匂いに敏感である。園芸店へ行ってふとした匂いで高校時代を思い出したり、たき火の匂いで子供の頃にワープしたり、時間も空間も瞬間的に移動できる、どうだすごいだろう。
犬の散歩コース、新興住宅の玄関脇、将棋盤2個ほどの大きさの庭(?)に、小さな植え込みを上手に作っている家があった。散歩の度に感心して見ていたのだが、そのうちしゃがみ込んで見るようになり、ちょっと触ってもみた。すると、あたりにいい香りが立ちこめた。
それはローズマリーとタイムが植えられていたからだった。ほかには英国のムーアに自生するヘザーの仲間ツツジ科のカルーナが植えられていた。
さっそく園芸店へ行き同じようなものを買い平鉢に寄せ植えを作った。ちょっと隙間ができてしまったので近所の空き地に生えていた苔を失敬してきて植えた。
ときどきいい香りが部屋に充満する。なぜか肉が食べたくなるのだが・・・。
(moor= (主に英 通例ヒースが茂った)荒野,荒れ地 )
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