time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Luxembourg 2011 / ノートルダム大聖堂

2011-05-31 | Luxembourg

ルクセンブルクの公用語は、フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語ですが、ほとんどはフランス語が使用されていると感じました。
そんなフランス語圏に多く建てられているノートルダム大聖堂 [Cathédrale Notre-Dame] は、ここルクセンブルクの世界文化遺産の一部となっています。

ノートルダムとはフランス語で “我らの貴婦人” という意味で、聖母マリアを意味します。
西側のファサード(正面)では、イエス・キリストを抱くマリアの像が迎えます。


扉の取っ手が、ひとつだけ輝いていました。


みんなが触ってピカピカになるのは、触るといいことがあるとか、何かご利益があるものが多いので、これもそうなのかなーと思い、触ってきました。(笑)
 

礼拝堂の外側です。


ギヨーム広場 [Place Guillaume II] からは、ノートルダム通り [Rue Notre-Dame] に面した大聖堂の北側から入ると便利です。


北側の扉は、西側に比べると荘厳で雰囲気も違います。
 

Luxembourg 2011 / 鉄道高架橋

2011-05-27 | Luxembourg

ルクセンブルク国鉄(CFL)は、ルクセンブルク駅を中心に、隣国のドイツ・フランス・ベルギーに続く路線が延びています。
神奈川県とほぼ同じ面積の小さな国なので、それぞれの国境までは約1時間前後で行けます。

深い渓谷との高低差の激しい地形の、ルクセンブルク大公国の首都ルクセンブルク。
渓谷を通過する列車は、高ーい高架橋の上を走ります。
上の写真の右側を、ズームアップしてみました。


ちょっと分かりにくいですが、作業員が橋の上の線路で工事をしています。


アーチ型の美しい石橋が、四方に架かっています。


そこを、列車が通過して行きます。


別の日に新市街の丘の上から見たら、この橋はカーブになって長く延びているのがよくわかりました。


またまた列車が通過して行きます。というか、狙ってました。(笑)




【プチ情報】
ルクセンブルクでの移動は、国内の列車とバスが一日乗り放題のチケットがおすすめです。
料金はなんと、5ユーロ!(2011/05/27のレートで約580円)
とってもお得なので、これを使わない手はありません。

Luxembourg 2011 / ルクセンブルク駅

2011-05-24 | Luxembourg

ルクセンブルク国鉄のほとんどの路線の起終点になっているルクセンブルク駅 [Gare de Luxembourg] は、隣国のドイツ・フランス・ベルギーを結ぶ国際列車と、国内を走る列車のターミナル駅として機能しています。

高い時計塔を携える駅舎。
午前中は逆光になってしまうので、写真を撮るには午後がおすすめ。
 

こちらはパヴィリオン。駅に関するものが展示されているのかな。国旗がはためいています。


構内の天井には地図が描かれています。
 


現在大規模な改良工事中で、工事が完了したきっぷ売場は、中に入って右側にあります。
構内のカフェも、一部仮設です。このOBERWISE(オーバーワイズ)は、王室御用達ブランドのチョコレートを取り扱う老舗ショップのカフェで、平日は早朝から朝食を摂る人たちで賑わっていました。


駅の前はバスターミナルになっています。
ルクセンブルクには、他のヨーロッパの街によくあるトラムはなく、市民の足はバスです。
駅舎を出て左側が、Echternach(エヒテルナッハ)などの郊外の街に行く中距離バスの発着所です。


日が暮れかけてくると駅舎はライトアップされ、夜はちょっと黄金色っぽくて神秘的です。
  


Luxembourg 2011 / ギヨーム広場の朝市 : エトセトラ

2011-05-19 | Luxembourg

ギヨーム広場 [Place Guillaume II] の朝市は、野菜や果物、お花だけではありません。
少ない店舗でしたが、チーズやハム・ソーセージの加工肉の屋台や、雑貨専門の屋台も立っていました。
上の写真は、ポプリを扱うお店で売られていた、ドライフラワーのラベンダーです。これを丸ごと買って行って、オリジナルのポプリを作るのでしょう。袋詰めにしてもよし、瓶詰めにしてもよし!

市庁舎の前には、美味しそうな焼きたてパンを売る車。いい匂いが漂っていました。


こちらには、ソーセージやハムが並んでいます。
ちょっと暗くて分かりにくいのですが、屋台の奥でおじさん、カメラ目線です。


これ、キャンドルなんです。可愛い上に、とてもよく出来ています。
どれも皆可愛いので、選ぶのに時間が掛かりましたが、お土産用も含めたくさん買ってしまいました。
 

Luxembourg 2011 / ギヨーム広場の朝市 : フラワー編

2011-05-17 | Luxembourg

ギヨーム広場 [Place Guillaume II] の朝市、フラワー編です。
ギヨーム2世の騎馬像のうしろに、カラフルな鉢植えの花が一面に並んでいます。



おじさん、何を探しているのかな・・・?


