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アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

パソコンでCWキーイング 2台のリグで

2014年01月29日 19時41分03秒 | アマチュア無線

パソコンのキーボードやメモリーキーヤーでCWを打つことが出来ますが、パソコンと無線機をつなぐには基本的に1対1です。

ただマイナスに落とすだけとは言え、複数のリグを一つのインターフェースにつなぐのはよろしくありません。(切り替え式ならOK)

微電流ながらもそれぞれ異なるプラスの電圧がかかっているので、プラスの電圧同士をぶつけてしまうことになるからです。

何が起こるかわかりませんし、回り込みなどの要因にもなりかねません。

電鍵も同様で、1つの電鍵に複数の無線機をつなぐのはやめましょう。

でも、いちいち配線をつなぎ変えたり、インターフェースを増やしたり、パソコンを増やしたりするのは面倒だし不経済だし省エネになりません。

 

さて、当局はインターフェースに USBIF4CW を使っています。

いつもはIC7600につないだままで、HFでしか運用しないので問題ないのですが、たま~に144MHzなどでCWを打ちたい時も出てきます。

たま~になんだからそっちは電鍵つないで手打ちで打てばいいのですが、せっかくの機材なのでFT847でもパソコンでCWが打てるようにしてみたくなりました。

USBIF4CWは手元にあり、PTTはミニプラグ、ミニジャックなのでそれぞれ無線機から引っ張ってきたコードを差し替えるだけでいいのですが・・・。そうしないで済む方法は無いかとしばし考えました・・・。

ん? PTT-out端子がある。

これはUSBIF4CWがモールスを打つときにPTTを制御するための端子です。無線機のブレークイン、フルブレークイン機能を使っている人にはほとんど関係のない端子ですが、これも単にマイナスに短絡するだけの機能ですから電信を送れるはずです。

PTT端子はKEY-OUT端子と連動してはいますが、全く同じタイミングで動いているわけではありません。

普通に使うと少々ディレイタイムを持たせてあるのでセミブレークイン時の送信動作っぽいオンオフ動作になります。

これだと短点が長点みたいになったり符号がつながってしまい、うまく送出出来ません。

キーヤーソフトのほうで、USBIF4CWの細かい設定が出来るので、

・PTTを制御する をオンに

・ディレイタイムを前後共に最低の1に

することで、人間の耳にはほぼわからないレベルでリンクさせることが出来るようになりました。

これで2台切り替えること無くパソコンでCWを打つことが出来るようになりました。

 

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (JR0UIU(阿部))
2019-01-29 21:02:02
いつも交信頂きましてありがとうございます。

悩んでいたところ、貴局のブログにたどり着きました。アドバイス頂けますと幸いです。

これまで、USBIF4CW一台をAVセレクターに接続をして、IC-7600とIC-910に分岐して使っていました。
ところが、最近IC-910と他リグに入れ替えたところ、IC-7600では問題ないのですが、他方に切り替えると連続送信状態になってしまいました。

そこで、貴局のセッティングをしてみようと試みております。
PTT-outにIC-7600、Key-outにFT-847を接続されているということでしょうか?
また、その場合の切り替えはどのようにされているのでしょうか?

突然の質問となり恐縮ですがご教示頂けますと幸いです。

宜しくお願い致します。
返信する
ptt-out にFT847 (JO1KVS)
2019-01-30 01:15:49
UIUさん
こんにちは。
KEY-outに7600、PTT-outに847をつなぎました。USBIF4CWの赤いランプでキーイングしてしまおう、という作戦です。
CtestWinにその機能を搭載してもらいました。CtestWinだとRig2の選択したときだけPTT-OUTでCWが打てます。切替機能付きなんです。

その他のソフトだとリグの電源、モードが両方ともCW状態だと2台同時送信になってしまうので、無線機のモードを変えるかUSBIF4CWから外すかしてます。普段は7600(今は7610)のみkey-outに接続しています。

連続送信になるのはちょっと心配ですね。何らかの微弱な電気がループしているとか、電位差が悪さしている可能性があります。
二台のリグは電源やアンテナ回り、周辺機器等でどこかが繋がっていると思います。繋がり具合で変わるかも。ボディ同士をつないでみるとか。完全にセパレートするとか。
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Unknown (JR0UIU(阿部))
2019-01-30 20:24:32
ご教示ありがとうございます。

CTESTWINの記事も拝読しました。
貴局のご提案で実現したのですね。コンテスト時は活用しています。

ご説明ありがとうございます。
やはり一方を外すしかないですね。HAMLOG連携を使用していますが、CTESTWINのように切り替えができると便利かなと思いました。
アースで何らかつながっているのでしょうね。
物理的にセパレートができるか探ってみます。
どうもありがとうございました。
今後ともお空でも宜しくお願い致します。
返信する
ハムログ連携私も普段はこれです (JO1KVS)
2019-01-30 21:31:57
UIUさん
CtestWinの機能は相談たらいろいろ提案してくれてあの形になりました。裏技的な使い方でFBですよね。
ハムログ連携私もよく使います。
PTT制御する、にして、PTTディレイを最小の1にして、二つの端子からCWを打たせています。
コードは必要なときだけ付ける感じですね。
返信する
Unknown (JR0UIU(阿部))
2019-01-30 21:50:48
ヒントを頂きましてありがとうございます。
今までできていたことができなくなっただけ?と思ていますので、逆に何らかの解決策があるかなと思います。色々探ってみます。
どうもありがとうございました。解決しましたらご連絡いたします。
返信する
半導体のスイッチだと僅かな電気で (JO1KVS)
2019-02-01 06:16:56
UIUさん
半導体のスイッチだと僅かな電気でオンになってしまいます。
電鍵をつなぐ端子は無線機の裏とかならしっかりアースに落ちたらオンになると思いますが、半導体のスイッチだと僅かな電気で反応してしまいます。
コントロールパネルとかマイク端子で一定の抵抗値で短点、長音を打ち分ける場合は誤動作しやすいです。
もし端子が複数あるときは別の端子を試すのもありです。
あとはフォトカプラーとかリレーで直流的にアイソレートするとか。
頑張ってください。
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