アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

アマチュア無線家が集まってキャンプしていたら、無線を運用している“犬”がやってきた!!

2012年01月09日 17時47分56秒 | アマチュア無線

1月8日(日)~9日(祝)、1泊2日でキ無線仲間とキャンプに行って来ました。

初めての冬キャンプです。

大きなキャンプ場でしたが当然ガラガラで、周囲はほぼ貸切状態。美味しい料理を次々と御馳走になりながら、深夜1時くらいまで楽しく談笑していまいした。

もちろん屋外で外はとても寒いのですがこの日は雲があって放射冷却が無かったことや、焚き火を囲んでいたこと、風を遮るブルーシートを張っていたこと、そしてなによりスクリーンタープを用意していたので、もこもこに着ていれば寒いということはありませんでした。手袋不要なくらいです。

テントは山岳用の1~2人用。一人用マットと冬用シュラフ。本当に暖かく過ごせるのか心配でしたが、寝袋の中は終始汗をかくほどの暖かさでした。

無線の運用としてはいつもお世話になっている地元のレピーターへのアクセスを試みました。車からは場所を探れば充分交信できましたが、FT817にRH770という最強ホイップを付けても交信できる場所はあまりありませんでした。そこで自作の6エレ八木(500円八木(右のリンク参照))を出動!。四方を探り強い方向を探るとなんと逆方向の斜め上だったりと、山間の430の飛びは面白い。6エレ八木にすると指向性で信号が入らない方向もありますが、ほぼ殆どの方向でレピーターにアクセスできました。アクセス率急上昇です。やはり八木は凄いですね。

ローカル局はD-STARを運用。山間部でありながら西東京レピーターにアクセスでき、後から来る局と交信していました。デジタルも凄いですね。

さて、今回のキャンプで珍事件が!!。ある周波数で変なFM波を受信!。なにやらどこか走り回っているような音が聞こえます。動物に取り付けられた獣ビーコンか!。信号も強く結構近くを走り回っているようです。ずっと走っている。イノシシか?鹿か?そんなに走り続けるものなのだろうか。こんなのが襲ってきたら怖いなぁと思っているとどんどんシグナルが強くなってきます。

ふと先の方を見ると犬が、首にアンテナが付いている猟犬!。動きと音が一致します。お前か~~!!。犬なら走り続けるわけです。おとなしそうなビーグル犬。近づいてきたのでFT817のボリュームを上げてみるとハウリングが起きました。なんだかテレビの盗聴器を見つけたシーンを思い起こします。

しかしこの無線犬、油断していたらすっとぼけた態度で食材を漁って食べてしまうではありませんか!!。何を言っても全然やめません。

これはやばい。この犬がこの近所の野良だとしたら今日のキャンプはこの犬との防衛戦に終始してしまいます。なんとか追い払うもののビーコンの受信は欠かせません。信号が強くなれば側に居ますから。やがて信号は弱くなってどこかに去っていってしまいました。一安心。

夕方になって軽トラに犬のオリを4つ積んだ車が。ハンターが降りてきて一匹行方不明の犬を探しているとのこと。さっきうちの食材、鮭と里芋と竜田揚げを取られたと言うと、すみません弁償します、と言われました・・・弁償の件は別にイイよで済ませましたが雰囲気的に常習のようです。(笑)

無線の仲間が集まっているところに無線をやっている犬が現れる、しかもそれを正体は不明のまま事前に察知していた、なんとも珍事が起きました。

コメント (8)
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