ONE EVENING~Is that you , John Wayne ? Is this me ? ~

歴史ゲームの対戦報告・紹介と温泉とアウトドアと料理とゆる~い話

【積み木のシーザー】ファーストインプレッション

2009-12-21 23:50:22 | 積み木のシーザー
先日対戦した【積み木のシーザー】のファーストインプレッションです。
ローマとゲルマン1回ずつ対戦した段階ですので、対戦が進めばインプレッションも変わる可能性もあるかと。

対戦時間は約3時間。
長考しても4時間は掛からない、非常にワンイブ向きなゲームです。
両陣営の特徴は、
ローマ(シーザー無双!?)
・4ステップ、戦闘イニシアAと戦闘になれば軍団兵の強さを実感。
・ローマ軍団にだけ許されている強行軍(2エリア移動)で必要な場所に必要な戦力を送り込める(リグループを含めれば3エリア)。
(これが一番の肝だと思いますけど、どうでしょうか?)
・補給ポイントさえ払えば属州まで戻らなくても済む。

とにかく戦闘になればブロック数で余程圧倒されない限りローマ軍はほぼ勝つでしょう。
ただ、戦闘で除去したエリアにブロック(同盟ガリア部族でも可)を置いておかないと中立化してしまうので、1ターン(5アクション)に亘ってシーザーが暴れまわることは無いでしょう。

ゲルマン(合言葉は友愛)
・中立部族の活性化がローマより多くできる(1ターンにつきゲルマン2、ローマ1)。
・反乱カードではガリア部族がいきなり味方になる(ローマが使うと中立化)。
・マッシブレボルトと言う切り札を持つ(4部族がいきなり反乱し3グループ移動可+ウェルキンゲトリクス登場)。

ゲルマンは逆に戦闘だとつらいので政治アクションやレボルトイベントでローマにいかに無駄なアクションをさせるかがポイントでしょう。
戦闘を仕掛けるにも受けるにも、とにかく数を揃える事が大事です。
でも集めるのにアクション値の高いカードを使うなら、政治アクションで味方にしたほうが良いんじゃないかと思ってしまいます。
マッシブレボルトもローマへの牽制で序盤に手元に来ても移動アクションで消費して終盤まで温存するのも手かも(これはどっちが正解とかではありませんが)。

いろいろと脈絡もなく書き連ねましたが、このゲームの面白さの一片にも触れていないような気がします。
特にゲルマンの方にやりがいがあるのではと思います。

年末年始、ガリアの地に旅立ちたい方お待ちしております。
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積み木のシーザー

2009-12-12 11:51:21 | 積み木のシーザー
BC58年、ガリア総督に就任した皇帝ジュリアス・シーザーはガリア征服に出発した。
シーザーの戦略に次々と征服されるガリア諸族。
ガリア制覇が目前に迫ったその時、シーザーの元に届いたのはヴェルキンゲトリクス反乱の報せであった。
このゲームはシーザーのガリア戦記を積み木システムで再現。
各アクションはカードを使い、お互いの読みが勝敗を分ける。
積み木好きでもそうでない人も、またシーザーに興味が無くても楽しめる好ゲームだ。
(昔のアバロンヒルやSPIのカタログ風でスタートしてみました)

このゲーム陣営はローマとゲルマン。
ガリア諸族はどちらにも味方します。
ローマは1ブロック1個軍団、ゲルマンとガリア諸族は部族単位で1から3ブロック。
1ターン1年でカード5枚。
アクションは①補給(ローマは貯める、ゲルマンは減らす)②中立部族活性化(自動的に味方になる)③政治(チェック成功したら味方になる)④移動(基本隣接エリアのみ)⑤イベント(反乱など)の五種類をカードを使い実行します。
アクションが終わると地元に帰って陣営が変わったり補充したりして次のターンがスタートします。

ローマは戦闘イニシアA(ゲルマン、ガリアはほとんどC)と強行軍(2エリア移動可能、ゲルマンは不可)でシステムの優位が表されています。
一方ゲルマンは味方を増やしやすく物量で対抗(中立部族活性化を1ターンに2回行える。ローマは1回のみ)。
ヴェルキンゲトリクスはイベントで登場します。

ローマは質的優位を生かして機動戦、ゲルマンは数を頼みの消耗戦。
おぉ何だか昔の早明戦みたいだ。
心優しき対戦希望者お待ちしております。
コメント (4)
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