毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「びっくり」No.1749

2016-09-13 01:01:04 | 中国事情

今日、と言うかもう日にちは変わってしまいましたが、

郵便局から日本にDVDを送ろうとして、正午に授業を終え、

2年の韋彤さんと一緒に最寄りの郵便局分局に急ぎました。

日曜日の夕方編集し終えたばかりの2年生のビデオレター「日本の皆さんへ」ですが、

中国人の先生にキャンパス西門傍の分局から国際EMSで送れると聞いたのです。

 

行ってみると、看板に〈12時~午後2時:昼休み〉と表示されていました。

仕方なく時間をつぶすために、近くの食堂で昼ご飯を食べることにしました。

それでも時間が余ったので、おいしいパン屋さんを探して食パンを買ったり、

wifiの使える喫茶店で大カップのスイカジュースを飲んだりして2時まで過ごし、

行ってみるとまだシャッターが閉まっています。

「トイレに行っています」と張り紙があり(12時に来た時も貼ってあった)、

そこに書いてあった電話番号に韋彤さんが電話すると、

すぐ女性がバイクで来てくれました。

実は昼休みに限らず、常時「トイレに行っています」状態で、

電話があると駆けつけてくるようにしているとのことでした。

ここまででも十分時間を食ったのですが、

その分局の人は、国際便を扱っているわけではない、

台湾だけだと言うのです。

仕方がないので、すぐに近くのバス停からバスに乗って本局に向かいました。

20分ほど乗り、10分歩いたところで本局に着き、

(やれやれ、ようやく送れるわ)と壊れないように丁寧に包装したDVDを出すと、

驚きの返事が返ってきました。

「残念ながらDVD、CDは送ることができません。」

と言うのです。

韋彤さんが聞いてくれた理由というのがこれまた驚きで、

①民族の分裂を画策する情報交換を避けるため。

②麻薬、毒などを運送する情報交換を避けるため。

というのです。

主に①の理由です。

中国国内は自由かというと、やはり管轄トップの証明書が必要だそうです。

窓口の人は気の毒そうな表情でした。

今時、DVDやCD規制だけで悪しき情報が取り締まれるはずもないのに、

これは人民に対する嫌がらせのような仕打ちだと私は感じます。


1つは日本の知床の姪に送る予定だったので、メールでその旨伝えると、

「すごいね、中国」と返事がありました。

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果物は変わらずおいしいです。棗(なつめ)の季節になりました。

 

 

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