当局の無線機の設置はとてもいい加減で、開局当初は安価なカラーボックスにFT690、290、790Rを徐々に増やし、最後にTS440Vを入れました。カラーボックスだから棚板も弱くどんどん撓んで、さらに団地の窓際だったので結露で痛んで酷いものでした。
その後引っ越しをしましたがそこでは無線が出来ず、無線機はモービルで使うもの、ハンディ機以外はすべて押入れに。
時折南側のベランダにアンテナを設置して、食堂のテーブルに無線機を並べて家屋内移動運用で運用してました。運用が終わればすべて撤収です。
今住んでいるところはマンションですがやっとテーブルの上に固定機を並べることが出来ました。でもそれは広めのパソコンテーブルの一角に固定機2台を積み上げただけ。それでも自分には立派な立派なシャックになったわけです。
本来リグの上にリグを積むのはよくないことですね。
さて、この度IC7600という中堅機が手に入ったわけですが、さすがにそれを一番下にして、上にリグを積むには抵抗があります。
上に乗るIC7400は実は結構重くて、IC7600と大差ありません。奥行きも7400のほうがあります。7400は実勢価格が低かったのですが、結構必要なところには必要な大きさの部品をしっかり使っている、かなりお買い得なリグだったのでは?と思われます。
話がそれました。
そして、未だ夢でしか無いのですが、いつかはFTDX-5000をと思えばこそ、IC7600導入を機に今からしっかりしたラックを用意して収納する体勢を整えるのが良いと考えました。
諸先輩方のシャックは壁一面、テーブルの上一面がリグやらチューナーやらモニターやらでびっしりで、それは素晴らしいものですが、なかなかそこまでは・・・。机の上は縦一列にリグが並ぶ幅を確保するのがやっとです。パソコンモニターと小型液晶テレビが合計2/3のスペースを占めているので・・・。
人が乗ってもへっちゃらなくらい頑丈で、そこそこ安く、そして実績のある入れ物・・・そうだ、スタジオ用のラックだ。
Uラックと呼ばれるもので、幅は50センチ近くあり両サイドにはスタジオ用のエフェクター等の機材をネジ止め出来る穴が並んでいます。ステレオのアンプなども収納できるくらいの大きさです。 裏側は抜けているので配線にも便利です。FTDX-5000も、なんとIC7800もピッタリ収納できるサイズなんです。
購入にあたり迷ったのは、大きな箱にトレイを入れるか、小さな箱を複数積むか、でした。
お値段的には小さな箱は結構安く、大きな箱を一つ買うより小さな箱を3使ったほうが安かったりします。これを積めば棚板は不要です。但し、床板と天板が重なる部分が分厚くなりすぎたり、各箱に無駄なスペースが出来るので効率が悪い。設置は超簡単でもそれなりにデメリットがあります。
一方大きな箱に棚板作戦ですが、棚板も耐荷重が大きい物はこれだけで結構高く、棚板一枚で小さなスタジオラックが買えてしまうほど。少々コストがかかってしまいます。けれど、棚板の位置は一定の間隔で好きなところに設置できますから効率良く収納することが出来ますしあとでレイアウト変更も可能です。
というわけで、大きさは高さ76センチ程度の箱にしました。この上にもリグは乗りますから、もう十分かなぁと思います。
今日発注したので今週中には届くと思います。楽しみです。