↑卒業生の退寮で慌しい女子寮前。
昨日21日夜、香港政府は、中国本土への容疑者移送を可能とする
「逃亡犯条例」改正案について
「政府は改正作業を完全に停止した。来年7月に廃案になる事実を受け入れる」
との声明を発表しましたが、
先週から何度かこの件でメールのやり取りをしていた若者は、
この声明発表の前に、こんな切ないメールを送ってきました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「多分今の中国で、ごく一部の学生しか政治や民主に興味を持っていません。
少なくとも、以前の私はそうでした。
脅かす、と言ってもいいですね。
私たちが大学を卒業したいから、大学はその点を利用して事件を収めたのです。
「多分、一生かけてもこの国では……」
なんだか悲しいけど本当にそんな気がしてくる独裁的な国家。
このブログ文も大学当局が読んだら、ま、ただじゃ置かないでしょう。
しかし、このgooブログ、今じゃvpn無しには見られなくなったので
逆に安全かな。日本語だし、タイトルも無難に工夫したし~(笑)。
言論の自由、表現の自由、報道の自由が奪われた国で生きるとしたら
絶望するしかないかも。
この利発な本土の若者の目には
今、まだ香港にはある「言論の自由」を守るために必死に頑張る
香港の若者たちはどう映っているでしょう。
でも、日本も絶対他人事ではありません。
アベ政権は中国政府のやり口をお手本にしていますからね。
日本はかなり中国本土化していますよ。
↑↓3月から今までキャンパスの木々は次、また次と休むことなく開花して
宿舎への帰り道を楽しくしてくれます。
ザクロの次はトウネズミモチの花。↓↑