time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Praha 2008 / エッフェル塔がお手本

2009-04-30 | Czech

プラハで最も高い、ペトシーンの丘 [Petřín] の上にあるペトシーン・タワーは、エッフェル塔の5分の1の複製なのだそうです。
1891年に、プラハ万博を記念して建てられました。
頂点の標高は、本家のエッフェル塔の頂点の標高と同じ水準で、高さは63.5mです。
プラハの街が一望できる展望台までは、299段の階段を上らなければなりません。


[関連記事]
Paris 2004 / エッフェル塔 [2008-01-20]

Tokyo 2009 / 夜の東京タワー

2009-04-28 | Japan

こちらは言わずと知れた東京のシンボル、東京タワーのライト・アップです。
エッフェル塔建設の69年後、1958年に完成しました。高さはエッフェル塔よりも少し高く、333mあります。
東京地区の放送電波を送出するアンテナとしての電波塔で、昼間は障害標識としての役割も果たしていて、赤と白を交互に配色した塗装となっています。
エッフェル塔に負けず劣らず、ライト・アップがとても美しく、日時によって “ダイヤモンド・ヴェール” と “ランドマーク・ライト” という2種類のライト・アップで、東京の夜を演出しています。(写真は、ランドマーク・ライトです。)
2011年の地上デジタル放送の完全移行に伴って、電波塔としての役目は終ってしまうようですが、これからも東京の街を見守って行くことでしょう。


[関連記事]
Tokyo 2009 / 夜桜と東京タワー [2009-04-04]

Paris 2009 / 夜のエッフェル塔

2009-04-27 | France

パリのシンボルのひとつ、エッフェル塔 [Tour Eiffel / Eiffel Tower] です。
フランス革命100周年を記念して、1889年の万国博覧会のために建造されました。
建設当時の高さは312.3mでしたが、その後放送用のアンテナが設置され、現在は324mの高さを誇り、パリのランドマークとして人気のスポットとなっています。
これは、“エッフェル塔がいちばん美しく見える場所”、“ここから眺めるエッフェル塔は格別” などと言われている、シャイヨー宮からのライト・アップされた姿です。


[関連記事]
Paris 2004 / エッフェル塔 [2008-01-20]
Paris 2004 / ビル・アケム橋とエッフェル塔 [2008-02-19]

Paris 2009 / 鉄筋コンクリートの教会

2009-04-26 | France

パリ18区、モンマルトルのアベス広場横にある、サン・ジャンド・モンマルトル教会 [Église Saint-Jean-de-Montmartre] です。
ユトリロの絵にも描かれてるこの教会は、1904年に建てられた世界初の鉄筋コンクリートで出来た教会です。
教会には珍しい、当時の流行だったアール・ヌーヴォーを取り入れ、正面はアール・ヌーヴォーの陶芸作家、ビゴのタイル装飾で覆われています。

Paris 2009 / ポンヌフ

2009-04-25 | France

パリのセーヌ河に架かる美しいアーチ型の石橋、ポンヌフ [Pont Neuf] の夜景です。
Pont Neufとは “新しい橋” という意味ですが、現存するセーヌ河の橋の中でいちばん古い橋です。
この橋を舞台にした映画に、ジュリエット・ビノシュ主演の 『ポンヌフの恋人』 がありますが、実際の撮影は、実物を忠実に再現したセットを南フランスに作り、そこで行なわれたそうです。
エッフェル塔の左に見えるのは、ナポレオンの棺が祭られているアンヴァリッドのドーム教会です。

Budapest 2008 / 待ち時間にひと勝負

2009-04-23 | Hungary

温泉大国として知られているハンガリーですが、首都ブダペストの東駅 [Keleti pályaudvar / Budapest Keleti Railway Station] に、こんなスペースがありました。
もう少しズーム・アップして撮れば良かったのですが、実はこれ、チェスをするところなんです。
ハンガリーでは、温泉に浸かりながらチェスをする “風呂チェス” が名物ですが、駅での列車の待ち時間にひと勝負と言ったところでしょうか。
カメラを向けていると、相手をするおじさんが手を挙げてくれましたが、顔が隠れてしまいました。

