O'kashira

うだうだ

あの女とは付き合わない!

2011-04-11 00:11:38 | 横浜の空の下
 最近、ある女性と付き合い始めようかと考えたことがあった。でも、今回の震災を機にそれをやめた。
 その女性の名前は・・・、でんこちゃん。



 僕の知り合いで何度目かの定年を機にオール電化に切り替えた人がいる。何度か定年しているということは何度も退職金をもらったのだろう。もともとは今いちばん話題になっている業種群の人だ。
 今回のことでオール電化にしたことをきっと後悔していると思う。何しろお茶も飲めなければお風呂にも入れない、勿論ご飯も食べられなかっただろう。

 僕の家はオール電化どころか暖房のすべては化石燃料に頼っていた。停電があるというのでちょっと焦った。しかし、うちの暖房機3台の内2台はファンヒーターだったが、1台だけは昔ながらの赤い炎が見える燃焼型にしてあった。なぜならファンヒーターではお湯は沸かないし、イモも魚も煮えない。大根と牛筋の煮込みも作れないからだ。
 灯油の入手がちょっと難しくはなったが、3、4日してからは入手でき、あせって買い占めなどすることもなく、暖かい部屋で暖かい食事ができた。
 今でも食事の度に、「被災者の皆さんすいません。暖かい食事をいただきます。」と言ってから食べることにしている。
(写真と記事の内容は関係ありませんが、ちょっと太陽のような暖かさをイメージできるかな)

暗い街

2011-04-10 16:14:30 | 横浜の空の下
 積極的な節電のおかげで当面の停電はなくなったようだ。


 先日、山奥に住む高校時代の友人の家へ行った。山の斜面に建つその家は、あの日でさえほとんど揺れがなかったという。ときどきニホンカモシカが来るというその家でゆっくり話しをし、うす暗くなってから山を後にした。
 市街地に入ると、いつもよく走る道なのに風景が違って見える。まるで初めての道を走っているような気がした。道が暗いのだ。道に面した店、とくにチェーン展開しているような店が看板を消しているので道全体が暗くなっている。
 まあ、こういう時なのだからこれでいいとは思うが、外の看板は消しているものの店内はこうこうと輝いている。コンビニなど暗い外から見るのでいつもより明るく見える。おまけに外が暗いので、そのコンビニがセブンイレブンなのかミニストップなのか、ファミリーマートなのかローソンなのかさえわからない。
 表の看板の電気を少し点灯し、中をもっと暗くすればいいのに。
 いつも目印にしている家具屋の看板さえもついておらず、曲がる道を間違えてしまい遠回りすることになってしまった。
(写真と記事の内容は関係ありません。何度言うんだよ!)

帽子 Cap Hat

2011-04-07 15:24:23 | 横浜の空の下


 僕は帽子が好きだ。しかし、帽子をかぶらなくてはならないというような頭の状態ではない、とあえて言っておく。

 坊屋三郎という喜劇役者がいた。ご存知の方も多いだろう。決して主役を張るような役者ではないが、脇役として存在感のある演技が光っていた。見た目は格好よくはなく、いつもつばの狭い中折れ帽のつばをくるっと上へ向けかぶっていた記憶がある。

 このところ帽子が大人気で大氾濫の状態である。つばの狭い中折れタイプ、ハンチングが主流のようだ。本来なら女性はかぶらないだろうというようなタイプのものを女性がかぶっていたり、こんな若い子がかぶっていてオッサンみたいだ、というようなスタイルも多い。

 ところで最近こんな光景を見ることが多い。それは家の中、ましてやレストランなど食べ物屋の中でも帽子をかぶっている輩が多い。家の中、せめて物を食べている間くらい帽子を脱げよ。
 きっとこれはテレビなどによく出てくるTVプロデューサーの○○○伊藤とか、漫画家で八百長相撲が好きな○○みつるなどが帽子をかぶったまま出演している、そんな影響があるのではないかと僕は思っている。
 彼らはときどきいいこともいうのだが、それだけに影響力があるということを認識するべきだろう。もっともこの2人はあの帽子を取ると「相当の荒野」が広がっているんじゃないかと想像せざるを得ない。
 それにしてもあの中折れ帽は、フランク・シナトラかクラーク・ケント以上に似合う人は見たことがない。
(写真と記事の内容は関係ありません)

Moorを感じる

2011-04-06 18:02:09 | 横浜の空の下


 匂いに敏感である。園芸店へ行ってふとした匂いで高校時代を思い出したり、たき火の匂いで子供の頃にワープしたり、時間も空間も瞬間的に移動できる、どうだすごいだろう。
 
 犬の散歩コース、新興住宅の玄関脇、将棋盤2個ほどの大きさの庭(?)に、小さな植え込みを上手に作っている家があった。散歩の度に感心して見ていたのだが、そのうちしゃがみ込んで見るようになり、ちょっと触ってもみた。すると、あたりにいい香りが立ちこめた。
 それはローズマリーとタイムが植えられていたからだった。ほかには英国のムーアに自生するヘザーの仲間ツツジ科のカルーナが植えられていた。
 さっそく園芸店へ行き同じようなものを買い平鉢に寄せ植えを作った。ちょっと隙間ができてしまったので近所の空き地に生えていた苔を失敬してきて植えた。
 ときどきいい香りが部屋に充満する。なぜか肉が食べたくなるのだが・・・。
(moor= (主に英  通例ヒースが茂った)荒野,荒れ地 )

