超軽量アンテナワイヤー、ハイブリッドワイヤーは、ポリエチレンロープが本体で、ステンレスワイヤーが一緒に縒り込んであるワイヤー。ワイヤーと言うよりロープです。ハンダ付けはできません。ポリエチレンが溶けますし、ステンレスはハンダが付きません。接続するには陸軍端子にステンレスだけねじ込むとかそんな方法になると思われますが、試しにロープ全体を圧着端子でギュッととめてみました。ポリエチレンだけしか当たらないと導通しないことになるのですが、何度やっても大丈夫。ステンレスもしっかり噛んでいるようです。ポリエチレンごと丸ごと圧着端子でカシメてOKです。
5.5sq用の端子でやりましたが、しっかり導通しますし、強く引いても抜けそうな感じはありません。ちなみに圧着端子はプライヤーやペンチではなく、専用のJIS規格の工具を使って正しくカシメてください。断面が三日月型に潰されるのが正しいカシメ方です。
給電部側は普通に、端の方は長さの調整が必要なので、端子の輪をワイヤーに通してから留めました。ワイヤーの端が輪になります。つまり折り返しを前提にしたわけです。被覆線ではないのでぴっちり折れば、長さを短く出来るわけです。