毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「今日も中国は野菜が安い!」No.2211

2018-03-19 23:54:53 | 中国事情

どうして日本の野菜はあんなにも高いのでしょう。

夏と冬の休暇で帰るたびにまず落ち込むのが、

スーパーで野菜の値段を見たときです。

「野菜をたくさん摂取してバランスの取れた食生活を維持しましょう」

とか言うくせに、もはや高級品並みのこの値段では

私のような貧民には好きなだけ伸び伸びと買うことなどできません。

いつも半額コーナーのしなびたほうれん草とか見て、

(これならまだ生きている。水につけたら復活するぞ)

と判断したものをささっと籠に入れて(他の人に取られないうちに)、

レジに向かう日々でした。


しかし!中国にもどるとこれこのように。

大阪ではアスパラ3本で158円だったのに、

ここ菏澤では21本で10元(約170円)です。

農業を営む人たちの収入がかなり低く抑えられていることで

このように安価に供給されている面はあると思います。

8年前に中国江西省に赴任した時は、

年収2000元という農家の記事を読みましたが、

それは四川省かどこかの特に貧しい家の例でした。

それでも、当時は出稼ぎに行かなければ子どもの大学の学費も払えないのが

江西省の普通の農家の実態だったのです。

省にも依りますが全体的に見て、

年ごとに農業収入が増え、

農家の生活は楽になってきているとのことです。

正確にどれくらいなのか他職種との比較なども、

せっかく中国に来ているのですから、また調べてみないといけませんね。


野菜を括るテープは日本製品なのか、

中国製で日本にも輸出しているのか?

やっぱり、中国製でしょうね。

 

炒めて塩コショウしただけですが、とても美味しいです。

 

この巨大シメジ茸は超新鮮でぷりぷりだったのを買ったので

すぐにピーマン、エノキダケと一緒にバターもどきで炒めました。

2元(約35円)でした。

 

シメジ茸の香りがこんなにいいなんて知りませんでしたよ!

(と言っても匂いは届かないでしょう)

 

つい、ふらふらと買ってしまった小玉スイカは10元(約170円)。

取り合えず半分だけ切りました。

甘さもまずまず。

今年初めてのスイカです。

 

中国にはいくつかの小さい種類の蜜柑があります。

これは特に甘い種類。

葉っぱがついているのはかわいいんですけどね、

尖った枝の端をつけているので、

他の蜜柑を突き刺して傷め易いという難点があるのです。

 

最後は、韮の根元に隠れていた蝸牛たち。

どうしたものか。

いつまでも世話をし続けたくはないのです。

今日で3日目になります。

やっぱ、近所の韮畑にこっそり持っていって放すのがベストかも。

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2 コメント

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良いなァ~ (こきおばさん)
2018-03-20 06:43:35
野菜の高騰はまだ続いています。
昨日も少しでも安く・・・・・と直売所に行ったのですが、白菜はまだ、小さいのに(直径10センチぐらい)400円もしていました。
大根は普通の大きさになってきましたが、まだ250円もしています。もちろん葉付の物を買ってきて、葉っぱも全部食べました。いつもは捨てているところまで・・・・・
こんなに高くても農家の収入は多分、多くなるどころか減っていると思います。
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いったいどういうこと? (ブルーはーと)
2018-03-20 15:05:35
こきおばさん様
この野菜高騰は庶民の野菜離れを引き起こしかねなませんね。給料は上がらず、値段ばかり上がったのではたまったものではありません。
この高値は3月まで続くとの事ですが、4月から下がるという確約もないので、もう、野菜も外国から輸入ですね。後は自給自足、または山菜取りとか。 週末、若者は山に行って、蕗を取ったりするしかないですね(涙)。
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