アマチュア無線局 JO1KVS

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RHM-12 ダイボール化 やってみました

2022年01月30日 06時21分31秒 | アマチュア無線


RHM-12でダイポール組んでみました。
以前からこの手のアンテナチャレンジし続けていますが、これが最終かな?
お値段もそこそこ張るこのアンテナ二本買って試してみました。

7MHzから調整してみました。
全く同じ長さでペアにしても、同調点はあるものの、受信感度は問題ないのですがSWRは高く、3くらいが限界でした。
片側のロッドアンテナを2段縮めて、コイルの位置は左右ほぼ同じになるようにしながら調整してみると、
ロッドアンテナ縮めた分、すごく同調点が動き、それにあわせてコイルの位置も変える必要があり面倒ですが、
SWRが1.5近くに落ちてきました。
やはりオフセットしないと落ちません。(過去2種類のアンテナも同じでした)
これはバランを使っても使わなくても同じでした。
ロッドアンテナをさらにもう1段縮めたところ(再びコイルも調整)、SWRがさらに良くなりました。これ以上はまだ実験していませんが、片方3段縮める、でよしとしました。
結果はこんな感じです。



この時はコンディションも良くて、S9オーバーの信号も目白押し。バンドの上半分の方も3kHz置きが確保できないくらい賑わってました。

さて、呼んでみましょう。
パイルにガツンと勝つようなアンテナではありませんが、呼んだ局とはほとんど交信出来ました。
ある局長さんから
「やっとつながった(初交信)、あのくるくる巻いたコイルのアンテナ、やってますよ、今日は違うのだけど」と嬉しい会話も聞けました。

よし、いける。
相手からのレポートも当局から送るより少し弱め。CQ出しても空振りそうな感じではあるけれどこれより飛ばしたければもっともっと安くて良く飛ぶフルサイズを張れば良い。
(IC-705やFT-817等のQRPの方こそフルサイズで運用することをお勧めします。実際7MHzは相手のSメーターを9振らせないと交信難しいんです。)
お気軽運用ならこれで行こう、と言う感じです。


ハイバンドはコイル調整がシビアでちょっと動かすとバンドから外れてしまい、調整が難しいです。
何しろ2個コイルがありますから。
ハイバンドの方がオフセット要求度が高い傾向を感じました。
この日は21MHzでロシアの局と交信して満足。

初日にしては上出来です。

アースの良し悪しの影響を受けないダイポール化は長さなりの飛びが安定して期待できるのでメリットが大きいです。

このアンテナの魅力はオプションコイルで3.5MHzや1.9MHzにも出られること。
先日モービル基台では良好で、次回ダイポール形で試してみたいと思います。

全長的には前回のAmazonで買った台湾製のアンテナと大差ないので、3.5MHzや1.9MHzの拡張の必要性の無い方はそちらで試す方が遥かに安く済みます。

気になった方は試してみてください。
以上JO1KVSポータブル城山湖でした。
コメント
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