time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Kyoto 2008 / 法然院

2008-09-27 | Japan

京都、法然院の山門をくぐると、境内には両側に、白砂壇(びゃくさだん)という白い盛り砂があります。
砂地を固めてその上に描かれた模様は、水を表現しています。
そしてその間を通ることは、心身を清めて浄域に入るということを意味しています。

Arezzo 2008 / 市庁舎

2008-09-26 | Italy

イタリアのトスカーナ州、アレッツォの市庁舎 [Palazzo Comunale] の中です。
この階段を昇ると、市民がいろいろな手続きをする受付に行くのですが、階段ひとつとっても、なんとも言えない神聖な空気が漂っています。
踊り場の壁には、アレッツォのシンボルとも言える、サン・フランチェスコ教会 [Chiesa San Francesco] の十字架が描かれています。


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Arezzo 2008 / サン・フランチェスコ教会 [2008-05-05]

Dublin 1990 / オコンネル通り

2008-09-24 | Ireland

アイルランドの首都ダブリンの目抜き通り、オコンネル通り [O'Connell St.] の北にある、パーネル・スクエア [Parnell Square] の一角です。
左に見えるのは、この場所の名前の由来である、19世紀のアイルランドの政治指導者、チャールズ・スチュワート・パーネル [Charles Stewart Parnell] の記念碑です。
そして、その後ろに見える円形の建物は、ロタンダ・ルーム [Rotunda Room] です。
ここは、『オリバー・ツイスト』 の作家、チャールズ・ディケンズ [Charles Dickens] が朗読を行い、最初に 「夜想曲」(ノクターン)を書いた作曲家として知られるジョン・フィールド [John Field] が、ピアノ・リサイタルを行った場所で、当時はコンサートなどのために建てられたものでした。
現在は、アンバサダー・シネマという映画館になっています。
また、更にその向こうに見えるとんがった塔は、通称ブラック・チャーチと呼ばれている、聖メアリー教会 [St Mary's Chapel of Ease] です。


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Dublin 1990 / オコンネル通り [2007-11-29]

San Francisco 2005 / ミュニ・メトロ

2008-09-22 | USA

サンフランシスコ市内の交通機関のひとつ、ミュニ・メトロ [Muni Metro] です。
元々は交通渋滞の緩和のために、バスを地下に走らせることから生まれました。
その殆んどは、中心部のメイン・ストリートであるマーケット・ストリート [Market St.] では地下を走り、そのあと地上に出て路面電車となって郊外まで延びています。
これは全線地上を走るFラインで、2000年よりフィッシャーマンズ・ワーフ [Fisherman's Wharf] と中心部を結ぶサービスが開始されました。
Fラインは、いろんなデザインの可愛い形をしたヴィンテージ・カーが、走っています。

Firenze 2008 / ダンテの家

2008-09-20 | Italy

ダンテ・アリギエーリ [Dante Alighieri] は、1265年フィレンツェに生まれました。
詩人であるダンテは、哲学者、政治家でもあり、代表作 『神曲』 は、多くの作曲家に影響を与えました。
ここは、フィレンツェにあるダンテの家 [Casa di Dante] で、彼の生家です。
現在は、ダンテのゆかりの作品を展示した博物館 [Riapre il Museo Casa di Dante] として、一般に公開されています。


Dartford 1990 / 駅

2008-09-18 | UK
 
前回、ニューヨークのミュージシャンにゆかりのあるホテル・チェルシーを紹介したので、ミュージシャンつながりで、イギリスのとある場所を紹介します。
イギリス、ケント州にあるダートフォードという街。この写真は、ダートフォード駅 [Dartford Station] のプラットフォームにある表示板です。
この街は、ローリング・ストーンズ [The Rolling Stones] のミック・ジャガー [Mick Jagger] とキース・リチャーズ [Keith Richards] が生まれ育った街で、ふたりは幼なじみでした。
そして、1960年にふたりはこの駅のプラットフォームで偶然再会し、その時ミックが持っていたレコードにキースが興味を示し、この時のふたりの語らいがローリング・ストーンズ結成のきっかけとなりました。

New York City 2007 / ホテル・チェルシー

2008-09-16 | USA

ニューヨークのランドマークにも指定されている、ホテル・チェルシー [Hotel Chelsea] です。
かつてはアパートだったチェルシー地区にあるこの赤レンガの建物には、アンディ・ウォーホールやボブ・ディラン、セックス・ピストルズのシド・ビシャスなども住んでいて、詩人や画家、ミュージシャンやその卵たちが暮らしていました。
中には夢破れて、ドラッグで他界してしまった人も少なくありません。
そして、『レオン』 や 『ナインハーフ』、『シド&ナンシー』 など、数々の映画のシーンでも使用されていて、2001年にはイーサン・ホークが、ユマ・サーマン主演のこのホテルを舞台にした映画 『チェルシー・ホテル(原題:Chelsea Walls)』 を制作しました。

