一時期デジカメ各社が競った、こだわりのコンデジ、プレミアムコンデジ。
センサーが一回りか二回り大きく、ズームの倍率は低め。画質にこだわったカメラ。
もちろんコンパクトでデザインもシンプルで高級感もある。
自分が選んだのは富士フィルムのXQ-1。これは今も活躍中。買ってよかった一台。
コンデジとくらべてこの機種だけセンサーが二回り大きかったのと、富士フィルムのTが付くデジカメに興味もあったから。
これを買った時は9800円出せばコンデジがいくらでも買える状況で、3万円前後するプレミアムなコンデジはやはりこだわりの一台だった。
さて、今、このジャンル、見渡しても該当する機種が見当たらない。
センサーのサイズはこれを飛び越え、ミラーレス一眼の領域だったマイクロフォーサーズ、デジイチの標準だったAPS-Cサイズのもの、さらには35mmフィルムサイズのものまである。
画質はそれなりにいいんだろうけどお値段がとんでもない。安くても5万円台。本当のプレミアム領域に入ってしまった感じ。
恐らく、1/1.7型、2/3型センサーの需要が少ないんだろうな。
求む、3万円前後のプレミアムコンデジ。
どうも、最近は最低でも5万前後になってきてます。
需要が減ってきてるのに対して、要求されるプレミアム感が上がってきてるのかも。
センサーサイズに対する作り込みが難しくなってきたのかもしれません。
センサー大きくなるとカメラも大きくなってしまうので困るんですよね~。
今後出てこないとなると今持っているXQ-1が逆にプレミアムになりそうです。