4年かけて育てたホヤを引き揚げる漁師=2019年4月12日、宮城県石巻市の鮫浦湾 朝日新聞デジタル
アベ政権は、『ポスト真実(庶民を騙すこと)の手口は
世界を巻き込まないとすぐばれる』と今回学べたでしょうか。
そこまで上手にウソを突き通す力量が現政府にあるとも思えませんけどね。
しかし、こんなすぐばれるウソでも日本の庶民は、
我が亡き母のようにひたすら自民党政府を信じて(或いは無関心で)
政府説明を鵜呑みにしてしまう傾向がいまだに顕著です。
支持率の下がらないことはそういうことでしょう。
そこで(笑)、
私たち庶民ができることは、
ものごとの真実は政府の説明とNHKニュースだけでは
決して知らされないこと、
大切な真実は
政府の甘くて耳障りのいい説明が触れない部分や
NHKが巧みに報道を避けているところにこそ、
ヒッソリと佇んでいると肝に銘じ、
面倒がらずに「真実」という宝物探しに取り掛かることではないでしょうか。
日本と自分を奈落の底から救う観察と思考を
自分の日常生活で不断に行わなければ、
「犬夜叉」のナラクみたいな現政権は
簡単に私たちを木偶に変えてしまうのです。
「甘いウソより 苦い真実」……
どこかの国で長年庶民の間で言い伝えられてきた諺です。
WTO判決「日本産食品は安全」の記載なし 政府と乖離(かいり)
(朝日新聞デジタル)4/23(火) 5:00配信
韓国による東京電力福島第一原発事故の被災地などからの水産物の全面禁輸を事実上容認した世界貿易機関(WTO)の判断をめぐり、日本政府が第一審の判断を根拠に説明している「日本産食品の科学的安全性は認められた」との記載が第一審の判決文にあたる報告書にないことがわかった。
国際法の専門家から「[日本政府の説明は]無理のある説明だ」と[WTOの]報告書の内容との乖離(かいり)を指摘する声が出ており、「身内」なはずの経済産業省所管のシンクタンクも[日本政府の説明を]問題視するリポートを出した。
この紛争は、韓国が2013年、事故を起こした福島第一原発から汚染水が流出しているとして、福島など8県の水産物の禁輸対象を一部から全面に拡大したことに対し、日本がWTO協定に違反しているとして提訴した。
紛争を処理する上級委員会が11日、韓国の禁輸を「不当な差別」とした第一審・小委員会の判断を破棄する報告書を出した。
日本の事実上の逆転敗訴だが、菅義偉官房長官は12日の記者会見で「敗訴の指摘は当たらない」と強調した。理由として、上級委が日本産食品の安全性に触れていないため「日本産食品は科学的に安全であり、韓国の安全基準を十分クリアするとの一審の事実認定は維持されている」ことを挙げた。河野太郎外相もほぼ同じ発言をした。
だが、実際には第一審の報告書には「日本産食品は科学的に安全」との記載はなかった。さらに、第一審は「日本産食品が韓国の安全基準を十分クリアする」と認定していたものの、上級委はこれを取り消していた。「食品に含まれる放射性物質の量だけに着目した第一審の判断は議論が不十分」というのが理由だ。
*[緑部分]はブルーはーとの補足です(日本語教師なので紛らわしい表現を嫌がる癖が……(笑))。
朝日新聞社 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000005-asahi-int
私たち老人は食べても行っても大丈夫ですが、子どもには食べさせたくない!と今も思っていますから、悪いとは思いながらも買うのを避けています。
多分、これから平均寿命も縮んで行くと思います。
この判決に対して日本政府は「抗議する」とか言っていますね。世界貿易機関や国連などに抗議したりする姿は、かつて、国際連盟を脱退して中国侵略に前のめりになっていった日本と、どうしても重なります。
当時はインターネットもなかったし、情報も一方的に政府から与えられることが多かったのに比べ、今は知ろうと思えばいくらでも情報は得られるのですから、今の日本人は同じ轍を踏まないように、賢くならないといけませんね。