毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「冷や汁」No.3955

2020-08-25 23:28:36 | グルメ

 

長い年月をこの世で生きてきましたが、

この度、九州の郷土料理「冷や汁」を初めていただきました。

近所に住む友人ご夫妻が作ってわざわざ届けてくださったのです。

暑い夏に栄養を保持しつつご飯を美味しく食べるために

九州では代々このような料理が工夫されてきたのですね。

一見白みそ仕立てのみそ汁のようですが、

出し汁、すり胡麻、味噌、胡瓜などをベースにした冷スープに

とても繊細に切られた青紫蘇とミョウガをのせ、

それをアツアツご飯にかけて食べると、

夏バテでヘロヘロの身体の隅々にエナジーが沁みていきます。

手間ひまかけて作ったものをいただくほど

心に栄養になるものはありません。

写真の漬物ももちろんご夫妻の手作りです。

写真を撮ってからさらに少し汁を増やしていただき、

つるつると食べて夏バテから蘇った気持ちになりました。

〈ここで言い訳〉

ここ10年、中国と日本を行き来しているうちに

私の作る料理はほぼサバイバル料理ばかりに

なってしまいました。

日本の都市のスーパーには世界中の食材がそろっていますが

中国(の地方都市)には中国料理の食材や調味料しかありません。

また同じ中国でも、地方によって食べ物・食べ方がガラリと変わるので

私は自分勝手にテキトーにやってきました。

ご夫妻には機会を見て私のサバイバル中華料理をふるまう所存です。

安全のため夏が過ぎてから……。

 

 

 

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