2010年7月10日[土]
東京都稲城市 米軍多摩レクリエーション施設
BobbleHeads-A 対 U.S. Embassy Screaming Eagles
第1試合(No.502)
BobbleHeads-A○8-1●U.S. Embassy Screaming Eagles
TN1|2|3|4|5|6|7|R
B 0|0|2|3|0|0|3|8
E 0|0|0|1|0|0|0|1
投手:○NAVE(14勝3敗)
本塁打:Kazu(8号)
二塁打:ジャッキー、MIZUKI
01 SF YAMAKOSHI
02 1B POCHI
03 C Jun
04 LF ジャッキー
05 SS KAZU
06 3B M.Saito
07 2B Tony
08 CF Mizuki
09 P NAVE
10 RF オックスプリング
この日の多摩は気温33度。
相手チームだけではなく、照りつける太陽とも戦った、そんな一日だった。
序盤は両チーム、ランナーを出すも後続が断たれる展開で2回を終わって0-0。
試合が動いたのは3回。この回先頭オックスプリングのフォアボールにYAMAKOSHIがヒットで繋ぎ3塁1塁とし、POCHIの犠牲フライでまず1点。Junのヒットを挟みジャッキーのレフト前タイムリーでこの回2点を先制する。
続く4回も先頭Tonyのヒットと相手エラーで得た2塁1塁のチャンスから、NAVE、YAMAKOSHIにタイムリーが出て3点。5-0と試合の主導権を握る。
投げては先発NAVEを、この日キャッチャーに入ったJunが的確なリードで引っ張り相手に流れを渡さない。バッター・カウントに応じた配球とフォーメーションの指示で、確実にアウトを稼いでいく。
4回に3安打を集中され1点を失ったものの、5回以降は打者11人に対し1安打1四球とほぼ完璧なピッチング。NAVEの老獪さにJunの偏差値の高さ(注:ただし野球に限る)が相まって、最後まで付け入るスキを与えなかった。
最終回にジャッキー2ベースの後、KAZがレフトへの2ランホームラン、NAVEの犠牲フライでダメ押しの3点を挙げ8-1。危なげない試合運びでまず最初のゲームに勝利した。
第2試合(No.503)
BobbleHeads-A●3-5○U.S. Embassy Screaming Eagles
TN1|2|3|4|5|6|7|R
E 0|0|2|0|0|3|0|5
B 0|0|0|3|0|0|0|3
投手:●かみやん(4勝2敗)
本塁打:Kazu(9号)
01 SF YAMAKOSHI
02 1B POCHI
03 C Jun
04 LF ジャッキー
05 SS KAZU
06 3B M.Saito
07 2B Tony
08 CF Mizuki
09 P かみやん
10 RF オックスプリング
11 EH Joshua
第2試合の先発はかみやん。引き続きキャッチャーに入ったJunとのコンビネーションで、2回まで1安打無失点と上々の立ち上がりを見せる。
ただボブルヘッズ打線もピリッとしない。イリーガルすれすれの高いボールに翻弄され、こちらも2回まで1安打。第1試合同様静かな序盤となった。
3回、Embassyは9番からの5連続ヒットで2点を先制。なおノーアウト満塁とし迎えるはクリーンアップ。大量失点をすれば試合の流れが一気に相手に傾くこの場面で、かみやん&Junのバッテリーが踏ん張った。
初球インコースでボール、2球目を同じコースでファウルさせて2-2、3球目のインコースきわどいボールで内を意識させての4球目、アウトコースを引っかけさせて注文通り5-5-2のダブルプレーで2アウト。続く4番も内野フライに打ち取り、2失点で食い止めた。
早めに追いつきたいボブルヘッズだったが、3回まで打者一巡1安打1四球となかなか反撃の糸口を掴めない。
それでも4回、POCHI、Junのヒットで2塁1塁のチャンスを作り、迎えるは5番Kaz。振り抜いた打球は第1試合に続く左中間への3ランホームランとなり3-2と逆転に成功、流れを引き寄せた。神聖なるボブルヘッズのユニフォームに(勝手に)ハサミを入れてまで作成した短パン効果、恐るべし。
