アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

PSK31

2006年02月02日 19時41分54秒 | アマチュア無線
 PSK31は最近注目を浴びているデジタルモードです。パソコンとリグとインターフェースがあれば簡単に出来るので自分も一応出れるようになっています。免許もちゃんと申請してあります。(モードはG1Bになります)
 このPSK31は帯域幅が非常に狭いので限られた周波数を有効利用することが出来ます。SSBモードを使いますが帯域は数ヘルツ。不思議ですよね~SSBは約3KHzの帯域をとるのに・・・。実はSSBモードでありながら単音に位相変調をかけた信号で変調をかけるので、実際に出ている電波はとても狭いという仕組みなんです。このため、リグに送り込む音声信号は他の音が混入しないように注意する必要があります。例えばマイクからの音が混入してしまうとそのまんまSSBの約3KHz帯域の電波が出てしまいます。また歪んだ音を送り込んだりレベルオーバーも御法度です。余計な電波が出てしまいます。ですからALCの作動しない低いレベル、フルパワーの数分の1程度の出力になるくらいのレベルで運用します。
 リグとパソコンの間は単純に双方の音声出力を入力につなぎさらにPTTの制御を行っているという単純なもの。回り込み対策でフォトカプラやトランスを入れればベストですが直でもなんとかなることが多いようです。自信のある方はネット上にある製作例を見ながら自作してはいかがでしょうか?ちなみに私は既製品を使用しています。(*^^*ゞ
 パソコン側はPSK31用のソフトを用意するだけ。
 受信だけならインターフェース無しでも可能です。リグのスピーカーから聞こえる音をパソコンのマイクで拾えばOK。とりあえずPSK31を受信してみたい人は是非やってみてください。
 またPSK31のソフトはスピーカーから送信音を出すことが出来ますから別のパソコンのマイクで音を拾って通信が出来るんです。電波を使わず音波でPSK31ごっこ。これは結構楽しいかも知れません。基準周波数が異なれば複数の交信が同時進行出来るはずですので大勢でやってもいいかも。
 パソコン2台ある方は実験してみてください。RTTYもSSTVも同じ事が出来ちゃいますよ。
コメント
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