毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「『さようなら』って悲しい言葉だったんだ」No.2954

2019-06-20 23:58:21 | 中国事情

元気で・素直で・勉強家の4年生たちが今日、卒業していきました。

明日の朝にはみんな中国全土に散って行くことでしょう。

今夜が最後のカレーパーティーです。

 

途中、菏澤在住の先輩の楊芬さんが駆けつけてくれました。

卒業生が1年生に入ったばかりのとき、楊芬さんは4年生で

3度も自分の授業を抜けて、1年の通訳に来てくれた優しい人です。

楊芬さん(左)、福建省泉州に戻る陳稘頴さん(右)。

お揃いのワンピースを着た姉妹のようです。

最後に、みんながハグをしたり、ハラハラ泣いたりしながら

ドアを開けて出て行き、

日本語で「さようなら」と言ったんです。

「さようなら」って本当に悲しい言葉だったんだ……。

しかし、私はどこまでも教師グセで演技し、

「じゃ、また会おうね~」と明るく別れたのでした。

 


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2 コメント

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別れ・・・・・ (こきおばさん)
2019-06-21 06:45:20
4年間、成長をを見てきた学生たちとのお別れ・・・・・毎回辛い思いをされていることでしょうね。達成感と共に・・・・・

この若者たちの心の中にはきっと恩師の姿が刻まれていることでしょう。

私も小学校6年生の時の恩師がまだお元気でいますので、今なお時々お便りを差し上げています。恩師はもう、そのお一人になってしまいましたが・・・・・
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終わり・始まる (ブルーはーと)
2019-06-21 22:55:03
こきおばさん様
長年教師をやってきましたが、教師は演技はすれど我を忘れて喜怒哀楽に浸ってはいけないと、心でブレーキをかけてきました。送り出すのに必要なのは、涙ではなく励ましですから。寂しさは残りますけどね……。でも1年後、数年後、どこで再会するかわかりません。その楽しみもあります。
そして上手くしたもので、まだ私には気掛かりな2年生たち、そして面白い1年生たちがいます(笑)。
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