ウィーンのシェーンブルン宮殿 [Schloss Schönbrunn / Schönbrunn Palace] です。
ハプスブルク家の歴代君主が主に離宮として使用し、とりわけ女帝マリア・テレジアが居城として大改築を行ない、この美しいクリーム・イエローの宮殿が生まれました。
この色は、“マリア・テレジアン・イエロー” と呼ばれています。
マリー・アントワネットもここで生まれ、フランスに嫁ぐまでここで育ちました。
宮殿入口では、石柱の上で黄金に輝くハプスブルク家の紋章、双頭の鷲が出迎えます。
この宮殿は、現在2階部分が観光用として見学できますが、なんとその他の部分は賃貸住宅として一般に貸し出しされていて、居住者がいます。
宮殿に住むのってとってもステキだと思うのですが、今の時代では住むのには不便なことが多く、あまり人気はないそうです。
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