Hakodate 2007 / 赤レンガ倉庫

2008-09-15 | Japan

函館市のウォーター・フロントの観光名所、金森赤レンガ倉庫です。
金森商船株式会社が管理・運営を行なっていて、壁の 「森」 の字は、明治時代にここで開業した金森洋物店の商標です。
写真の倉庫は、“金森洋物館” という名のショッピング・モールで、レストランやおみやげ店がたくさん入っています。

Rome 2008 / バルベリーニ広場

2008-09-14 | Italy

ローマ、バルベリーニ広場 [Piazza Barberini] にある、“トリトーネの噴水” [Fontana del Tritone] です。
この場所は人々が集まる広場ではなく、5本の通りが集まって交差している場所なので、一日中車が絶えません。
横断歩道などはないので、ビュンビュン走る車を横切って、噴水の前に行くのにもひと苦労です。
四頭のイルカに支えられた貝殻の上に、トリトーネ(トリトン:ギリシア神話に登場する神、海神ポセイドンとアンピトリテの息子)がひざまずき、掲げるホラ貝から水が噴き出しています。
貝殻の下正面には、この噴水の制作を依頼したバルベリーニ家の紋章である3匹の蜂が、ここにも刻まれています。
左の奥に、“蜂の噴水”が見えます。


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Rome 2008 / 蜂の噴水 [2008-03-22]

Vatican 2008 / バチカン市国

2008-09-10 | Vatican

バチカン市国沿いのポルタ・アンジェリカ通り [Via di Porta Angelica] から、サン・ピエトロ広場 [Piazza San Pietro] に向かって歩くと、広場の入口に、アーチ型の “教皇レオ4世と教皇ニコラス5世の城壁” があります。
このアーチを通って、広場とバチカン博物館を行き来することができます。


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Vatican 2008 / サン・ピエトロ広場 [2008-03-08]
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Boston 2005 / クインシー・マーケット

2008-09-07 | USA

アメリカ、マサチューセッツ州ボストンにある巨大ショッピング・プレイス、ファニュエル・ホール・マーケットプレイス [Faneuil Hall Market Place] にある、クインシー・マーケット [Quincy Market] です。
ファニュエル・ホール・マーケットプレイスは、ファニュエル・ホール [Faneuil Hall] 以外に、クインシー・マーケットの両側にあるノース・マーケット [North Market] とサウス・マーケット [South Market] の3つの建物からなり、広場は年中いろんなイベントや露店で賑わっています。
クインシー・マーケットは食料品を主に取り扱うショッピング・モールで、2階はフード・コートになっていて、下で買ったお惣菜やファースト・フードをすぐに食べることができます。
この場所は、道路に描かれている赤い線で、ボストンの名所・旧跡をわかりやすく繋いだ、フリーダム・トレイル [Freedom Trail] と呼ばれる線に沿った場所のひとつでもあります。


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Boston 2007 / ファニュエル・ホール・マーケットプレイスのクリスマス・ツリー [2007-12-25]

Orvieto 2008 / フニコラーレ

2008-09-04 | Italy

イタリア、ウンブリア州のオルヴィエートは、海抜325mの丘の上の都市です。
イタリア国鉄のオルヴィエート駅から、“フニコラーレ”[Funicolare] という真っ赤な可愛いケーブルカーで旧市街地に入ります。
15分間隔で頻繁に行き来しているので、この様に丘の中腹辺りで上りと下りがすれ違うことが出来るように、線路が分かれています。
約3分、あっという間に中世の美しい街に辿り着きます。


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Orvieto 2008 / 世界一美しい丘の上の街 [2008-03-12]

Rome 2008 / バルベリーニ宮殿(国立古典絵画博物館)

2008-09-03 | Italy

ローマのバルベリーニ宮殿は、1949年にバルベリーニ家が政府にこの宮殿を譲り、現在は国立古典絵画館 [Galleria Nazionale d' Arte Antica a Palazzo Barberini] としてオープンされています。
この見事なフレスコ画は、バロックを代表する画家・建築家のピエトロ・ダ・コルトーナ [Pietro da Cortona] による “神の摂理の勝利”[Trionfo della Divina Provvidenza] です。
ベルニーニのアイデアで、2階の大サロンの天井がこのフレスコ画で飾られていて、バルベリーニ家の紋章である、3匹の蜂が描かれています。


★この写真と、アイルランドのダブリン城の写真が、“Schmap”という写真で綴る世界の観光地ガイド・マップのサイトに採用・掲載されました。


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Rome 2008 / バルベリーニ宮殿(国立古典絵画博物館) [2008-03-15]