ONE EVENING~Is that you , John Wayne ? Is this me ? ~

歴史ゲームの対戦報告・紹介と温泉とアウトドアと料理とゆる~い話

飛行機が壊れたら?また買えばいい。

2006-06-13 21:22:25 | 例会
 6月11日の例会ではUGG「PASARAN」を対戦しました。

 札幌辺境伯様にお相手いただき、午前中はインスト、午後約4時間で最終ターンまで終えました。

 内容を簡単に説明しますと、マップはエリアでエリア内にある都市も1エリアと見なします。
 マドリッドはそれ自体で1エリアとなっており守備側に有利な修正が一杯あります。
 ユニットは歩兵、戦車、飛行機、司令部、塹壕などがあります。
 コンドル軍団やイタリア軍、インターナショナル旅団はカードプレイで登場します(しない可能性もあり)。

 戦闘は1ユニットにつきサイを1つ(戦車は2つ!)振り、戦闘力以下の目が出ると1ヒットを与えます。
 また、戦闘時にはT3のように戦闘チットを引き戦闘を有利にできます。チット引きの際には戦車や飛行機、司令部が参加しているとチットの引ける枚数が増え(諸兵科連合効果か)、共和国軍は正規軍と民兵が同一エリアで戦闘に参加していると主導権争いから、フランコ軍の引けるチットが1枚増えてしまいます。

 1ターンは3ヶ月で天気が良いと第2移動ができたり(司令部が必要)します。
 勝利条件は早期にフランコ軍がマドリッドやバルセロナを支配すればサドンデスとなりますが少ない兵力でマドリッドを落とすには余程の事がない限り厳しく、フランコ軍はスペイン全土をほぼ完全に占領しなくてはなりません。
 ほかにはイニシアチブで第1プレイヤーが変動すること、エリアの経済力で部隊やカードを買ってイベントを発動させる、などがあります。

 今回は私がフランコ軍を担当しました。
 最初に南北に分断されている支配地域をつなげて、兵力をためてから攻勢に出ようとしました。
 フランコ軍はモロッコから空輸されてきたアフリカ軍団を先頭にマドリッド前面まで迫りますが、マドリッドの防備は堅くフランコは北部からバルセロナへ進みます。
 すると共和国軍はソ連製戦車を押し立ててマドリッドから反撃にでて、またも支配地域を分断されます。
 トレド周辺で一進一退の攻防を続けていましたが、気がつくともうそんなに時間が無くマドリッド以外で全面攻勢を開始し最終ターンに残るはマドリッドのみとなりました。
 最終ターンのイニシアチブは共和国軍が取り、マドリッドに増援を送り込みフランコ軍を待ち受けます。
 フランコ軍もマドリッドに総寄せを行い、数の力で押し切りました。

 イニシアチブとカードそして戦闘チットなどで混沌とした戦場を演出し、戦車、飛行機の共同攻撃により敵に損害を与える可能性が増すなど、私は面白いと感じました。
 タイトルのようにフランコ軍は占領地域が増えると収入も増えるので贅沢な部隊運用ができますが、時間との勝負になります。共和国軍はなるべく時間を稼ぎ最後のマドリッド攻防戦に勝負を賭ける事になるでしょう。お互いの陣営が最後まで緊張感を持続したまま対戦できました。

 札幌辺境伯様、次回は陣営を入れ替えて再戦をお願いします。
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2 コメント

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そんな、何て贅沢な事を! (札幌辺境伯)
2006-06-14 15:28:17
 Mどりっひ陛下、今日は! 愉快なブログ記事の更新をいつも楽しみにしています。



 先日は UGG『 Pasaran? 』をお相手下さり、誠に有り難う御座いました。

「インスト」プレイとの事でしたが、イヤイヤどうしてどうして! 初めてのゲームにして陛下が見せられた、その戦略センスに当方は感服致しましたよ。このたび陛下との対戦で、ようやくフランコ側の採るべき戦略を学ばせて頂きました。

 なお熱戦に予定時間を過ぎた当方が帰宅すると案の定、妻のお小言が待ち構えていましたが(実はその日は夜勤を控えていたのです)、しかしそれに耐えて(笑)なお十分に価値の有る、本当に楽しい一戦でした。



 このゲームを陛下にも気に入って頂けた事を心から嬉しく思っています。陛下さえ宜しければ、いつでも『 Pasaran?』の「入れ替えて再戦」を申し付け下さいませ!

 

 

 







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次は耐え凌ぐのみ! (Mどりっひ)
2006-06-15 22:07:14
 札幌辺境伯様、いつもコメントありがとうございます。



 先日の対戦では仲の悪い部隊を率いて苦心の部隊運用をされて、こちらも勉強になりました。

 それにしてもソ連製戦車を戦闘に反撃されるとたまったものじゃありません。

 戦車を作るのには時間がかかるため、当陣営は飛行機に活路を見いだすしかありませんでした。



 次回は堅い堅い鉄のリングを構築してお待ち申し上げます。
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