にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

魔法の言葉

2013年11月25日 | 日々のこと

物語からぬけだしてきたような、うさぎ。

昨日のWEスペース下鴨さんのお庭の風景です。

昨日は、来てくださったお客様が、一番イメージがわかなくて苦しんだ作品を
「ものすごくいい」とほめてくださって、嬉しかったです。

それから、別の方には、

「絵の勉強をいままでしていないことを引け目に思う必要はない。
あなたは音楽を通して磨いた感性で見えたものを描けばいい。
いままで生きてきた人生がデッサンなんだから。

勉強してから発表しようなんて思わず、どんどん発表して、
恥をかきながら勉強していけばいい。

毎日描いていけば、自分の線は自然にできてくるもの。
縮こまらずに、もっともっとのびのび遊びなさい。」

とアドバイスをいただきました。

どの世界も奥が深くて、勉強しても勉強しても、どんどん遠のいていく気がしてしまうけれど、一番大切なのは、楽しむこと、遊ぶこと。

そういえば、先日キャシーさんも"fun(楽しい)”という言葉は魔法を持っているとおっしゃっていました。

さあこれからも楽しむぞ。



Slow&Easy

2013年11月25日 | スケジュール

昨日の午前中は、出町柳駅近くの老舗のジャズ喫茶のマスターの写真展に、
松ヶ崎の涌泉寺に行ってきました。

大学時代に時々レコードを聴かせてもらいに行っていて、
最近職場が近くなってからまた時々うかがうようになったのだけど、
そんな活動をなさっているなんて全然知らなかった。

わたしが知っているのは、すこしくすんだ旧いレコードの音にあわせて鼻唄を歌いながら、紙ナプキンを一枚一枚たたんでいる姿と、注文を受けて丁寧にコーヒーを淹れておられる姿だけ。

写真の展示をされていることも全然しらなくて、
一昨日ギャラリーに遊びに来てくださった画家の方が、
たまたま教えてくださってびっくりしてすぐうかがったのでした。

お寺のお部屋のなかに、何点かの写真と、ダンボール箱のような箱をのぞくと向こう側に作品が見える、おおきい万華鏡のような作品があり、会場で配られていた冊子を見ると、じつは知る人ぞ知る現代芸術の芸術家のひとりだとのこと。

作品越しにお寺の美しいお庭が見えて、おもわず日向ぼっこしたくなるような、
ゆったりした時間のながれる空間でした。
http://www.yusenji.com/info/index.html

午後はギャラリーに、大学時代の先輩が遊びに来てくださって、
めちゃくちゃかわいいお菓子をお土産にいただきました。

夜は劇団ふたごぼしの上村美智子ちゃんのジャジェンカ(ジャズ+演歌)ライブに、
錦市場の銭湯、錦湯さんへ。

もりだくさんな一日でした。