日曜日、オールJAで賑わう頃、私は城山湖畔に居ました。
無線仲間とダベって居ました。
ここに集まるメンバーはオールJAどこ吹く風(又は参加は家から)のアウトローな楽しい仲間です。
私はここで電圧給電ノンラジアルアンテナの製作をはじめました。
どなたかが作った完成品を横に置き、ひたすら真似事。
これを作る前にやっておきたかったことを始めました。
それは、コイルとコンデンサーで共振回路を組むこと。
ヘアカラーに銅線を10回巻き、同軸ケーブルをコンデンサーにして、並列につなぎました。
そこに、ディップメーターを近づけて共振ポイントをチェックします。
同軸50センチくらいでしょうか、この状態だと15MHzくらいで共振しました。
5センチくらい切ると、300KHzくらい周波数が上がりました。
また5センチくらい切ると500KHzくらい周波数が上がりました。
次は3センチくらい切りましたが、1MHzくらい上がりました。
徐々にシビアになってきます。
こうして20センチくらいになったところで28.5くらいに合った共振回路が出来上がりました。このまま28MHzのダイポールの先端に付ければりっぱなトラップコイルになります。
同軸の長さは20センチくらいですからコンデンサーとしては20PFくらいかなと思われます。
まずはこのくらいの大きさで28MHzに合うんだな、という感覚が欲しかったわけです。
コイル、コンデンサー、どちらも大きくすれば共振周波数が下がり、小さくすれば上がりますから、同軸ケーブルは長め、コイルは少し小さめの方がより調整は楽になるはずです。
トラップコイルをして使いたい場合は、コイル多めのほうが短縮率を稼げますし、逆にあまり短縮したくなければコイルを少なく、コンデンサーをでかくしましょう。
このコイルの途中に直接給電してみました。片方の端にはエレメントを約5mつなぎました。
うーん、失敗。どこにもSWRが落ちる点がありません・・・。
何か別の問題があるか、給電の仕方や接続による共振点の変化があるのでしょう。
次の週末にでも完成に近づけていきたいと思います。
給電の方法は、コイルを切り離すなど、いろいろあるので試してみます。
なにはともあれ、ディップメーターがちゃんと使えたことが楽しかったです。
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わざと左に寄って木にアンテナブツけてました。(笑)
このところ毎週のように城山に居ます。