毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「居酒屋から貧民が消える」No.2293

2018-06-18 23:21:44 | 日本事情

「居酒屋は、ビールもあるし、ちょっとした酒の肴もあり、安い。

だから、高級料理店やパブ、バーなどに行くお金がない人も気楽に行ける。

打ち上げやコンパに欠かせない私らビンボー人の憩いの場」

と思っていたら、21世紀の日本て言うか首都圏では、

貧富の格差が拡大して、非正規雇用を中心とした

under classアンダー・クラス」層が出現し、

その層の49%は居酒屋にも行けずに、スーパーの惣菜買って、家飲みしている

と橋本健二さんは指摘しています。

いや、それひょっとして私のこと?

階級都市―格差が街を侵食する (ちくま新書)                        「格差」の戦後史--階級社会 日本の履歴書 (河出ブックス)     

居酒屋ほろ酔い考現学                       貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現 

居酒屋ほろ酔い考現学                貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現

作者: 橋本健二 出版社: 毎日新聞社            作者: 橋本健二 出版社: 大和書房

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「米朝会談の開催地:ここで... | トップ | 「日本を応援しております!... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
貧困 (こきおばさん)
2018-06-19 06:27:42
格差と言うより貧困世帯が増えていることを実感しています。我が家でも外食の機会が減ってきました。

血迷っている政権は、そんな家庭に夢!!を持たせようと企んでか、世論調査でも「要らない」という多数の声を無視して「カジノ」を作れるようにしてしまいそうです。
ア~ァ なんて有難い!!国の住民であることよッ です。
返信する
貧困層はどう生きるか (ブルーはーと)
2018-06-19 11:04:46
こきおばさん様
確実に貧困層は増えていますね!自分の生活を振り返っても、1990年代までは、確かにときどきオシャレなレストランで外食したり、自分の子供達にテーブルマナーを教えようと、フランス料理の店に連れて行ったりしていましたもの。
21世紀に入ってからは、教師を辞めて自分の生き方を変えたので、おのずとそういう贅沢はできなくなりました。
しかし、今は高級料理を食べたいとも思いません。豪華な生活のために寝ないであくせく働く人がいれば、つまらないからやめろと言いたいですね(宮沢賢治のまね(笑))。
自然の傍で慎ましく生きるのが最も私のしたいことですが、都市生活者には、ベランダでプランターに野菜を植えるぐらいしか(涙)。ですので、必ずいつか、できるだけ早く都市を離れます。
日本経済全体のことを考えると、もっと地に足つけた実体経済こそを大切にして、くだらない世界経済の凌ぎ合いから抜け出し、国民が心豊かに生活できる体制が実現できないかなあ、と夢想しています。
ムヒカ大統領のお話のように、貧しさとはお金がないことではなく、どこまでも欲求を満足させられない心の渇望を言うんですよね。そういう人は高い服を着ていても、顔が非人間的です。私はボロは着てても心は錦、としたいものです。ま、あんまりボロボロだと服の形を成さず、裸同然ですけどね(笑)。インドでボランティアを続けるりつ子さんほど徹底していないのですが、そんなことを思っています。
返信する

コメントを投稿

日本事情」カテゴリの最新記事