アインクラッド第二層のボスモンスターを、激闘の果てに倒した《ビーター》のキリトと、その暫定的パートナーである細剣使いアスナは、次なるフロアへの階段を上る。前袖より
第三層。
そこで二人を待ち構えていたのは、フロア全体を深く包み込む大森林と、初めての大型キャンペーン・クエストだった。
森の中で戦う二種族のエルフの騎士たち。そのどちらかに加勢することで、クエストは開始される。≪ベータテスト≫時は必ず相討ちになっていた二人のNPCだが、キリトたちは黒エルフの女性騎士≪キズメル≫を生き残らせることになぜか成功してしまう。ベータ時との違いに戸惑いながらも、NPCであるキズメルと交流を深める二人。
一方、他プレイヤーたちによって、ついに第三層初の≪攻略会議≫も開催される。
そしてその会議の場で、キリトとアスナは、ひとつの重大な選択を迫られる・・・・・・。
あらすじ通り、1巻では第二層までクリアしたけど
この先は1冊につきいやよそう俺の勝手な推測でみんなを混乱
黒白のコンチェルト(´・∀・`)ヘー
アインクラッド第三層 2022年11月
「・・・・・・いよいよここから本物の《ソードアート・オンライン》が始まるんだ。俺たちをここに閉じ込めた男・・・・・・茅場昌彦が、SAOを特集した雑誌のインタビューで言ってたよ。「《ソードアート》とは、ソードスキルとソードスキルが織りなす光と音、生と死の協奏曲』だ、って・・・・・・」
第三層からは『人型Mob』が登場
「二足歩行のモンスター」ではなく「NPCのヒト」であり、
モンスターより『ソードスキルも高度な使い方をする』らしいよ
『協奏曲』がどーのとか格好つけたコメントだなぁ
「生と死の・・・・・・コンチェルト。それって、ほんとに、プレイヤー対人型モンスターの《ソードアート》だけを想定した言葉なのかしら」アスナ曰く、『協奏曲』そのものの意味からするとズレている、らしい
そんなことを喋っているうちに階段が終わり・・・・・・
『デザインテーマは《森》』な第三層到着~
早速2人は主街区に、は行かず、キリトのベータの経験からあるものを探して森へ
「二人ともクエマークつきで、しかも戦ってるって、どういうこと・・・・・・?」森の中で戦う『《森エルフ》』と『《黒エルフ》』
「簡単な話さ、片方しか受けられないんだ。――ここでアスナに、重大な選択をしてもらわなきゃならない」
そのどちらかの陣営について物語を進めていく『大型キャンペーン・クエ』である!
ベータでは最後のクエストが第九層だったってんだから気の長い話
まぁどっちにつくか選ぶと言っても、
現状ではキリトがベータで進めた方にするのが無難よね
違う方にしたら情報一切無い訳だし
えーと、森エルフが野郎で、ダークエルフはお姉さんですね
「――ダークエルフのお姉さんでしょ。Didn't you?」デスヨネー
実質イベント戦闘で、最後はNPCが相討ちになるから『ガード専念』で
「ば・・・・・・馬鹿な・・・・・・・・・・・・」あるぇー?
そんな言葉を残し、どうっと倒れる森エルフのお兄さんを呆然と眺めながら、俺も呟いていた。
「ば・・・・・・バカな・・・・・・・・・・・・」
ビーター(笑)な『イレギュラーな状況』になりましたが、
まぁ進めるだけ進めばいいじゃない進むしかないんだし
「・・・・・・・・・・・・国境侵犯したらどうなるんです?」ただの確認ですよ(お互いに)
「ここって《圏外》よね?」
「んんんんーふふーふふーん」キリトさんが(年齢的な意味で)中二でよかったなぁと思います
ダークエルフのNPC鍛冶屋に頼んでアスナの新しい武器を作るよ!
叩く回数は、作られる武器の性能に比例して多くなる。初期装備の《プレーン・レイピア》や《スモール・ソード》あたりなら、強化よりも少なくたった五回。《ウインド・フルーレ》と同クラスで二十回前後。つまり、鎚音が続けば続くほど強い武器ができるわけで、この音を数えるのが武器作成に於ける最大の楽しみであり気が張る瞬間でもある。初期武器が5回で1層のちょっといい武器が20回?
ちなみに今回の作成は大当たりらしくそれらを遥かに上回り・・・・・・
――この先プレイヤー鍛冶屋が良い装備を作成すんの無理じゃね?
武器1つに何百回叩かせる気だよ('A`)
「あんまり見てると、ハラスメント防止コードが発動するわよ」キリト、アウトー
「え、あれって接触だけじゃなかったっけ?」
――まったく、クエストってやつは。条件と報酬見るだけだなぁ・・・・・・
「クエストは遂行する」
「攻略もする」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「フロントランナー」のつらいところだな
それは確かに、俺も色々と考えの至らぬ人間だ。しかし、いまだけは思っていいのではないか。女の子の半分は理不尽で出来ています
理不尽だ、と。
第三層の攻略会議、はーじまーるよー
他の前線組のプレイヤーたち、キバオウ率いるALS(アインクラッド解放隊)、
リンド率いるDKB(ドラゴンナイツ・ブリゲード)は、
どちらも専用クエストをクリアして正式なギルドとなっていました
「この会議に参加していて、どちらのギルドにも参加していない人たちは、全員その要件を満たしているはずだ。だから、手さえ挙げてくれれば喜んで迎え入れたい。ただ・・・・・・たった一つだけ、特定の人に関しては要件を付け加えさせてもらう。これは、キバオウさんとも話し合って決めたことだ」参加者の内DKBでもALSでもないのは、
エギル率いるアニキパーティーとキリト&アスナの6名
『特定の人』、いったい何リトのこと・・・・・・って、
『喜んで迎え入れたい』(ただしビーターは帰れ)ってことかな!
「ああ、解ってる・・・・・・」はいぃ?
と俺は言いかけた。しかしリンドはそこで視線を左に振り、俺ではないプレイヤーの名前を呼んだ。
「そして、アスナさん」
「これが理不尽な要請であることは、こちらも深く理解している。だが、どうかそちらにも理解してもらいたい・・・・・・」キリト&アスナのコンビは強すぎるのでばらけろくださいということ
理屈はわからなくもない
しかし『前提』がおかしい
誰もギルドに入れてくれなんて言ってへんやん?
「ふむ。それではキリトさん。あんたは当面ギルドに加わるつもりも、率いるつもりもないと、そういうことでいいのかな」という『何とも遠回しな手』でありましたとさ
元々そういうつもりは全くなかったキリト
話が片づいてやれやれと思っていたら――
ご機嫌斜め、どころの話ではない。逃げよう(提案)
アスナは マジギレしている!
『指導者』気取りに見えるリンドにヘイトはMAXだ!
会議終了と同時に突撃して言いたいことを言いまくるのは間違いない!
そしてそうなればプレイヤーとしてのアスナの立ち位置は・・・・・・
――――キリト。天使かな?
――――伝えたいことがあるのなら、伝えられるうちに伝えたほうがいい。そうできるのは、とても幸せなことなのだから。
SAOP1巻のあとがきで、
「2巻のテーマはキャンペーンクエスト」と予告されていました
そして確かにそれをメインにお話は進んでいました
が――
俺を・・・・・・いま、この場で。いつから別の要素が入らないと錯覚していた?
「・・・・・・なら、ショーダウンといくか」・・・・・・・!!
SAOP6巻は今年5月発売だったかー
新刊でいいかーAW23巻も新刊で買ったしなー