Chartres 2009 / 中世の家並

2009-04-21 | France

フランスの中部に位置する小都市シャルトルは、古くから司教座が置かれた街です。
街の中央には、ユネスコの世界遺産に登録されているノートルダム大聖堂がそびえていて、巡礼の地として栄えた街です。
後ろに見えるのがその大聖堂の一部で、街は中世の面影を残す石造りの家が建ち並び、古風な趣きが残っています。


[関連記事]
Chartres 2009 / とんがり屋根の家並 [2009-03-11]

Rome 2008/ トリトーネの噴水

2009-04-20 | Italy

ローマ、バルベリーニ広場 [Piazza Barberini] にある、夜の “トリトーネの噴水” [Fontana del Tritone] です。
ローマにはたくさんの噴水や泉があり、夜は美しくライトアップされています。
貝殻の上でひざまずく海の神ポセイドンの息子、トリトーネ(トリトン)の見事に割れた腹筋が、ライトアップと滴る水によって、よりセクシーに見えます。
トリトーネは、上半身は人の姿で、下半身は魚の姿をしています。写真では見えませんが、隆々とした背筋も見事でした。


[関連記事]
Rome 2008 / バルベリーニ広場 [2008-09-14]

Paris 2009 / セーヌ河

2009-04-18 | France

パリは、フランスを代表する河川のひとつ、セーヌ河 [Seine] の流域に発達した都市です。
パリの歴史と社会の変遷はセーヌ河に影響され、パリの文化はセーヌ河を舞台に展開してきました。
全長780kmのフランス第二の大河ですが、パリ市内を流れるのはわずか数十キロです。
ノートルダム大聖堂エッフェル塔などの観光名所が集っているその河岸の一部は、“パリのセーヌ河岸” としてユネスコ世界遺産に登録されています。


[関連記事]
Paris 2009 / 朝もやのセーヌ河 [2009-03-12]

Rouen 2009 / 大聖堂の身廊

2009-04-16 | France

フランス、ルーアンのノートルダム大聖堂 [Cathédrale Notre-Dame] の身廊です。
身廊とは、教会や聖堂のキリスト教建築の、入口から主祭壇に向かう中央通路の手前部分のことです。(詳しくはこちら。)
この大聖堂はゴシック様式で、左右の柱のアーチの位置を高くすることで、天(神)に近い高さを強調しています。
大きなバラ窓や上部の連窓からは太陽の自然光が差し込み、とても明るく落ち着いた印象を与えます。
いちばん前でお祈りをしているおじさんの姿が、とても印象的でした。


[関連記事]
Rouen 2009 / モネが魅せられた大聖堂 [2009-03-19]

Melk 2008 / 修道院の付属教会

2009-04-15 | Austria

4月12日に、プラハ城の特集番組と重なって、BSフジの 『欧州鉄道の旅』 で、オーストリア国鉄で行く、ヴァッハウ渓谷の旅が放送されていました。
最後の方だけ見ることができたのですが、クレムスを出発した列車は、丁度デュルンシュタインを出発するところでした。
大好きになった街、デュルンシュタインが見れなかったのは残念でしたが、最後に到着したメルクの映像はちゃんと見ることができました。
そしてウィーン屈指のバロック建築である、ベネディクト派のメルク修道院 [Stift Melk / Melk Abbey] が紹介され、修道院内にあるこの教会も映し出されました。


★『欧州鉄道の旅』 BSフジ
  第95回 : オーストリアを流れるドナウ河とその流域のヴァッハウ渓谷を旅する
  再放送 : 4月14日(火) 13:00~13:55 


[関連記事]
Melk 2008 / メルク修道院 [2008-12-06]

