毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

近所のスーパーから米が消えたんだが

2024-08-29 01:02:17 | 反戦平和

 

2週間ほど前から近所の業務スーパーから米が消えている。

売り場には「昨年の猛暑の影響で収穫量が減少して品薄状態」

と書いてあるがそれは大嘘だ。政府農林水産省が

「収穫量の標準を100とした場合、昨年は101だった。十分な量だ」

と発表しているではないか。

南海トラフ地震の影響で買い貯めに走った人たちのせいにする意見もある。

それもちょっとはあるかも知れないが、主たる原因ではない。

なぜなら、米の価格値上げ・品薄は地震以前から始まっていたからだ。

仕出し弁当屋をしている息子の店では

3月時点で、それまで6,200円だった米が9,200円になり、

4,5月はそのまま推移、

6月は9,600円になって、

7月は19,200円に跳ね上がった。

銘柄もそれまでと違うものを買うしか選択肢はなかった。

お米屋さんも必死で卸売業者からかき集めてくれたのだから文句は言えない。

 

6月11日の参議院農林水産委員会での坂本農水大臣の答弁は

「価格値上げは、昨年比で+10%ほどで著しい上昇にはなっていない」

「卸売業者の転売が米穀店の価格全体に影響してはいない」

「多くの販売店で欠品になっている状況にはない」

「中には入手できず困っている人もいるかも知れないが、役所の相談窓口に相談してくれれば」

などと、いかにものんびりしたものだった。

    ↓      ↓      ↓      ↓

 

今、市井は冒頭の写真の有様だ。

メルカリなどで高く転売してあざとく儲けている人もいる。

政府は十分な備蓄米があるのだから、こういう時こそ放出しないでいつするんだ。

備蓄米はいつまでも備蓄していたら古米、古古米になる。

米の価格が下落するのを防ぐために放出は慎重にするとのことだが、

6,200円が19,200円にまで高騰している今、

日本の消費者は主食のコメが食べられずに四苦八苦しているというのに

自民党政府は総裁選で忙しいから国民の事なんかどうでもいいのだろう。

一体、あの人らは何のために政治家やってんのだろう。

安全保障でアメリカからポンコツ武器を買い、

自衛隊を米軍の下請けに引きずり回している間に国民は飢えて死ぬっての。 

まず、食糧安全保障が一番だろう!

 

〈付録〉裏庭の今日

⤵私が近づいたのに驚いてメダカの水槽の浮草に飛び乗るヤモリの子。溺れずに間もなく脱出しました。その間、浮草の葉はピクリとも動きませんでした。

 

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2 コメント

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Unknown (youtube)
2024-08-29 10:02:14
あのバカ高い🍇や🍑や🍓やすいか🍉や🍐なし
バカ安いのは🍌バナナだけ❓
生産調整や出荷調整等、大規模な談合が行なわれ
ているのかも知れないと考えました。余ったすいか🍉や🍇ぶどうは、養豚に向けられるのでは
ないかと思いもします。
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youtubeさま (ブルーはーと)
2024-08-29 14:05:56
大好きな西瓜が1個2980円から3980円になった時点で買うのを諦めました。バナナも業務スーパーで1房128円が158円になりましたが買えない価格ではないので🍉🍑🍇を見ないようにしてひたすらバナナを買っています。
それでなくても庶民が不況、物価高に喘いでいる中で転売・出荷抑制・こっそり備蓄の闇社会勢力が跋扈しているのに平然と「もう少ししたら新米が出ますから、ちょっと高くても我慢しててね~」と馬耳東風の腐れカボチャ並みの政府閣僚たち。
現政権をドブに捨てて新政府を育てないことには日本は闇がのさばる無政府状態になりますね。
今158円のバナナも1580円になったら私には買える果物がなくなります。従って、政権交代させるため庶民として不断の努力をするしかない、とバナナのスムージーをしみじみ味わう今日この頃です(涙)
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