Mカフェ

憧れのZ4M乗りだったのに。。。諦められないので、また
ブログ再開です。 

プラス思考にどうもっていくか?! 

2009-01-24 14:13:13 | 人生観
この世は理不尽なことが当たり前にある。 
60年くらい前は、当たり前のように
自分の命を犠牲にし、会ったこともない、
見ず知らずの憎むような要因もない、人を
殺さなければならない。 

現代では、資本主義社会の競争の原理により、
これまた理不尽に雇用の切り捨てが行われている。 
首を切られなくても、何の配慮もなく、転勤や
異動を余議なくされる。 自分はこの仕事を
ず~~とやり続けたいと夢や希望、目的を
持っていても、会社の命令により、その願いは
切り捨てられる。 
もし、それに不満足で、従わなければもうその
会社にはいられないだろう。 
だからみんな黙って言うことをきいている。 

そんな世の中で、こんな話はどうか?! 
ある中小の同族企業(家族が中心になって動かしている
企業)の社長、ヨシヤキ氏は叩き上げでこれまで
の会社を育て上げてきたが、まだまだ自分の満足できる
ものが確立されておらず、夢に向かって突き進んでいる。 
副社長はヨシヤキ氏の長男であるタラゾウ氏だ。 
タラゾウ氏は、社長の経営方針にはあまり納得がいかず、
終始イライラしている。 
その関係は親子でもあり、社長と副社長を兼ね備えているので、
ビジネスライクだけの話にならず、親の言うことをきけ!! 
的な雰囲気に流されるのが、またおもしろくない。 
ヨシヤキ氏は予てからの夢だった、ドリームハウス建設を
独断で始めてしまう。 
そこは自分の描いていた、夢を実現する、最高の舞台だ。 
芸術肌のヨシヤキ氏には最後のやり残した事業だ。 
自分の世界を表現する、最高の舞台を完成させたい。 
だが、運営する、させることには長けていない。 
ドリームハウスには自分の作り上げた作品を展示し、美術館
のように入場料を主な営業収入とする。 
作品が完成するまでは営業は行えないが、その中にレストラン
のテナントを入れ、とりあえず飲食店の営業を先に行うこと
になった。 そこのテナントして入ったのが、やはり身内で
ある三女のミノリン氏とその夫である、マスオ氏だ。 
マスオ氏も将来、自分のお店を持つことが夢であったので
願ってもない話だ。 
普通なら飲食店開業には最低500~600万円くらいの
設備投資は必要になる。 
立地が良ければそれに加え保証金なども家賃の何十倍
も取られる。 
大概、飲食店が潰れるのはこの初期投資の負担が大きく、
それに見合った売上が上がらないことで、その返済が
滞ることで営業不能となる。
話はちょっと中断するが、ブーズカフェもそうだった。 
建築費用の借金に加え、自己資金の200万を直ぐに使い
果たし、借入(リースを入れて)500万くらいはあった。 
開業当時は、売上レベルが借入返済額に見合わず、倒れる
寸前だった。 
電気も止まるか!?どうか?!は毎月いつもギリギリだった。 
そんなことはどこも当たり前で開業しているのだよ!! 
それがほとんど初期投資もなしに開業できるチャンスに、
マスオ氏が飛びつくのは当たり前だ。 
マスオ氏が経営するレストランもすでに3年目となり、
ある程度の形を造りつつある。 
そんな中で、とうとうヨシヤキ氏がドリームハウスの完成
とともに美術館としての営業を開始する意向を示した。 
だが、長男のタラゾウ氏は乗り気ではない。 
タラゾウ氏もまた芸術肌であり、ヨシヤキ氏のセンスとは
合わず、美術館運営には疑問符だからだ。
またその展示物の作品作りにかかる費用をタラゾウ氏が
やり繰りをさせられていたこともおもしろくない。 
社長はただ、作品作りのみに全霊を傾けている。  
では、三女のミノリン氏はどうか!? 
社長のヨシヤキ氏は最近、高級外車を買った。 
これからドリームハウス完成で、投資も必要なはず?!
それなのに外車まで買うとは?! 
そのはちゃめちゃぶりには心外だ。
また外車の頭金まで捻出させられる始末だ。 
だが、ヨシヤキ氏はその高級外車もまた夢のクルマ
であった。 
夢を追いかけるのは良いが、回りをまき込んでまで
やり続けるのはどうか?!とミノリン氏も
美術館運営には反対だ。 

確かにヨシヤキ氏はやりたい放題で、回りに
迷惑をかけている。 
が!!どうだ?! 
やり方、見方によっては。 
まず、タラゾウ氏。 
社長の最後の事業を完成し、成功すれば、
どうなる?! 
収入は安定し、ヨシヤキ氏は会長としての
地位で留まってもらい、好きに生きてもらえば
良いではないか。 お金もあり、やり遂げた事業
もある。 
あとの時代はタラゾウ氏でなし得ることができる。 
ある意味これがチャンスだ。 
これがうまくいかないとず~~とヨシヤキ氏の
独断に付き合わなければならない。 
同族企業でなかったら、決まったことは自分が
やりたくなくても成功させる為に全霊を傾けなければ
ならないのだ。 
ここは割り切る必要がある。
絶対に成功させるのだ。 かならず自分にプラスになる
ことは間違いない。 

ミノリン氏もそうだ。 
そもそもお店の開業は、ヨシヤキ氏の夢に乗ったのが
前提にある。 そこを忘れてはならない。 
レストランのコンセプトも美術館とコンセプトと合わせた
ものでやっているではないか!! 
なら、美術館の成功は、レストランの繁盛に繋がる。 
ドリームハウスとあなたのレストランは一蓮托生なのだ!! 
そこを忘れてはならない。 
自分の父だからと言って、感情的にならず、ただレストラン
にプラスになるには?! 
そこを冷静に考えるべきだ。 
ドリームハウスの成功は、かならず、レストランの成功
と繋がるのだ。!! 
一蓮托生、その意味を辞書で調べてみるといい。 
ドリームハウスの成功に加担しないのであれば、そこを
出ていくべきだ。 別の場所で成功させればよい。 
マスオ氏がドリームハウスの成功に全霊を傾けるのは
当たり前なのだ。 ドリームハウスの成功が自分の
成功になるからだ。 
マスオさん状態なのを気にする必要などまったくない。 
それを利用でき、自分の夢が叶うなら、マスオ氏が
賢人なら、ドリームハウスの成功に全霊を傾けるだろう!! 
そんな賢人の夫を持ったことに喜ばないのって
どうだろうか?! 
もっと冷静になった方が良い。 

こんな話はみなさんどう思う?! 
夢が叶うのが難しい時代。 
うまくやれば叶うのに?! 
それを間違った方向に行ってしまうのは。 
ちょっと悲しいし。  
み~~んなが、ハッピ~~になれるのに?!
なんで?! 
自分の為にやればよいのです。 
それがみ~~んなの幸せになる。