まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「烏に単は似合わない」阿部智里

2018-06-06 16:59:09 | 読書のすすめ
今日の会津は 曇り。
気温もほどほどです。

さて 阿部智里の「烏に単は似合わない」を読みました。

烏に単は似合わない  八咫烏シリーズ 1 (文春文庫)
阿部 智里
文藝春秋


八咫烏(やたがらす)シリーズ第1巻です。

3本の足を持つ八咫烏。
東家の二の姫は 姉が痘瘡にかかったため 急遽登殿(入内の前段階)することになった。
日嗣の御子の后選びの為 桜花宮に移り住むのだ。
しかし そこには南家の浜木綿、西家の真すほの薄、北家の白珠という
何れ劣らぬ美姫たちが集う場であった。
そこで彼女たちは日嗣の御子がやってきて 自分が后に選ばれる日を待つが。。。。

この八咫烏シリーズは 司書仲間に勧められていたもののなかなか読めなかったシリーズ。

最初 うわ これ韓流にありがちな ドロドロ宮廷もの?と思ったが
途中から ん?と思い
あー これはシリーズになるわけだわ〜と納得。

姫たちの背後には 東西南北の大貴族がいて政治的泥仕合と
女の意地のぶつかり合い その辺はまあいいとして
最後は すごいどんでん返し。
阿部さん いい意味で読者を裏切るタイプ。

続いて読んだ「烏は主人を選ばない」

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫)
阿部 智里
文藝春秋


こちらは 1巻にはあまり出てこないが美味しいとこさらって行く日嗣の御子こと若宮と
北家の郷家出身の雪哉が主役。
1巻で若宮がなぜに姫たちの前に現れなかったかや
若宮が何考えていたかがよくわかる仕組みになっている。
でこれもまた 最後 何故?という展開になる。

そして読んだ第3巻。「黄金の烏」。
后選びの後 雪哉の地元で村中の八咫烏が惨殺される事件が起きる。

これまた なんか 妙な展開に。

あーとりあえず6巻で1部は完結しているらしいから
4から6巻も読んでスッキリした〜い。\(//∇//)\

ジャンル分けするならファンタジーなんだろうけれど
グイグイ読まされます。

おすすめです。

いがぐりおは ファンタジー好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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2 コメント

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Unknown (maki)
2018-06-06 19:44:36
こんばんは。
八咫烏というとサッカー!と反応してしまいます。
このシリーズ読んでみたいと思います。日曜はジムから
食事、その途中に本屋さんがあるので、是非!と思っています。
今夜みたいに、猫パパがいない夜は読書に限りますね。
返信する
makiさんへ (まんじゅう)
2018-06-07 00:04:12
こんばんは。

八咫烏サッカーのロゴなんですね。
逆に知りませんでした!
お好みに合うといいのですが
相性が合えばかなり面白いと思います!
返信する

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