time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

London 2004 / ロンドン塔

2008-01-31 | UK

夜のしじまに怪しくそびえ立つ、ロンドン塔 [Tower of London] です。
1078年に建てられたので、今年で930年の歴史を刻むことになります。
その昔ここは、王位継承争いに破れた王妃や貴族、反逆者などを幽閉、処刑する場所として使用されていました。
残虐残酷な拷問、処刑が長年続けられてきた、忌まわしい恐怖の塔でもあります。
首を斧でたたき切られた王妃の亡霊や、たくさんの幽霊が現れることでも有名です。
そんな背筋が凍るような雰囲気が、ライトアップによって更に不気味にかもし出されています。

New York City 1995 / マンハッタンの落書き

2008-01-30 | USA

1995年のニューヨーク。今ではこういう風景は、全くと言っていいほど見なくなりました。
前年の1994年に就任したジュリアーニ市長によって、ニューヨークは大きく変わりました。
治安回復を第一の公約としていたジュリアーニ市長は、落書き消しと犯罪の取り締まりによって治安を回復させました。
この時が私の初めてのニューヨークでしたが、第一印象は “汚い街” でした。
道はゴミで溢れ、イエローキャブのシートはボロボロ・・・。
イーストヴィレッジ辺りを歩いている時などは、神経がピンと張り詰めていて、常に周囲を注意深く見回しながら歩いていました。
そんなあまりいい印象ではなかったニューヨーク、今では大好きな街です。

Canterbury 2004 / カンタベリー大聖堂

2008-01-28 | UK

カンタベリー大聖堂の礼拝堂にある、中世のステンドグラスです。
12世紀末頃の英国は、国王支配下の王家と大司教を頂点とする教会が対立していました。
そしてついに、国王ヘンリー2世の送り込んだ刺客によって、ベケット大司教が暗殺されるという事件が起き、大司教の遺体は大聖堂の地下室に葬られました。
すると、たちまち瀕死の病人の容体が回復したり、負傷者の傷が癒えたりという不思議なことが起こり、“ベケットの奇蹟” と呼ばれました。
そのベケット大司教の生涯と、死後の奇蹟を描いたステンドグラスです。


[関連記事]
Canterbury 2004 / カンタベリー大聖堂 [2008-01-05]

Buffalo 2007 / バッファロー・ナイアガラ国際空港

2008-01-27 | USA

12月のバッファロー・ナイアガラ国際空港の様子です。
前夜のスノー・ストームの影響で、街も空港も50センチ以上の積雪で真っ白。
除雪車の作業は驚くほどのんびりで、ニューヨーク経由でボストンに向かうフライトでしたが、時間になってもゲートには飛行機もない状態。
遅れなどフライトに関するアナウンスも一向になく、係員に尋ねても大丈夫だと言うだけで心配になりましたが、折り返し便の到着が遅れただけで、予定時刻の40分後、無事に飛びました。

Kyoto 2008 / 花見小路

2008-01-26 | Japan

京都に行ってきました。
冬の京都は底冷えして寒かったですが、観光客がとても少なく、ゆっくりと散策しながらいろいろなお寺や神社をじっくり見ることができました。
これは、たくさんのお茶屋さんや料亭が軒を連ねる、祇園の花見小路です。
芸子さんが歩いていたり、急ぎ足で食材を運ぶ追い回しさん(板前の見習い)の姿も見かけました。
祇園の真ん中を南北に走るこの石畳の道は、電柱も地下に埋められ、伝統的な町屋が左右に建ち並んでいます。

Cambridge 2007 / 壁画

2008-01-22 | USA

イギリスではなく、アメリカのマサチューセッツ州にある街ケンブリッジの路地で見かけた、ちょっと怪しい雰囲気の壁画です。
ケンプリッジはボストンの隣街で、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学がある学生の街です。
このビルの内部は立体駐車場になっていましたが、ライトに照らされて異様な空間をかもし出していました。

