。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« トネリコバノ... トウゴクサバ... »
 
コメント
 
 
 
きれい! (とんちゃん)
2020-04-15 16:04:55
クマワラビというのですね
名前は聞いたことがあるような・・・
この葉はすごくきれいで印象に残りそうです。
難しくても美しいものを見る楽しみはシダもほかの植物も変わりないです~
 
 
 
とんちゃん様 (多摩NTの住人)
2020-04-15 17:55:00
コメント有り難うございます。シダ初心者なので見るもの皆新鮮に思えます。これはとても綺麗な葉脈でした。
 
 
 
Unknown (山小屋)
2020-04-16 08:55:47
クマワラビ・・・
葉脈がきれいですね。
葉の形はワラビというよりは
ゼンマイの葉に似ています。

 
 
 
山小屋様 (多摩NTの住人)
2020-04-16 11:12:54
コメント有り難うございます。これは山道を登っている時に美しい葉脈が目に入りました。
 
 
 
Unknown (ディック)
2020-04-17 21:00:50
この葉脈、確かに目を惹きます。
何だろう、と思う。
新鮮な驚きが伝わってきます。
 
 
 
ディック様 (多摩NTの住人)
2020-04-18 07:48:32
コメント有り難うございます。山を登りながらこの葉に思わず足が止まりました。綺麗な葉脈ですよね。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。