毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「ドイツ国営放送局が取材に来た」No.2829

2019-02-09 17:52:00 | 地方自治

 

キャンプシュワブゲートから徒歩10分のゲストハウス「クッション」の朝ごはん。

好きなものを取って食べます。朝食付きで1泊2000円とは安いですよね!


ゲート前、今日はドイツ国営放送局の取材がありました。

座り込みリーダーの大城さんが

「辺野古や高江で長年の間毎日、毎日、座り込みを続けてきて、

とうとう基地建設の問題が少しずつ国際的に知られるようになってきました。

これからもこの流れを止めずに頑張ろう!」

と挨拶し、みんなで「今こそ立ち上がろう」をスクラムを組んで歌ったところ、

テレビ局の人が「もっと歌ってください」と言うので、

「ここへ座り込め」「沖縄を返せ」「一坪たりとも渡すまい」と、

私たちはメジャーデビューしたアイドルのように(笑)意気揚々と歌ったのでした。

 

座り込みする年配者たちに混じって、若者たちの姿も見えます。

デニー知事誕生に力を尽くした若者たちが、県民投票実施の中核となり、

基地建設反対運動の担い手として育ってきました。

若者の一人は、1年前初めて辺野古に来るとき、家族に言えずに

「友だちとバーベキューしてくるから」と言って参加したが

翌日の新聞に顔がバーンと出て親にばれ、

「辺野古に行くなら行くとちゃんと言いなさい。反対しないから」

と言われてホッとしたと話し、

他の子は、

「県民同士を分断しようとする攻撃がありますが、

その攻撃は逆に(そうか、その人とも仲良くしなければならないということだな)

と教えてくれます」

「県民投票はただのスタートです。沖縄県民は率直に

どうしたら沖縄のためにいいかの意見を出し合って

 みんなで本当に仲良く暮らせる沖縄を作っていきたい。」

と、行動する中で考えてきたことを述べました。

おじい・おばあたちは言葉は多くないけれど、

孫のような若者たちの話を満面の喜びの笑顔で聞いていました

 

さらに今日は、韓国済州島のカンジョン村で軍事基地建設に反対し続けている方々も

駆けつけ、心からの共感と敬意を交感し合いました。

下は韓国民衆の闘争の中で生まれた歌とパフォーマンス「岩のように生きていこう」です

韓国の人たちの熱い心と明るい前向きな態度は本当に印象的でした

 搬入なしなので、ゲート前集会は午前中で終わり、

読谷村のSさんの家に泊めてもらうため、読谷村に帰るKさんの車に乗せていただきました。

途中、Kさんの同級生の伝統菓子「ちんすこう」の製造販売のお店で

無料でコーヒーとちんすこうを試食させてもらいました~。


今夜から11日まで3日間、Sさんのお家にお世話になります。

夜はSさんの娘さんご夫婦が経営するレストラン「サイルーン」で

Sさんや面白い2人のお孫さんたちと一緒に

かなり本格的なタイやベトナム料理を堪能しました。

デジカメが古くて夜のライトではまともに写せないので

残念ながら撮影は断念……。

と思ったら、Sさんがフェイスブックに写真をUPされていたので

一部をちょいと拝借しました。

全て美味しかったです!!

↓県産鶏手羽先のヌクマム(ベトナムの調味料)揚げ。

↓ベトナムえびせん&ベトナム風生春巻き

↓ガパオ・ムー(県産豚挽肉のバジル炒めご飯)

 ↓白身魚フライのカレーソース。アツアツふっくらフライ!

さっぱり麺のブンテットヌン(右)と、トムヤムクン(左)

読谷村は、「村」とは思えない都会風な地域で

おしゃれな店がたくさんあります。





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2 コメント

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沖縄の若者は (こきおばさん)
2019-02-11 07:01:15
殆どの若者がスマホ中毒の中、沖縄の若者たちはこうして、「知り・学習し」育っているのですね。

タイやベトナム料理も楽しまれているようで、ホッとしています。「楽しみながら」が大事だと思っていますので。
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大阪に戻りました (ブルーはーと)
2019-02-14 10:12:51
こきおばさん様
 沖縄から戻ると行ったときと逆に(うっ、さむ)となり、一日部屋で体慣らししました。
今回はキャンプシュワブゲート前で1日、知り合いのSさんのお宅(読谷村)に泊めていただきながら読谷村の県民投票手伝い2日間という日程で、あっと言う間に濃密な時が過ぎました。 
ゲート前ではまた出会いがあり、フェイスブック友だちができましたよ。
そして、やっぱりデニー選挙と県民投票実施活動で育ってきた沖縄の若者たちの声が聞けたことは、新鮮な喜びでした。ず~っと頑張り続けてきた「おじい・おばあ」たちが深く穏やかで優しい眼差しを若者たちに注いでいる姿にも胸が熱くなりました……。
今月24日(県民投票の日)には、あのハワイの4世ロブ・梶原さんがゲート前に来るそうです。沖縄の闘いは新しい力を得て、次の段階に入った気がします。
おいしい地元の料理は、実は、訪れるたびに堪能しているんです(ブログには書き切れていませんが)。お世話になっている食通のSさんがあちこち連れて行ってくださるものですから~(笑)。
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