フクシャ

2011-04-05 23:07:01 | 横浜の空の下

 何ともとぼけた配色の花である。フクシャ(フクシア・フューシャ、fuchsia)、アカバナ科の植物。この花をはじめてみたのはどこだったろうか。1本の梅の木に赤と白、両方の色が咲く「おもいのまま」という品種を見たときよりさらにびっくりした。この赤と白の組み合わせのほか、紫ピンクなどたくさんの組み合わせがある。

 中国の派手な建物のような雰囲気もありまったく面白い花である。
 数年前、英国のキュウガーデンで見てそれ以来園芸店で見るたびに購入するのだが、なかなかうまく育ってくれない。日本の暑さに弱いのかもしれない。
 僕はこの花が好きだ。

 学生の頃、ある施設の見学へいった。ガンマーフィールドという原子力を利用した施設だ。植物に放射能(たぶんガンマー線だろう)をあて、突然変異を起こさせるというもの。突然変異は遺伝するので何代か育て、その性質が固定されれば新しい品種となる。

 アメリカスリーマイル島付近に住んでいる人が植物標本を作っていた。巨大な葉っぱのタンポポなど、明らかに放射能の影響とわかる。
 一粒で十分な大きさのすしとか、巨大な葉っぱのキャベツとか、夢のようなものがスーパーにならぶ日も近いのかもしれない。
 でも巨大な花のフクシャが出てきても僕は買わない。

普通の生活

2011-04-04 23:02:32 | 横浜の空の下

 皆さん、普通の生活をしていますか?いつもの通りの経済活動をしていますか?
 僕は今日、45年ぶりに高校の恩師に会いにいってきました。(普通以上の生活)
 早く着いたので時間つぶしにスーパーで買い物。刺身、干物、部分肉を購入。(いつもの通りの経済活動)
 帰りにリサイクルショップでライティングテーブルを購入。(普通以上の経済活動)
 
 東北地方が大変なことになっています。だからといって自粛自粛ではますます日本経済は疲弊し、ひいては直接被災していない僕たちの首を絞めることにもなりかねません。
 普通の生活をしましょう、いつも通りの経済活動をしましょう。

 どこかの知事が、選挙あとだしじゃんけんで出しゃばり、自粛自粛、お花見もするなと。5年前までは僕もあの地域の選挙権はあったが、あんなにぞんざいな口の聞き方をする奴には投票しなかった。
あれは長男の口の聞き方ではない。次男ならわかるけど。まさか東京住民はあの年寄りに四たび頼むのじゃないだろうね。じゃあ誰にすると問われると困るけど・・・。
 「自粛」とは、大辞泉によれば[名](スル)自分から進んで、行いや態度を慎むこと。「露骨な広告を業界が―する」
 おわかりのように自分で判断すること。どこぞのジジイに強制されることではない。
 みんな普通の生活をしよう。少し節電し、少し不自由を我慢し。

 むかし僕が学生の頃、毎日のようにデモに参加した。危険なデモもたくさんあった。でも、これが世の中を変えるかもしれないという思いでデモをした。多少は世の中を変えたとの自負はある。
 今こそ東北の災害を起爆剤に日本を変えよう、ちょっとの我慢ですむ、それが何年か続けば。○んさん、あんたもむかしデモをした口だったじゃない。 






もう3週間、あと何年?

2011-04-04 01:01:26 | 横浜の空の下

 僕は喧嘩をするとき、相手の眼をにらみつけ抗議をする。なぜなら怒っている本当の気持ちを相手に伝えたいからだ。
 この国のトップはなぜ国民の眼を見ないのだろうか。記者会見の会場でのコメントを発表するとき、記者の顔ばかり見てカメラの後ろ側にいる国民の顔は見ようとはしない。あれでは説得力がまったくない。あの人はもう少しできる人だと思っていた。勘違いしていた。
 それにしても、そのトップの反対勢力といわれているグループはいったいなにをしているのかまったく見えて来ない。4、50年間、原子力を推進していた人たちは現状をどう思っているのだろうか。よく目立つように漏れた水の掻い出しにでも出かけたらどうだ。あれだけ安全と言っていたのだから。
 この3週間、きっとテレビの視聴率はかなり高い数字を出したのではないかと思う。しかし同じメディアでもテレビとラジオがこんなに違うと思ったのは僕だけだろうか。あの日の緊急警報、その後の対処。さらに数日後から始まったそれぞれの番組の進め方。ラジオパーソナリティーが悩んでいることがありありと出ていた。
TBSラジオの小島慶子、文化放送の大竹まこと、コメンテーターの小西克哉。僕は彼らに期待している。