New York City 2007 / タイムズ・スクエア

2008-01-21 | USA
 
眠らない街ニューヨーク、その中でも最も華やかで煌びやかで24時間人が溢れている場所、タイムズ・スクエア [Times Square] 。
これは冬の朝のタイムズ・スクエア。イエローキャブと蒸気が地下から噴き出している、定番とも言える風景です。
冬の寒さを象徴するかのように、道路のあちこちからこのように蒸気が噴き出ています。

Paris 2004 / エッフェル塔

2008-01-20 | France

パリの代表的なシンボル、エッフェル塔 [La tour Eiffel] 。高さ324m(ちなみに東京タワーは332.6m)で、3つの展望台があります。
フランス革命100周年記念として、1889年の万博のために建設されました。
ライト・アップされる夜はとても綺麗ですが、東京タワーと違ってペイントされていないので、昼間は味気のない武骨な姿です。
でも、スラリとそびえるその姿と下半分の曲線部は、やはり素晴らしい眺めです。
銅っぽい色をしていますが、実は錬鉄製だそうです。

San Francisco 2005 / ギラデリ・スクエア

2008-01-19 | USA

サンフランシスコが発祥の、アメリカではとてもポピュラーなギラデリ・チョコレート [The Ghirardelli Chocolate] 。
かつてはもちろんチョコレート工場でしたが、現在はギラデリ・スクエアというショッピング・モールになっています。
フィッシャーマンズ・ワーフの近くにあり、赤レンガで作られた7つの建物は、チョコレート・ビル、ココア・ビル、マスタード・ビルなどの名前が付けられています。

London 1990 / パディントン

2008-01-18 | UK

ロンドンの西、パディントン周辺の街並みです。
近くには、童話 「くまのパディントン」 の舞台となったパディントン駅があります。
ハイドパークに近いこの辺りにはB&Bがたくさんあり、とても過ごしやすいところです。
この辺に限らずですが、軒並みにパブがあって、サラリーマンでも昼間っからガブガブとぬるいビールを飲んでいます。

Buffalo 2007 / ダウンタウン

2008-01-16 | USA

アメリカ、ニューヨーク州バッファローのダウンタウンで見つけた、面白いオブジェです。
何だろう?と近くに行ってみたら、洋服の仕立屋さんの前にあり、どうやらそのお店のものだとわかりました。
男女が小粋にダンスのステップを踏んでいるようで、思わずカメラに収めました。

Paris 2004 / オルセー美術館

2008-01-15 | France

パリ、セーヌ河から見た、オルセー美術館 [Musée d'Orsay] です。
19世紀美術専門の美術館で、ミレーやマネ、モネ、ルノワール、セザンヌなどの印象派の作品がたくさん収蔵されています。
かつてオルセー駅の駅舎だった建物を改造して、1986年にオープンしました。
対岸の斜め向いには、ルーブル美術館があります。


Hakodate 2007 / 外人墓地

2008-01-13 | Japan

函館にある外人墓地です。背後には函館山があり、美しい海峡を見下ろすかのような高台にあります。
これはプロテスタント墓地で、他にロシア人墓地、中国人墓地があり、宗派によって区画が分けられています。
外人墓地は、ペリー提督が率いたアメリカ艦隊の2人の乗組員を埋葬するために提供された場所で、このプロテスタント墓地に2人は眠っています。
雑草が伸び放題だったのが、何だか放ったかされているような感じがして、ちょっと悲しい気持ちになりました。

New York City 2007 / ブライアント・パーク

2008-01-12 | USA

マンハッタンのミッドタウン、グランドセントラル・ステーションの近く、ニューヨーク公立図書館の隣にあるブライアント・パーク [Bryant Park] 。
麻薬の取引で1970年代には荒廃してしまった公園でしたが、民間NPO団体の管理によって1992年にリニューアルオープンされ、今ではニューヨーカーのくつろぎの場所となっています。
その公園にオープンしているスケート・リンクです。今年は1月15日までオープンしています。
ライト・アップと音楽を楽しみながら、たくさんの家族連れやカップルが、スケートを楽しんでいました。