前回、7MHzのロングホイップを超ロングホイップ化する魔改造を行いました。
このアンテナは車に積みっぱなしにしていますので、移動先で使用していきます。
今回は同じ改造を3.5MHzでやってみようと思い、やってみました。

7MHzはコメットのHR7で行いました。
今回はダイヤモンドのHF80CLで実施しました。
寸法はコメットのHRシリーズとほぼ同じアンテナです。
コイルとの接続ネジ径やネジ位置が異なりますね。
アンテナの先端の形も少し違います。
ダイヤモンドのHF80CLはネジ径が統一されているので工具も使い分けなくて済むのが良かったかな。
改造点は同じ。コイル下の40センチくらいのエレメントを1mのものに変えるだけです。
さて、どのくらい同調点がずれるでしょうか。長くなるのだから周波数が下がると読んでました。
実際やってみたら20kHzくらい上に同調しました。
えっ!なんで? 伸ばしたのに。
はい、それは、コイルの位置によって必要な巻数が変わるからなんです。
下のエレメントを伸ばしたので、ちょっと下寄りのセンターローディングから、ほぼ真ん中のセンターローディングに変わりました。
コイルの位置がトップに近づくほど、コイルは多く巻かないと(インダクタンスを増やさないと)短縮が弱くなってしまうのです。
今回相対的にトップに近づいたのでしょう。
なのでアンテナ長くなったのにわずかですが同調点が上がりました。
その分トップエレメントを2センチくらい伸ばして同調点を改造前と同じにしました。
面白い結果ですね。
さて受信した感覚ですが、昼間なのでノイズが増えるだけでしたが、大変感度が良かったです。これ、開ける夜間には結構活躍しそうです。
城山湖に車を停めての作業でした。
何故か同じアンテナ2本ある。多分HL40CL買おうと思って間違えたのかな。昔のことなので思い出せません。
でもこれ2本あるから例のバンザイダイポール化基台に付けても面白そう。そうすれば上に打ち上げられるから近県との交信は有利かも知れません。
城山湖は水位がさげてありました。

取水口タワーのてっぺんだけ見えてました。
凄い高さのタワーが水中にあるんですよ。

7MHzの魔改造ホイップに付け替えて、CW、SSBで数局交信して帰ってきました。
3.5もいいみたいですね。当局、残念ながら80CLがないので実験できませんが、持っているローカルに教えることにしましょう。
FBDX@魔改造!
魔改造シリーズ、楽しいです。
飛びそうな手応えを感じています。
一本はベランダにつけてみようかな、なんて思ったりしています。