先日ふと思ったMP-1のデュアルバンド動作、早速実験してみました。
MP-1に付属しているカウンターポイズ用のリボンコード4本は取り付けないで、ワイヤーを一本だけ給電部近くのアース端子に取り付けて地面に伸ばしました。
エレメントは、コイルは最短にしてキャンセル、その上に2.6mもあるロッドアンテナを取り付けます。全長3.5m程のバーチカルアンテナとなります。
まずはホット、コールド、1:1の21MHzのアンテナに仕上げます。SWRは1.5ほどで出来上がりました。
デュアルバンド化ですので、18MHz用として、もう少し長い線を追加。
すると、先ほど同調していた周波数も大きくずれてしまい、2本とも長さを調整し直さないとダメな事態になってしまいました。
2本の長さを順次変えながら、21MHzはある程度落ちたものの、18メガの方はSWR3~4くらいを限度にそれ以上落ちてきません。
2本の引っ張る角度は30度くらい開いた状態です。
なんとなく18MHz辺りに下がっているようなところがあります。
(゜~ ゜)うーん困った。
そうだ、と、地面に置いた2本のエレメントの張る方向をいろいろ試してみました。
対角線上に置くと、ディップポイントは1つ。完全なモノバンドとなってしまいました。
いろんな角度を試してみますが両バンドほぼ同じようには落ちてくれません。しかも落ちる周波数が一気に動いてしまったり。
えいや!とばかり、直近で並行に並べて置いてみたところ、SWRは2近くではありますが、2バンド落ちる特性が出ました。
この状態のまま長さを再調整して仕上げていきます。
SWR2ですけど、狙った通りになりました。
でも再現性がイマイチ。かなり微妙。給電部直後から5センチくらい離して、あとずっと平行に、というやり方が良かったです。
という訳で、なんとか狙った結果は出ました。
MP-1ではなく、釣り竿ワイヤーバーチカルでもやってみようと思います。
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どこかで交錯するとか、重ねると全然ダメでした。
なかなかクセモノです。
ラジアル線ですが5cm間隔がベストなようですが2本接近させた状態では試されましたか?
SWR2位だと送信機フルパワーでも終段壊れませんが飛びは今一でしょうね。