Praha 2008 / ハヴェルを城へ

2009-04-14 | Czech

昨日、ケーブルTVのチャンネル銀河で、以前NHK-BSの番組 『ハイビジョンスペシャル』 で放送された、「城 王たちの物語」 の再放送があり、プラハ城 [Pražský hrad / Prague Castle] が特集されました。
プラハに住む高校生の女の子がナビゲーターで、彼女が “ビロード革命” について授業で教わった中で、民主化を実現した時、人々が何故 “ハヴェルを城へ” という合言葉を唱えたのかということを探るために、プラハ城を訪れるという、とても興味深い内容でした。
ハヴェルとは、ヴァーツラフ・ハヴェル [Václav Havel]、チェコ共和国としての初代大統領の名前です。
プラハ城は、かつては神聖ローマ皇帝の居城であり、ハプスブルク家の時代からナチスドイツの占領、“プラハの春” のソ連の侵略を経て、血を流さない革命運動 “ビロード革命” によって、国民が自分たちの大統領をプラハ城に送り込みました。
チェコの人々にとって、“自分たちが選んだ人が城の主” なのです。

写真のプラハ城は、城の南側にある、プラハでいちばん高いペトシーンの丘 [Petřín] の中腹からの眺めです。


[関連記事]
Praha 2008 / カレル橋旧市街橋塔から [2009-01-13]

Paris 2009 / クロックムッシュ

2009-04-11 | gourmet

フランス発祥のカフェごはんの定番メニュー、クロックムッシュ [croque-monsieur] です。
パンにハムとチーズを挟み、バターを塗ったフライパンで軽く焼いて、ベシャメルソース(ホワイトソース)やそれにすりおろしたチーズを入れたものを塗って焼き色が付いたら出来上がりです。
クロックムッシュとは “かりっとした紳士” という意味で、チーズは、グリュイエールチーズやエメンタールチーズが使われます。
これは、ヨーロッパ各地を始め、日本にも出店しているパリの老舗ブーランジェリー [boulangerie](パン屋さんのこと)、「PAUL」(ポール) のクロックムッシュです。
ボリュームたっぷりで、全部食べきれるかどうか不安でしたが、これだけチーズが使われているのに全然しつこくなく、歯ごたえのいい香ばしいパンと、チーズとハムの塩加減がジューシーに口に広がり、完食しました。
店内は、美味しそうなパンの香りで包まれていて、ガラス・ケースにはたくさんの種類のパンが並んでいました。


【PAUL】

パリのいたるところに点在しています。メトロや鉄道の駅などにもあり、観光地ではワゴン車での移動販売もあります。
HP ; http://www.paul.fr/(フランス語・英語)

サン・ジェルマン・デ・プレ [Saint-Germain-des-Prés] 界隈の、セーヌ通り [Rue de Seine] とビュッシー通り [Rue de Buci] が交差するところにあるお店。


モンパルナス駅にあるお店。右側にイート・イン・スペースあり。

Tokyo 2007 / 幹に咲く桜

2009-04-10 | Japan

引き続き、桜の写真です。(季節限定なので・・・)
近所の桜並木の中に、毎年樹の幹に咲いている桜があります。
枝ではなく、太い幹から直接花を咲かせているのですが、幹の色が濃いので桜の花びらの色が映えてとても綺麗です。
これは2年前の写真ですが、今年も元気に幹から花を咲かせていました。

Tokyo 2009 / 桜満開

2009-04-09 | Japan

花の命は短くて・・・と林芙美子さんが詠っていますが、桜の花は満開になったかと思うと、本当にあっという間に散ってしまいます。
私の家の近くには見事な桜並木があり、満開のピークを少し過ぎましたが、まだこのようにピンク色のアーチが続いています。
風が吹くと花吹雪が舞い、道行く人の肩の上に、ひらりと花びらが舞い降りて行きます。