ふう、やれやれ。
今週も一週間駆け抜けました。
最近、1年生まで意味も分からないくせに私の
「ふう、やれやれ」を真似するようになってきましたよ。
あと「びっくりぎょうてん」も。
今週の私のびっくりぎょうてんの一つはこれです。
キャンパスのスーパー前で車を横付けして古本の販売をしていたのです。
どんな本が並んでいるかチラ見したところ、
「1Q84」という文字が目に飛び込んできました。
中国では日本の決まりきった作家が
他と比較して異常に多く読まれているのです。
その一人が村上春樹です。
8年前私が中国に来たばかりの頃は、
やたらと渡辺淳一が読まれていました。
中国の人々が何を考えているのか私は疑問に思いました(笑)。
勉強一筋の学生たちまで一生懸命『失楽園』を読んでいるんですからね。
写真上の段に渡辺淳一の『失楽園』、
下段の左に川端康成『雪国』、4冊とんで村上春樹の『1Q84』、
その右にずらりと東野圭吾の作品がならんでいます。
ここまで特定の日本人作家に入れ込む中国人の読書嗜好とは?
と改めてびっくり仰天しました。
中村文則とか読んで欲しいですけどねえ。
さて、もう一つのびっくりぎょうてんは、
私が名づけた「大雑把なバラ園」です。
相変わらず草ボウボウの中に
まるで勝手に生えて育ったかのようなバラたちが自然体でいましたが……
枯れて行くもののこの美しさ。
さらにその脇に可憐にまだ咲きかけの蕾でいる健気な花。
(間に合わないかも知れないと焦る必要はないに違いない。
類としてなすこの身なれば)
と、心がしんとしました。
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