毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「Gratitudeー感謝ー坂崎幸之助・加藤和彦・きたやまおさむ」No.2153

2018-01-01 20:56:07 | 

北山修はこの詞を作って、

「自分の葬式で流して」と言ったとか。

しかし、医師北山修は死の床についた患者に

ホスピスの一環としてこの詞を書いたと私は思っています。

初めてこの曲を聴いたとき、

(加藤和彦も安井かずみさんをこういう風に送ったんだな)と思いました。


その加藤和彦は2009年10月に、「もう世の中は音楽を必要としなくなった。」

と遺書を遺して自死しました。

鬱病だったそうです。実に、実に、残念です。

北山修がどれほど無念だったか想像できます。

この歌は、何かの時にふと思い出すと、

一日ずっと繰り返し聞いてしまう一曲です。

坂崎幸之助の声は加藤和彦にとても似ていますね。

静かに心に沁みこむ声です。

 

私は中学生の時、

勉強もしないくせに深夜放送を聞くためだけに夜中にごそごそ起きて、

遠い本州から電波が途切れ、途切れ流れてくる

ニッポン放送の「オールナイトニッポン」を聞いていました。

ある月曜日の夜中、DJの糸井五郎さんが「面白いデモテープがある」と言って、

「帰ってきた酔っ払い」をかけたとき

思わず興奮して椅子から立ち上がった記憶があります。

斜里高校時代は、

朝の「ヤング720」にフォーククルセダーズや高田渡が出てくるので

それを観るためにわざと高校に行くバスに乗り遅れたものですが、

当時は独身で、

後に知床ウトロのハンサム男性(義兄なので忖度)と結婚した次姉が

いつも車で高校まで送ってくれました。

今でも深く感謝しています。

Gratitude

 

 「感謝」 作詞・北山修 作曲・加藤和彦

  長い橋を渡るときは あの人は帰らぬ

 流れ星の降り注ぐ 白い夜の舟で

 消える御霊 見送りながら

 心からの感謝を


 深い川を越えたならば わたくしも戻らぬ

 だから今が大事すぎて 幕が下りる前は

 恨みつらみ 語りつくして

 心からの感謝を

 

 怖がらないで顔を上げて 見守っているから

 日はまた昇る昨日の言葉 振り返らないで

 次第しだい 薄れる意識

 さらば愛しき者よ

 


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