time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Luxembourg 2011 / 美しすぎる鉄鋼メーカー本社

2011-06-25 | Luxembourg

ルクセンブルクにあるアルセロール・ミッタル [Arcelor Mittal] の本社は、まるで博物館のように美しい建物です。
アルセロール・ミッタルは、ヨーロッパのアルセロールとインドのミッタル・スチールの経営統合によって誕生した、世界最大の鉄鋼メーカーです。(Wikipediaより)

中央駅地区 [Gare] のリベルテ通り [Avenue de la Liberté] 沿いにあり、1ブロック全部を占めています。
ルーヴルやオルセーと言ったパリの美術館に、少し外観が似ています。
 

正面入口上部は、鉄鋼メーカーという固いイメージとは違って、優美で豪華な装飾が施されています。


Luxembourg 2011 / マーターズ広場

2011-06-20 | Luxembourg

中央駅地区 [Gare] のリベルテ通り [Avenue de la Liberté] 沿いにある広場のひとつ、マーターズ広場 [Place des Martyrs] です。
ここは、一般的に欧州によくある広場とは少し違い、公園と言った方がいいかもしれません。
さほど大きい広場ではありませんが、芝生が敷き詰められ、植木が綺麗にデザイン・カットされた美しい景観です。

広場の入口には像があり、一見普通の広場のようです。


でも、それは一部だけ。回りは緑に囲まれています。
 


リベルテ通りを挟んで向かいには、世界最大の鉄鋼メーカー、アルセロール・ミッタル [Arcelor Mittal] の本社ビルがあります。


Luxembourg 2011 / 黄金の女神像

2011-06-17 | Luxembourg

憲法広場 [Place de la Constitution] に第一次世界大戦戦没者の慰霊碑があり、その先端にはゲレ・フラ [Gëlle Fra] と呼ばれる黄金の女神像が立っています。
慰霊碑は、第二次世界大戦中にナチスによって破壊されたのですが、第一次と第二次のふたつの大戦の犠牲者を弔うために、1985年に再建されました。

黄金の女神は、勝利と栄光のシンボルである月桂樹の冠を掲げています。


スマートな後姿。


女神は、40メートルのモニュメントの上に立っています。


向こうに、ノートルダム大聖堂 [Cathédrale Notre-Dame] が見えます。


Luxembourg 2011 / 国立銀行

2011-06-11 | Luxembourg

ペトリュス渓谷 [Vallée de la Pétrusse] を挟んで、中央駅地区 [Gare] と、旧市街のサントル地区 [Centre] を結ぶアドルフ橋 [Pont Adolphe] のたもとに建つ、ルクセンブルク国立銀行 [Banque et Caisse d'Epargne de l'Etat] です。

シンボルの時計塔は、旧市街からもよく見えます。
 

午前中は逆光でしたが、夕方は夕日が当たり、少しオレンジ色がかって綺麗です。
 



【プチ情報】
神奈川県と同じくらいの面積の小さなこの国は、1人当たり国民総所得が世界第1位、世界一裕福な国なんです。
そのため、貧困による犯罪が極めて少なく、安心して生活や旅行ができる国です。
ところが面白いことに、街や人々の雰囲気からは、そんな裕福さは全く感じられませんでした。
お店は夕方6時から6時半には閉まるし、もちろん日曜日は休業。
高級ブティックや宝石店などもあまり見かけず、ランチの時間はレストランやカフェよりも、テイクアウトのお店が行列を作り、ファーストフード店が大繁盛。
ホテルはちょっぴり高いかなと思いましたが、物価は隣国のドイツやフランスと変わりありませんでした。
裕福でも贅沢な暮らしをしているわけではなく、至って質素な国でした。

Luxembourg 2011 / 渓谷に架かる巨大な石橋

2011-06-10 | Luxembourg

ルクセンブルクの見どころのひとつ、アドルフ橋 [Pont Adolphe] です。
ルクセンブルク大公のアドルフが在位していた時代に築かれ、その当時、世界最大のアーチを持った石橋ということで海外から大きな関心が寄せられました。
高さ42メートル、全長153メートルあり、85メートル以上に渡ってペトリュス渓谷 [Vallée de la Pétrusse] に架かっています。
橋から見る渓谷の景観は、正に絶景です。

ルクセンブルク駅からリベルテ通り [Avenue de la Liberté] をまっすぐ進むと、アドルフ橋にさしかかります。


橋の上から渓谷を眺めます。
四角く突き出ているところからポールがたくさん立っている辺り全体が、憲法広場 [Place de la Constitution] です。


橋を渡って右側に少し行ったところからの眺めです。
左端に建つ塔は、ルクセンブルク国立銀行 [Banque et Caisse d'Epargne de l'Etat] の時計塔です。


憲法広場の真上まで来ました。朝のお掃除をする作業員の姿が見えます。芝生が眩しいくらい綺麗です。


段々になっていて、更にその下も広場になっています。


両方を見るとこんな感じ。もちろん、下りて行けます。


午後、渓谷を歩きました。真ん中に流れているのは、ペトリュス川 [Pétrusse] です。
アドルフ橋が見えてきました。


渓谷の下から眺めたアドルフ橋です。


夜のアドルフ橋です。


Luxembourg 2011 / 市庁舎

2011-06-07 | Luxembourg

ギヨーム広場 [Place Guillaume II] は、別名クニュドラー [Knuedler] と呼ばれて市民に親しまれています。
その広場の一角に、市庁舎 [Hôtel de Ville] が建っています。

階段の両脇には、2匹のライオン像が狛犬のように市庁舎を守っています。
 

少し薄暗くなってきた18時半頃。レストランとマクドナルド以外、どこもかしこも閉まるこの時間に、まさか仕事(営業)をしているとは思えません。(苦笑)
恐らく夜のライト・アップなのでしょう。


Luxembourg 2011 / ノートルダム大聖堂の中

2011-06-03 | Luxembourg

先月、投稿が少なかったので、今月もルクセンブルクを続けます。
ノートルダム大聖堂 [Cathédrale Notre-Dame] の中に入りました。写真多めで一気にお届けします。
ツーリスト・インフォメーションがあるギヨーム広場 [Place Guillaume II] の近く、ノートルダム通り [Rue Notre-Dame] に面した北扉から入ると、拝廊に出ます。

細かい装飾が施されたアーチの上には、パイプオルガン。


キリストを抱いた聖母マリアが画かれたステンドグラス。


身廊部分の内部の様子です。クロッシングの部分に低い天井があって、壁や天井に絵が描かれています。


そのクロッシングのところまで行ってみました。柱の装飾も繊細です。
 

西の側廊と、アーチ型になった側面の入口です。
 

東の側廊です。自然光が差し込んで、ステンドグラスも綺麗に映えます。


主祭壇には、アプス(後陣)の半円形になった壁面に沿って、5組のステンドグラスがはめられています。
 

そして、中心には聖母マリア像が祀られています。


東の側廊に、ビザンチン様式を思わせる、金色に輝く祭壇がありました。
 


主祭壇のある内陣から拝廊を見ると(簡単に言えば、奥から後ろを見ると)、こんな感じです。