パッチンコアは同軸ケーブルや電源ケーブル、マイクやヘッドホン、パドル、コントロールケーブルに付けてノイズ対策、回り込み対策にと活躍していますが、皆さんもそのようにお使いだと思います。
今回は、エレメントの長さ調整に使えないかと考えてみました。
というのも先日から活躍しているヘックスビームは調整どころが無く、あるとしたら地上高を変える、マルチバンドのエレメントの干渉を逆利用して張る組み合わせを変えてみる、くらいしかやりようが無く、抜本的には別にエレメントを作るしか無いからです。
給電部の端子のところを複数箇所付け替え出来るよう工夫したり、ギボシでカットしたり足したりして、異なる長さで給電できるようにする、という手はあるのかなと思います。スプレッダーはしなりますし、通すD環も実はスライド出来るので、エレメント全体の長さは吸収できます。
特に28MHzCWと29MHzFMは離れているので、切り替えたほうが気分がいいですし。
いつか実験エレメントを自作してみましょう。
この度思いついたのは、エレメント(被覆導線)の上からパッチンコアを付けることで、高周波的にはそこの長さまで、という感じで遮断できるかどうか。これがうまくいけば各種ワイヤーアンテナの長さ調整が俄然楽になります。
実験はこれから。
遮断されて高周波的に短くなり、同調周波数が上がるのか、
逆にLと認識されて高周波的に長くなり、同調周波数が下がるのか、
効果はあっても送信するとコアがえらく加熱して危ないことになるのか、
皆さんはどう思われますか??
楽しみです。