色とりどりの春の花、パンジーです。


シュッとしたスリムなチューリップ。なんかつぼみがちっちゃくて、可愛さ倍増です。


ん?これはもしや? そう、ネコヤナギです。
でもこれが売られていたのは、花屋さんではなく、ソープやバブルなどのバス用品が並ぶ屋台の横にありました。
日本では生け花に使っているのを見たことがありますが、ヨーロッパでの使い道は何なのでしょう・・・。
 

Luxembourg 2011 / ギヨーム広場の朝市 : 野菜編

2011-05-15 | Luxembourg

ギヨーム広場 [Place Guillaume II] の朝市、野菜編です。

まずはパセリ。私たちが日常よく目にするパセリと比べると、少し茎が長く、どちらかと言うとコリアンダーっぽいです。


面白い形をしたトマト。まるでカボチャみたいです。


日本の食卓にはあまり馴染みのないアーティチョークです。和名ではチョウセンアザミと言うのだそうです。
キク科の植物で、この若いつぼみが食用となります。イタリア料理によく使用されています。


束になったラディッシュです。丸みのあるのはよく見ますが、細長くて先端が白くなっているのが、ちょっと可愛いです。


レタスの一種でしょうか・・・。とっても新鮮そうです。


色とりどり、カラフルなパプリカ。ツヤがあって美味しそうです。
 


でっかいカボチャと、籠いっぱいのマッシュルーム。
 

赤いセロリかなと思いましたが、ルバーブというダイオウの一種です。(値札でわかりました)
ヨーロッパでは、この茎の部分をジャムにしたりパイの具にしたりします。
 


Luxembourg 2011 / ギヨーム広場の朝市 : フルーツ編

2011-05-12 | Luxembourg

ギヨーム広場 [Place Guillaume II] では、毎週水曜日と土曜日に朝市が開かれ、市民の台所として賑わいます。
広場一面に屋台が並び、新鮮で色とりどりの野菜や果物が売られています。

トラックが屋台になってビッシリ並んでいます。


日本ではあまり見かけないフルーツもたくさんありました。左下のフルーツは “poile”、洋梨です。


手前のカゴに入っているのは、何なのでしょう・・・。


白い洋梨もあり、いろんな種類の洋梨がたくさん。


どの屋台も、洋梨とリンゴが多い気がしました。この洋梨は、形がいいですね。


下がシュッとした、美しくてみずみずしいリンゴです。んー、美味しそう!


そう言えば、何故かどの屋台にもバナナがありませんでした。


大好きなフランボワーズ(ラズベリー)がいっぱい!


他にもいろんな種類のベリー系フルーツがたくさん!



【プチ情報】
朝市は、だいたい午前8時頃から午後1時頃までやっています。水曜日か土曜日にルクセンブルクに居る方は、是非訪れてみて下さい。

Luxembourg 2011 / ギヨーム広場

2011-05-11 | Luxembourg

歴代のルクセンブルク大公の名が付いた、ギヨーム広場 [Place Guillaume II] です。
とても綺麗に整備されたこの広場には、市庁舎 [Hôtel de Ville] やギヨーム2世の騎馬像があります。

左側が市庁舎で、騎馬像を挟んで右奥の建物の1階に、ツーリスト・インフォメーションが入っています。


ギヨーム2世 [Guillaume II] は、第2代オランダ国王でもあり、オランダ語ではウィレム2世 [Willem II] と呼びます。ちなみに、英語ではウィリアム2世 [William II] です。
ルクセンブルクとオランダの同名君主連合は、1890年まで続きます。
 

普通、広場にある像は、広場を見守るかのように広場側を向いていることが多いのですが、ギヨーム2世は大公宮殿 [Palais Grand-Ducal] の方を向いています。左の写真の左奥に見えるのが、大公宮殿です。
 

大公宮殿側から広場を見ると、こんな感じです。


Luxembourg 2011 / 大公宮殿

2011-05-08 | Luxembourg

ルクセンブルクは、世界唯一の大公国です。
これは、現在迎賓館や大公執務室として使われている、大公宮殿 [Palais Grand-Ducal] です。
現在の君主は、2000年に即位したアンリ大公 [Henri de Luxembourg] です。
この殿下、皇太子の頃から国民にとても親しまれているようで、風景のポストカードに混ざって、殿下ひとりのやお妃と一緒のポストカードがたくさん売られていました。

よくある宮殿は、門をくぐると建物までの距離がかなりある広い敷地ですが、この大公宮殿はかなりこじんまりしていました。
門には、ルクセンブルク大公国の紋章が輝いています。
  


正面入口には、両脇に衛兵が常駐しています。どこの衛兵さんもそうですが、微動だにしません。
 

宮殿の裏側は、比較的地味でした。
 

Luxembourg 2011 / 二層構造の街

2011-05-03 | Luxembourg

世界中で現存する、たったひとつの大公国(大公の称号を持つ君主によって治められている国)ルクセンブルクは、神奈川県と同じくらいの大きさの小さな国です。
そのルクセンブルク大公国の首都ルクセンブルクの旧市街は、深い渓谷と要塞によって高地と低地に分かれた複雑な二層構造になっていて、世界遺産にも登録されています。

高低の差は激しく、高い石橋の上を列車が走ります。


アルゼット河 [Alzette] が流れる低地は、グルント [Grund] と呼ばれる地区。
緑溢れる自然が広がっています。