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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダムSEED②砂漠の虎 原作/矢立肇・富野由悠季 著/後藤リウ 2003年7月1日 角川書店(4回目)

2016-07-10 05:26:01 | ガンダム
あーいーをさーがしてーーー→1回目2回目3回目



○あらすじ
敵は全て滅ぼすべし?





PHASE 04


「では、お・・・・・・おやすみなさい」
 ぎくしゃくと別れを告げるアスランに、ラクスの方は動揺したようすもなく、にっこりと微笑んだ。
「おやすみなさい・・・・・・よい休暇をお過ごしになって」
これでもう思い残すことなく兵器になれるね?(殺意)


「――〝オペレーション・スピットブレイク〟・・・・・・なんとしても早急に可決させねば」
 ユーリはパトリック・ザラが掲げる作戦名を口にした。地球侵攻作戦〝オペレーション・ウロボロス〟の最終段階であり、最後の宇宙港として地球連合軍が頑強に守り続けているパナマを攻略するための作戦である。
hmhm。

ユーリ・アマルフィは、クルーゼ隊の赤服少年ズの1人ニコルの父親。
国防委員なので、せっかくニコルが休暇中なのにとても忙しい。
「・・・・・・昔は父さん行かないでと泣いて、出かける前にはキスしてくれたのに・・・・・・」
「それは・・・・・・三歳くらいのころの話でしょう?」
 いいかげんうんざりしながら、ニコルは指摘した。
「あなた、キスなら私がしてさしあげますから」
ニコルのママンであるロミナは、
『十代の子供を持つとは思えないほど若く愛らしい容姿』だそうです。
『オペレーション・スピットブレイク』の標的はアマルフィ家にしよう(殺意)



「――我らコーディネイターは、もはや別の新しい種です。ナチュラルとともにある必要はない」
 うそぶくパトリックに、クラインは迫る。
「早くも道に行きづまった我らの、どこが新しい種かね!? 婚姻統制を敷いてみても、第三世代の出生率は下がる一方なのだぞ!」
 ――そう、それが、人類の夢を体現したコーディネイターたちの、アキレスの踵だった。
より良く「進化」したはずが・・・・・・『皮肉』としか言いようがない。

今は少子化対策に力を入れるべきと戦争反対のシーゲル・クラインと、
だからこそナチュラルを早く皆殺しにするべきと主張するパトリック・ザラ。
「我らはもう、今持つ力を捨て、進化の道を旧人類へと逆戻りすることなどできぬのですよ」
 そして、彼は部屋を出て行った。一人取り残されたクラインは、固く拳を握りしめる。
「――我らは進化したのではないぞ・・・・・・パトリック」
 やりきれない思いが、震える唇から漏れた。
コーディネイターを引っ張ってきた男たちの意見は、どこまでも平行線でした。


その後、パトリックはクルーゼと何やら怪しい会話。
『真の〝オペレーション・スピットブレイク〟』云々。
 パトリックは信じ込んでいる。すべてが自分の思いどおりに運んでいると。なんと、愚かな。
 思い通りに自分を操っている者が誰かも知らずに、甘い夢ばかりを見ている。
 コーディネイターもナチュラルも同じ、愚か者ばかりだ。
パトリックが腹心として信用しているクルーゼだけど、実は・・・・・・




PHASE 05


「――支配はされない。そしてしない。・・・・・・俺たちが望むのはそれだけだ」
レジスタンスのリーダーであるサイーブの信念。

そんな『砂漠の男』と協力して、『砂漠の虎』突破作戦開始!
「ダメダメ! ダメだよ、ホンモノは」
 カガリちょっとがっかりして、口を尖らせた。
「・・・・・・わかってるよ!」
スカイグラスパーのシミュレーターでなかなかの腕前を披露したカガリ。
アークエンジェル、スカイグラスパー2機積んでるんだよねー。ねー。


 こんなものが欲しかったわけじゃない。
 逃げるように走りながら、彼は懸命に涙をこらえようとした。
 フレイは、やっぱりサイを愛しているのだ。
サイが起こした一件から、フレイの本心が見えてしまったキラ。
独り、ますます追い詰められていくことに。



一方、『砂漠の虎』サイドは――
「・・・・・・かえって邪魔になりそうな気がするけどな。地上戦の経験ないんでしょ、彼ら?」
エリート部隊ですからね」
地球に降りていたイザークとディアッカが合流。
でもバクゥことわんわんお(U^ω^)を満足に補充できなかった虎はご機嫌斜め。
クルーゼ嫌いも手伝って、イザークの傷の件をちょいとつついて暇をつぶす。
あっさり乗せられるイザークはカルシウム不足だぜっ


アークエンジェル対『砂漠の虎』、ファイ!
「本当にエールでいいのか!?」
 マードックが念を押すのへ向けて、
「〝バクゥ〟相手には火力より機動力です!」
燃費が悪いランチャーと重力下では『重い』ソード。
装備を換装してあらゆる状況に対応って一見便利そうだけど、
長期戦に対応するなら同じ装備が複数欲しいよね。


さぁ両軍モビルスーツ出撃!
・・・・・・おやぁ?イザーク君は何やら不服なようですよ。
ストライクゥ・・・・・・と猛っていたのに配置が『艦上』で面白くない。
「おーやおや、クルーゼ隊では上官の命令に、兵がそうやって異議を唱えてもいいのかね?」
 切り返されてイザークは、少し勢いをなくした。
「いえ・・・・・・。しかし! ヤツらとの戦闘経験では、俺たちの方が・・・・・・」
負けの経験の間違いでしょ」
マケノケイケンデショー?
スペシャルエディションは「声」が違うそうで。
それだけでもう観る価値無いデショー(断言)


そして始まった戦闘では、
策にはまった上、地形に翼が引っかかったアークエンジェルがピンチ!
・・・・・・間抜けすぎる。いや、宇宙用の戦艦だから仕方ない・・・・・・仕方ないか?

5機のバクゥを片付けて援護に向かおうとしたストライクの前に、
あの男の機体が立ち塞がる!
「隊長機・・・・・・? あの人か・・・・・・っ!?」
 キラの頭を、先日見た敵将の顔がよぎる。
 容赦なく撃ちかけられるビームをシールドで避けながら、キラはライフルで応射した。
ストライク対ラゴゥ、ファイッ!


「ハッチを開けろ!」
「あああ~もう! 今どきのガキはぁ~っ!」

アークエンジェルのピンチに、カガリがスカイグラスパー2号機で出撃!
敵艦に見事ダメージを与えるも、僅か1ページの活躍の後被弾して着陸。
シミュレーターと実戦は違うのよう(´・ω・)


バクゥは全滅、戦艦も撃破寸前・・・・・・残るはラゴゥのみ。
キラは降伏するよう願うも・・・・・・
<戦うしかなかろう! 互いに敵である限り、どちらかが滅びるまでな!>
 あのとき彼は銃をおさめた。しかしここは戦場だ。
 ――どちらかが滅びるまで・・・・・・。
 彼女は自分のどこが気に入ったのだろう。そう言えば、まだ聞いたことがなかった・・・・・・。
決着は、つきました。


「――ぼくは・・・・・・っ・・・・・・」
 ――殺したいわけじゃない。殺すために戦っているわけじゃない。それなのに・・・・・・。
(´・ω・)


2巻でも、キラはさらに精神的に追い込まれていくのでありました。
この時点では精神崩壊エンドしか見えないよ。



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