今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダム0083(上) 今西隆志=監修 山口宏=著 1992年4月1日 角川書店(2回目)

2019-07-06 08:40:32 | ガンダム
1ヶ月とかまぁ辞書率高すぎるから仕方ないね→1回目



○ここまでのあらすじ
新型ガンダムを1機盗られちゃったよー




第2章 『終りなき追撃』


「ジオニストの豚どもめ。ぶっ殺してやる!」
この鹵獲ザクで「豚ども』を瞬殺してやるお!!!!!


「連邦の虜囚となったか、06」
 かつての戦友と、戦場で再開した兵士の心情である。しかもその戦友が、敵軍に寝返っていたとしたら。
 09Fのパイロットは、即座に決意した。
あっ



新型ガンダムをあっさりくれてやる訳ないだろ常識的に考えて!
『死にたくなくば、そこを、どけい!』
 言うが早いかガトーもサーベルを抜いた。
 瞬間、まさに瞬間の一閃だった。
1号機の性能のおかげでかろうじてセーフ


しかし――
『ウラキ少尉。私を相手にするには、君はまだ、未熟!』
技量の差は如何ともしがたく・・・・・・
2号機には逃げられてしまいました


そのままにしておいていいはずがないだろ常識的に考えて!
バニング大尉の指揮でコウの1号機含む4機のMS
(バニングのジム改、アレン中尉のパワード・ジム、キースのザク)で追撃だ!
『おいコウ。実戦だってさ。参ったな、おい。ははっ!』
笑うしかないね、ハハッ!


ジオンの連絡艇コムサイ発見!
宇宙に逃がしてなるものか、二手に分かれて奇襲を仕掛けるんだ
『アレン中尉!』
ああっ


まずい、コムサイが飛び立つぞ
 ――逃げてたまるか。
 その決意がトリガーに伝わり、1号機は撃った。
離陸阻止成功


敵機を初撃墜やったぜ
乗ってた2号機もまとめて片付いたやろなぁ
 核攻撃にさらされる事を前提に作られたモビルスーツである。推進剤の爆発と衝撃程度では、到底致命傷とはならない。
 コウは瞬時にそれを理解した。
 ――こいつは、化け物だ。
スーパーロボットかな?(震え声)


ところで、ジオンのエースパイロットであるガトーは
『ソロモンの悪夢』として連邦軍の現代戦史の教科書に載っているそうな
『我々は宇宙市民の真の解放を掴み取るのだ。地球からの悪しき呪縛を、我が、正義の剣によって!』
 コウは戸惑った。この男、何を言い出すのだ。まるで教科書の中の歴史上の人物が、そのまま亡霊となって現れ、自分の耳に囁いている。そんな感触だった。
ガトーとデラーズの芝居がかりすぎてる感
キングダム的な作品にいても違和感なさそうというか
なお早速第2Rかと思いきや、ガトーは部下とともにさっさと離脱しました


今回の件で出撃しているのはバニング隊だけではありません
 バニングの助平野郎、しくじったようだな。
 カレントは密かにほくそえんだ。
別動隊のジム4機を率いるはトリントン基地の防衛部隊隊長のカレント大尉
同階級のバニングを(『被害妄想と勝手なやっかみ』で)ライバル視中


濃霧の中、敵がソロモンの悪夢と知って不安がる部下たちですが、
カレントの読みでは逃げた2号機や他の敵機はそろそろ弾薬が尽きるはず
つまりソロモンの悪夢だろうが正夢だろうが楽勝ということ
 部下の士気を上げようとする彼は、それはそれで確かに立派な隊長ではあった。しかし肝心の事を考慮に入れ忘れていた。
 技量の差である。
あっ


という訳で、連邦側の戦力はバニング隊の3機だけになりました(絶望)
キースなんてもうパニック寸前ですわ
『戦いは常に先へ先へと進む。その勝敗は、お前らがピーピー泣いている赤ん坊のままかどうかで決まる。それだけは、忘れるな』
これは隊長の風格
正直この状況はバニングが1番絶望したいところよね
実戦初めてのヒヨッコを2人も抱えて敵のエースを倒せってマジ無理ゲー


バニング隊、敵機発見!
 バニングが砲撃の中に突っ込む。
『この霧だ。弾なんて当たりゃせんぞ!』
ベテランは思い切りの良さを持っているもの


コウとキースも突撃するのだー
「うわあっ!?」
 しゃがみ込み、わずかな見切りでかわしたと思った。しかし灼熱化したヒートサーベルは、キース機の頭部を見事なまでに寸断していた。サッカーボールのように、キースの06F2の首が音を立てて転がる。
「メインカメラが!」
ぐわー


まだだ、たかがメインカメラが
「駄目だ!」
キース\(^o^)/


ところがぎっちょん!
「ちきしょう!」
 目には涙があふれていた。モニターの映像も歪んで見えない。しかし振り下ろさねば自分が殺される事は判りきっていた。だから彼は振った。
撃墜スコア1


バニングが砲撃型の敵機を相手取り、コウの1号機が2号機に突撃!
信念だかなんだか『戦いの意味』なんてわかっちゃいないけど――
「それでも僕は、連邦の士官だ!」
『それは一人前の男の言う台詞だ!』
コウ(ガンダム1号機)対ガトー(ガンダム2号機)、第2R、ファイッ!


格闘戦の性能で言えば若干1号機が有利
しかし技量の差は――
『止め!』
「誰が!」
 コウは諦めてはいなかった。悠然と立つ2号機を間近に見ながらも、その意志は揺らがなかった。しかし現実は冷酷だ。鋭いガトーの突きを、かわすだけの猶予も技量も、今の彼にはない。
コウ\(^o^)/


そこで問題だ!倒れ込んだ状態でどうやってあの攻撃をかわすか?
3択―ひとつだけ選びなさい
答え①ヒヨッコのコウは突如反撃のアイデアがひらめく
答え②仲間がきて助けてくれる
答え③かわせない。現実は非情である。
『盾を、盾を狙って!』
➁からの咄嗟の反撃
盾が無いと肝心の核を使えなくなるので2号機は艦で海へ離脱しました


 目をこらすと、ニナはコウの肩がかすかに震えているのに気付いた。
作デンッ戦デンッ
失デンッ敗デンッ






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