O'kashira

うだうだ

保存食ー干し柿ー

2008-12-25 00:55:34 | 横浜の空の下


 町を歩いていたら、とりきっていない柿があった。木についたまま干し柿状態となっている。
 そのむかし渋柿だからと、収穫せずに放っておいたら渋みが消え、甘い柿になっていたことで干し柿作りが始まったのだろう。きっと。
 1ヶ月ほど前、近所のおばさんが、庭の柿の実を切って捨てるところを通りかかった。
「もったいないじゃない」
「だってこれ渋柿だよ」
「じゃあ干し柿にしよう、作ったことないけどやってみよう」
で、干し柿を作ってみた。



 まずは皮を剥き、熱湯にくぐらせ消毒。そのままひもで結んで陽のあたる窓辺へ。
 そのままの状態でおよそ1ヶ月。オレンジ色は消え、大きさも三分の一ほどに。その分甘い干し柿ができ上がった。
 不思議だ、本当に不思議だ。体積が減るのだから甘くなるのはわかる。でも太陽に当たることで渋が消えるというのが・・・。
 僕もあまり太陽にあたるのはよそう。

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