町を歩いていたら、とりきっていない柿があった。木についたまま干し柿状態となっている。
そのむかし渋柿だからと、収穫せずに放っておいたら渋みが消え、甘い柿になっていたことで干し柿作りが始まったのだろう。きっと。
1ヶ月ほど前、近所のおばさんが、庭の柿の実を切って捨てるところを通りかかった。
「もったいないじゃない」
「だってこれ渋柿だよ」
「じゃあ干し柿にしよう、作ったことないけどやってみよう」
で、干し柿を作ってみた。
まずは皮を剥き、熱湯にくぐらせ消毒。そのままひもで結んで陽のあたる窓辺へ。
そのままの状態でおよそ1ヶ月。オレンジ色は消え、大きさも三分の一ほどに。その分甘い干し柿ができ上がった。
不思議だ、本当に不思議だ。体積が減るのだから甘くなるのはわかる。でも太陽に当たることで渋が消えるというのが・・・。
僕もあまり太陽にあたるのはよそう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます