東京・稲城市 T.I.S.Lグラウンド
ボブルヘッズ対スナッパーズ
№183
第一試合
1234567 R
B 1502104 13
S 3400133X 14
敗:エトンドー
本塁打:大島
二塁打:fish
スターティングオーダー
01番・SF・Makoto
02番・RF・fish
03番・EH・KAWAMOTO
04番・CF・大島
05番・2B・Tony
06番・1B・POCHI
07番・SS・ハッチ
08番・P・エトンドー
09番・C・EGOIST
10番・3B・Hamada
11番・LF・しまたけ
スローピッチは点取り競争。
炎天下のトリプルヘッダー第一試合は、それを体現させてくれたゲームだった。
ボブルヘッズは初回、クリーンナップ・KAWAMOTO、大島、Tonyの3連打で2死満塁から、Pochiが我慢の四球で先取点。2回にも制球の定まらない相手投手からエトンドー、Hamada、しまたけが四球を選んで1死満塁の好機をつかむ。ここでMAKOTOが左前へ2点適時打。敵失などもあり、一挙5点を奪う。2回で6-7、その後も点の取り合いとなり、6回終了時点では9-11。2点ビハインドの状況で7回表、最後の攻撃を迎える。
KAWAMOTO(代走・イチロウ)、大島の連続四球で無死一・二塁。Tony、Pochiが倒れ「これまでか」と思われたが、ハッチ、エトンドー、EGOIST、Hamadaの下位打線が、右に左に安打を連ね4得点。13-11と2点のリードを得て7回裏の守りに付いた。
しかし、2点はスローピッチではセーフティリードとはなり得ない。1点を失って1死満塁。遊撃・Pochiの送球が乱れた間に同点・逆転の走者が本塁を駆け抜け、ボブスはサヨナラ負けを喫した。相手が1点を勝ち越したのが、たまたまその局面だったというだけで、それが敗因では、もちろんない。中盤、走者をためながら「あと1本」が出ず、大量点に結び付けられなかった拙攻ぶりが、「あと1点」及ばなかった結果につながった一番の要因といえよう。
№184
第二試合
1234567 R
S 2000000 2
B 000130X 4
勝:エトンドー
スターティングオーダー
01番・SF・Makoto
02番・RF・fish
03番・1B・KAWAMOTO
04番・CF・大島
05番・SS・POCHI
06番・2B・Tony
07番・P・エトンドー
08番・EH・WacKey
09番・C・ガンバ
10番・3B・Hamada
11番・LF・しまたけ
第二試合は対照的に、スローピッチらしからぬロースコア・ゲームとなった。
連投のエトンドーは初回、5安打を浴びながら2失点にとどめる。大量失点を阻んだのは、左中間に守備位置を取ったSF・MAKOTOの好返球だった。二塁走者が三塁を蹴って本塁へ突入。「レーザービーム」の返球を久々出場の捕手・ガンバががっちりつかみ、相手の好機の芽を摘んだ。エトンドーは2回以降、安定した投球で6回を4安打1四球にまとめ、試合を作った。
一方、打線は疲れもあってか湿りがち。3回まで散発の4安打で無得点。4回には4安打を放ちながらガンバの左前適時打による1得点のみで3者残塁。5回に2死満塁から、Pochiの右前2点適時打でようやく逆転。Tonyが左前へ落とし2点を勝ち越したものの、大量点には至らなかった。
勝ったとはいえ、14安打3四球で計4得点は物足りない。毎回の11残塁が前の試合から続く「タイムリー欠乏症」を物語っていた。
№185
第三試合
1234567 R
B 4012003 10
S 456002X 17
敗:ホエキチ
二塁打:POCHI
スターティングオーダー
01番・SF・Makoto
02番・2B・Tony
03番・1B・KAWAMOTO
04番・CF・大島
05番・SS・POCHI
06番・3B・ハッチ
07番・C・イチロウ
08番・RF・KENDALL
09番・EH・GENSHU
10番・P・ホエキチ
11番・LF・しまたけ
第三試合は、双方「がっぷり四つ」の打ち合いとなったが、最後はパワーに勝るスナッパーズに及ばず、連勝はならなかった。
ボブズは初回、敵失で出塁の二走・Tonyが大島の中前打に好走塁。一挙本塁を落としいれ、先取点を奪う。さらにPochiの左越え2点適時二塁打、イチロウの右前適時打で計4点。幸先のいいスタートをきった。
しかし、先発・ホエキチもその裏、3被安打2与四球に失策もからみ、同じく4失点。2回に3連続四球を与えたところで無念の降板。後を3連投のエトンドーに託す。しかし、エトンドーも3安打を浴び、この回5失点。犠飛で離塁した一走を判断好く、中堅・大島-SF・MAKOTO-一塁・KAWAMOTOとつないで刺したのが救いだった。6回には打者12人の猛攻に6失点と、序盤で計15失点。大勢は決した。
しかし、ボブズ打線もあきらめない。4回、主審の綱島理友監督から、打席で「投手は荒れている」との指示を受けたイチロウ、GENSHU、ホエキチがじっくり見極め3四球で1死満塁。ここで、しまたけが左前にしぶとく運び6点目。MAKOTOの四球・押し出しで7点目を奪う。続くTonyの当たりは強い三ゴロ。ベースタッチで二走・しまたけが封殺の後、本塁へ転送。TISLルールによるノータッチプレーで三走・エトンドーも併殺となり、好機は潰えた。最終回も、KAWAMOTO、Pochi、ハッチ、イチロウ、GENSHUと5安打。KENDALLの左犠飛、ホエキチの押し出し四球で3点を奪ったが、追い上げもここまで。スナッパーズとは通算2勝2敗と、星を分けた。
また、出場こそしなかったものの、炎天下で3試合、主審を務めた綱島監督、ゲーム写真撮影に専念したCiao投手、1試合のみの出場だったがベンチやコーチャーズボックスで檄を飛ばし続けたWacKeyら、「縁の下の」働きぶりも特筆される。
http://album.nikon-image.com/nk/default.asp
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左翼に特大HRを打った、「スモウパワー」の大島選手。
三試合に登板してしまった「広島焼きパワー」のエトンドー投手。
スローピッチらしからぬ得点で勝利した第2試合。
三試合完投。。。完審判の監督と、同級生のイチロー選手。