立っているだけで汗が噴き出してくるような過酷なコンディションで行われた8月のラストゲーム。
15人のメンバーがそれぞれの力を発揮し、1日2試合制となった2015年以降、初めて同一カードでの連勝を飾った。
試合前、クーラーボックスの前から動けなくなった某選手(笑)
<第1試合>
第1試合は両投手の好投でロースコアの息詰まる展開となった。
先行のBobsは初回、リードオフマン・KOBA選手がヒットで出塁。3番・うえだ選手がヒットで繋いでチャンスを広げると、4番・Tomo選手が右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、幸先よく2点を先制する。
リードをもらった先発・KENDALL投手はTNS打線を3回の1点のみに抑える、ほぼ完ぺきな投球を見せる。
追加点を奪いたいBobsだったが、2回以降はランナーを出しながらもTNSの好守に阻まれ、2-1のまま試合は終盤を迎えた。
7回、先頭の代打・EGOIST選手が内野安打で出塁すると、KENDALL投手自らもヒットで続く。さらにYUI選手がフォアボールを選び、この試合3度目となる満塁のチャンスを迎える。
ツーアウト後、代打の切り札として登場したのはパンチ選手。パンチ選手の執念が乗り移った打球は左中間に落ちる2点タイムリーヒットとなり、欲しかった追加点をようやく手に入れることに成功した。
さらに続くKOBA選手のツーベースヒット、Atsushi選手のヒットで3点を追加し、一気にリードを6点へと広げた。
KENDALL投手は7回裏、TNSの攻撃をしっかりと零封。見事なピッチングで今シーズン5勝目を挙げた。
打撃陣ではKOBA選手、Tomo選手、KENDALL選手が複数安打を記録。3人とも得点に絡む活躍を見せた。
5勝目を挙げたKENDALL投手、BUNTA選手のバッテリー
代打で貴重な追加点となるヒットを放ったパンチ選手
初回、先制の2点タイムリーヒットを放ったTomo選手
6回、逸らしたら同点となるショートバウンドを好捕するIKEDA選手
初回はチャンスメーク、7回は追加点となるタイムリーヒットを放ったKOBA選手
3回、ショートへの内野安打で1塁へ駆け込むNinomee選手
7回にダメ押しとなるタイムリーヒットを放ったAtsushi選手
<第2試合>
3点ビハインドで迎えた初回裏の攻撃。フォアボールとTomo選手のヒットでツーアウトながら一・三塁とすると、5番・うえだ選手がライトへスリーベースヒットを放ち、2-3と1点差まで追い上げる。
2回、3回と零封されたBobsだったが、先発・ハッチ投手がピンチを背負いながらも最少失点で切り抜ける好投を見せ、打線の援護を待つ。
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完璧なポジショニングでフライをキャッチするYUI選手
すると4回、ノーアウトからランナーを出すと、うえだ選手、ハッチ選手のヒットで満塁のチャンスをつかむ。ここで敵失が絡み2点を追加すると、8番・IKEDA選手がきっちり犠牲フライを放ち、その差は1点。
パンチ選手の打球が敵失を誘うと、続くEGOIST選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち、ついに6-6の同点に追いついた。
1点ビハインドとなった5回には、フォアボールでノーアウト一・二塁のチャンスをつかむ。3番・Atsushi選手のタイムリーヒットで同点に追いつくと、ここから打線がつながり、一気にTNSを突き放す。
4番・Tomo選手の2点タイムリーツーベースヒットでこの試合初めてリードを奪うと、続くうえだ選手もヒットを放ち、チャンスを拡大する。
このチャンスに敵失で1点を加えると、AOKING選手の内野安打、IKEDA選手の2打席連続となる犠牲フライ、EGOIST選手、KOBA選手のヒットなどで着々と加点。
打者14人を送り込んだ攻撃で9点を奪い、試合の主導権を握った。
7回、簡単には終わらせてくれないTNSの反撃に遭い3点を失ったものの、最後はハッチ投手が踏ん張り、15-10のスコアで嬉しい2連勝を飾った。
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第2試合、KOBA選手のファインプレーでゲームセット
KOBA選手、Tomo選手は2試合続けての複数安打を達成。また、3安打を放ったうえだ選手、AOKING選手、EGOIST選手もマルチヒットを記録している。
この日の試合では投手陣の頑張りに加え、ショート・Ma-shi選手、ライト・YUI選手の安定した守備が光った。
また、第2試合では出場機会がなかったものの、ベンチでメンバーをサポートしたBUNTA選手、Ninomee選手の貢献も見逃せない。
粘りの投球で今シーズン初勝利を挙げたハッチ投手
3安打の活躍を見せたうえだ選手
広い守備範囲で投手陣を助けたMa-shi選手
安定した守備でチームを盛り上げたYUI選手
2安打がいずれもタイムリーヒットとなったEGOIST選手
2安打1四球、出塁率10割で勝利へ貢献したAOKING選手
当日の写真はこちら
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それぞれのピッチングスタイルでチームに連勝をもたらした
KENDALL投手(上)とハッチ投手(下)