5回、Embassyの下位打線を三者凡退で退けたボブルヘッズだったが、その裏の攻撃は無得点。すると再び流れはEmbassyへ傾き、不運な当たりも重なり3失点で逆転される。上位へ回った6回・7回の攻撃、再び流れを引き寄せたいところだったが1安打に押さえ込まれそのまま3-5で敗戦。痛い黒星を喫した。
第3試合(No.504)
BobbleHeads-A○12-7●U.S. Embassy Screaming Eagles
TN1|2|3|4|5|6|7|R
B 3|2|0|0|0|2|5|12
E 2|0|1|0|2|0|2|7
投手:○NAVE(15勝3敗)
二塁打:JUN、POCHI
01 SF YAMAKOSHI
02 CF Mizuki
03 C Jun
04 LF ジャッキー
05 SS KAZU
06 1B POCHI
07 3B M.Saito
08 2B Tony
09 P NAVE
10 RF オックスプリング
最低でも2勝1敗でこの日を終えたいボブルヘッズは、打線を組み替えて第3試合に挑んだ。
それが功を奏したのか、初回にYAMAKOSHI、Mizukiでチャンスを作るとジャッキー、KAZ、POCHIの3連打で3点を先制。その裏2点を返されたものの、2回にもYAMAKOSHI、Mizukiの連続犠牲フライで効率良く2点を返し、3試合目にして初めて序盤から得点を重ねた。
ところが、このままのペースで追加点をと思ったのもつかの間、3回から5回は無得点に押さえ込まれる。3試合目であることに加え、この日の暑さが選手からスタミナを奪っていたのか、思うようなスイングが出来ないもどかしさがベンチを包む。
しかし、この日のボブルヘッズは「点が取れないならやらない」とばかりに、守備での粘りを見せた。
3回は連続ヒットと送球エラーで1点を失い、さらに1アウト3塁2塁と続くピンチも、そこから内野ゴロと内野フライ。5回も先頭からの4連続ヒットで1失点、なおノーアウト満塁とされるも内野フライ、内野ゴロ(1失点)、内野フライ。NAVEの熱投と守備陣の踏ん張りで大量失点を防ぎ、同点で食い止めた。
踏みとどまって粘っていると、再び流れがやってくるのが野球の鉄則。続く6回、先頭のTonyからNAVE、YAMAKOSHIのヒットで満塁のチャンスに、打席にはこの試合ここまで3打数ノーヒットのJun。3つの凡退の反省を生かして臨んだ打席は、見事なセンターオーバーの勝ち越し2点タイムリー。さすが偏差値が高い男、勝負の場面では結果を出した(再び注:野球に限る)。
続く7回には「この日初めて」打線が爆発。M.Saito、NAVE、オックスプリング、YAMAKOSHIのタイムリーなどで一挙5点を挙げ、試合を決めた。
* * * * * * *
今日のボブルヘッズは、攻撃21イニング中、得点を挙げたのが半分以下の9イニング。第3試合の7回を除けば、最多得点は3点というロースコアといえる展開の中、それなりにゲームを作り2勝1敗としたことは十分に意義があった。
シーズンは長い上、相手のあるスポーツでいつも理想通り進むということは、チームとしても個人としてもあり得ない話しで、やる事なす事上手くいく日もあれば、逆にこの日のような事もごく普通に考えられるもの。
イメージ通りに行かない時こそ大局的に(残り試合が半分を切り、1試合毎の重みも増してくるこれからだからこそ、より)いつも以上にしっかりと流れを読んで、冷静かつ切り替えを早くしてゲームを運んでいく意識を各々が持てれば、どんな展開にも慌てず対応の出来る、より大人のチームに成長していけるのではないだろうか。
それいけ!タンパンマン
いなぎにあらわれたよいこのみかたタンパンマン
「泣ぐコはいねがー!!」
タンパンマンのこころづよいなかま、ジャキおじさん
ジャキおじさん、トニーちゃんとオトナのさくせんかいぎ
みんなでちからをあわせてエンバシーをやっつけるぞ!!
タンパンマン「タンパーンチ!!」
マナブパンナちゃん「・・・」
おしまい