まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「黄昏の岸 暁の天」小野不由美

2019-09-21 14:09:35 | 読書のすすめ
今日の群馬は 雨。
涼しいを通り越して寒い位です。

さて 小野不由美の十二国記シリーズ 
現段階での最新刊「黄昏の岸 暁の天」を読みました。

こちらでも何度かお伝えてしているように
10月12日(土)に久々に十二国記の続刊が上下巻で
11月にも上下巻で
計4冊発行されることが決まっています。

平成26年に「黄昏の岸・・・」が発売されてから
実に5年。

ぶっちゃけ ものすごーく楽しみです。

例のごとく その時期に自分がどこにいるのかが謎で
予約が出来ないのが悲しい。

話を戻して「黄昏の岸・・・」

戴の国の将軍李斎が 
慶の国へ 助けを求めることから 
物語は始まる。

これまで 十二国記を読んできた方々ならご存知の李斎。
武人だが とても心の根のよい優しいお姉さんなのである。

その李斎が片腕をもがれ 命からがら助けを求める。
「泰麒と驍宗(ぎょうそう 戴の王)を見つけてくれ。」
と・・・・

これまた皆さんご存知 ネクラだがお人よしの
慶の王 陽子は 死に物狂いで助けを求めてきた李斎を放っておけない。
しかし 慶も陽子が王になって間もなく
正直人の国の世話してる場合なんか?という状況。

しかも 陽子は胎果と言って 
十二国以外で育ったため(日本育ち) 
王としての責務はもちろん 基本的なことも何も分かっていない。

十二国に来てからも 人間不信でネクラにますます磨きがかかるほど
酷い目にあってきたので
人間としては成長し 王らしくなってきている。
しかし 既得権利を振りかざすもともとの役人たちには 
陽子をよく思わない輩も多い。
これまで女王が何度か倒れたこともあり
女王であるというだけで不信感の強い民も多い。


とはいえ 李斎の力になりたい陽子は・・・・




ここで 皆様に説明することがある。
十二国記の世界では 例え隣国であろうとも
干渉しない世界である。

干渉しないというよりは 「できない」がふさわしい。

過去に隣国の難民が可哀そうという目的だけで
助けようとした王が 尋常じゃない死に方をしていたりする世界。
つまり 十二国記を支配しているらしい天帝?がそれを許さないのだ。

日本育ちの陽子は そのことに納得できず
王が滅びた時のために お互いにもっと協力できないものかと考えている。

そんな中で助けを求められたのだから 助けたい。
でも・・・


そうやった。驍宗行くえ不明だったんやな。。。


もう 大丈夫。
大人になった泰麒にもなれたよん。
ちょっとヤサぐれて 髪にパーマを入れようが
全然OK!気にしない。

白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
小野 不由美
新潮社


あとは 新刊を待つのみだ。。。。

皆様もこの機会に ご一緒に十二国記の世界を楽しみましょう!!

小野不由美先生。
十二国記のファンなのに
十二国記の良さを伝える力がなくて申し訳ありません。

本当に面白いので 是非ご一読ください!

いがぐりおは 十二国記知っている?
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