都会珍道中

今日も涼しかったですね。
とはいえ　一日中働き　汗だくの私。

さて　昨日　有名ブランドやおしゃれな店が立ち並ぶ表参道へ出かけた夫と私。

第一目的地のミーレのショールームで　食器洗い機の説明を聞き　
別件（我が家に取り付けられるかどうかという根本的問題）でやや不安になりつつも　ミーレを後にしました。

・・・で　私が　そののちに考えていたプランはこう。

近くの青山墓地を見て　青山一丁目駅まで歩こう。

皆さん　青山墓地いったことありますか？
私はありませんでした。
学生のころ　『青山墓地は外人墓地で　明るく日本の墓地と違っておしゃれな感じ』と聞いておりました。
イメージは　スウェーデンの世界遺産「スクーグスシュルコゴーデン」。

まあ　墓地を観に行こうというのも　やや胡乱な話ではありますが
そんなにオシャレなら　一度は見てみたいじゃないですか？


・・・・で　青山墓地に行こうとしたところ　夫が　
「そのあと赤坂サカスに行きたい。」
と言いだしました。

赤坂サカス？
確かTBSだよね？
うーーーん。いまいち位置関係が分からないんだけど。
地下鉄で3駅だから　まあ30分くらい？



夫は　最近買った都内のハンディタイプの地図をもってきていました。
地図をぱらぱらめくっているから　分かったんだろうなあと思い　
そのまま　青山墓地を抜けていこうとしたところ　

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そりゃあ　じめじめした感じはしないけれども　あくまで墓地。
外人墓地はおろか　「スクーグスシュルコゴーデン」とは　程遠い　広大だが普通の日本の墓地。
さすがに　青山。
群馬の田舎の墓地位の各々の敷地に　日本のお墓がたくさんある。
土地代いくらだ？

あり？
外人墓地は？
と　思って　園内の地図を見ると　
おおお。『外人墓地』と書いている場所がある。
全部が外人墓地じゃないのね？と　思いつつ　そこに近づこうとすると　夫が
「そっちじゃない。こっちだよ。」
「え～　地図だとこっちだから！」
「絶対　こっちだよ。」
「・・・・・・・・・・・。」

皆さまご存じのとおり　私は極度の方向音痴。
しかし　地図が読めるので　地図があれば　分かる。
しかし　地図を見ていた夫に　『絶対』とまで言われれば　そちらに行くのもやぶさかではない。

ところが　ポツンポツンと　外国の方のお墓かなと思う場所はあるものの
「スクーグスシュルコゴーデン」は　現れない。

「やっぱり　違ってない？」
と　私が言うと　夫は
「こういう規模なんだよ、きっと。」

ん・・・・そ・・・そうなのか？

なんだか納得できないけれども　諦めて赤坂サカスを目指すことに。
夫は　遠いような近いような新しいビルを指し　
「あそこだよ。」
という。

しかし　墓地内で夫の指示通り細い道に入った私たちは　なかなか墓地から出られない。
周りをめぐっている柵にはばまれてしまうのです。
夫はそれでも　細い道で
「ここは行けるんじゃないの？」
と　ずんずん進んでいくけれども　全然外に出られない。

結局　私が　墓地の中の大きい道に誘導し　なんとかつきあたりから出ることができました。

そして　夫が指し示す『赤坂サカス』のビルに向かう。
ここでも　夫は　やたら細い道に入りたがる。
最初　地図を見て言っているのかと思ったけれども　またもや行きどまり攻撃の連続。

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田舎の道は　たまに人の家に入っていってしまい行き止まりってこともありますが
たいていの場合　どこか大きい道にでます。

しかし　都会の道は違う。
私は幼いころから都会で暮らしていたので　なんとなく『この道行き止まりアラーム』が鳴るんですが
夫には全くその感覚がないらしい。

結局　無理やり引っ張って　この道なら抜けられそうというところから　
夫が指し示す『赤坂サカス』のビル付近にでた。

やっと　着いた。
と　思ったら　夫が地図を見ながら
「え～と　中継点がここだから　次はあそこだあ！」

？？？？？中継点？

夫が指し示したビルは　まったく明後日の方向の別のビル群。

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・・・・・・・・・・・・・

この時点ですでに40分を過ぎていました。

いいかげんにしてくれ～　

TO　BE CONTINUED。

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