まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「思い出のとき修理します 3」谷瑞恵

2015-06-10 07:32:04 | 読書のすすめ
ここ数日涼しかったのに 今日はまた暑くなるみたいですね。
どちらさまも体調にお気をつけください。

さて 谷瑞恵の「思い出のとき修理します」第三巻を読みました。

思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)
谷 瑞恵
集英社


ほとんどの商店がシャッターを下ろし寂れてしまった津雲神社通り商店街。
美容師の仁科明里は、傷つき疲れ果てて想い出のその街にやってくる。

そこで見つけた「思い出のとき修理します」という文字。
そこは 開店しているのかどうか分かりにくい修理専門の時計屋。
時計屋の店主で商店街の会長の飯田秀司と明里は出逢う。

この二人を中心に様々な事件が起きる。
時間をもどすことが出来るというツクモさん(神様)のそばで不思議な出来事も起きる。

ツクモさんの社殿に住んでいる太一も ミステリアスである。
神主の親戚の大学生ということになっているが かなり昔に現れていたり・・・
ツクモさんのご利益? 時を戻すというのと一緒でとても不思議な仕上がりになっています。


皆様のご想像どおり 明里と秀司は第1巻で付き合いをするようになる。
そして第3巻。

秀司の店に秀司の父の友人の娘が働きに来る。
彼女は何故だか明里を嫌っているようで 秀司を狙っている?

秀司の穏やかな愛に包まれて すこしずつ辛かった過去と向き合えるようになってきた明里。
しかし 突然のライバル出現に・・・

ずっと気付かなかったが ジャンルはミステリー・・・らしい。
そうだったんか・・・3巻にして気づいた事実。

そう言われてみれば 謎解きっぽい雰囲気あったか・・そうだったか・・・?

こんな鈍い私も 気になっている二人の恋の行方。
え・・・それしか気にしてない?
そうでもないですよ。

今回は”家族”がテーマなのかな。
いろいろな家族が出てきます。
難しいですよね。
家族と一口に言っても家族関係はひとつじゃない。

よく絵にかいたような家族とか言うけれど どんな家族だって話です。
磯野家とか?
白戸家?(あれはある意味家族カテゴリーぶっちぎっていますね。)

できれば1巻から読んでいただきたいなあ。

いがぐりおは 変えてしまいたい過去ある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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2 コメント

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Unknown (ブタフィーヌ)
2015-06-11 08:20:57
家族関係もさまざまですよね
みんなが磯野家のようだったら・・・
幸せなんだけど^^
なかなかそうじゃないもの

「変えてしまいたい過去」
あるようでないような
だって嫌なことはすぐ忘れるから(笑)

返信する
ブタフィーヌさんへ (まんじゅう)
2015-06-16 18:46:35
そうですね。
他人なら別れることができても家族は・・・
だからこそ、「理想の家族像」があるのかも。

変えてしまいたい過去・・・
忘れるに限ります。
え・・忘れ過ぎ?^^;
返信する

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