time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Brugge 2011 / お店いろいろ

2011-09-26 | Belgium

ブルージュのいろいろなお店を紹介します。上の写真のお店はアイスクリーム屋さん。

まずは、ベルギーと言えばやはりコレですね。ワッフル!
こちらはサクサクタイプの焼きたてワッフル、チョコレートソースがけ。


マルクト広場 [Markt] からブルク広場 [Burg] に行く途中にあるこのお店はカフェ・レストランですが、ワッフルのテイクアウトもできました。店内で焼きあがるのを待ちます。
 

シント・アマンズ通り [Sint-Amandsstraat] にある、行列のできるワッフル屋さん。


もうひとつ、ベルギーと言えばチョコレート。街の至るところにショコラティエがありました。


フランドル地方はレース創造の地としても有名で、レース製品のお店もたくさんありました。
 

青果店の店先。写真右上のきのこ、面白い形をしています。


こちらはソープ専門店。いろいろな香りのするカラフルなソープで埋め尽くされていました。


Brugge 2011 / 街並いろいろ

2011-09-20 | Belgium

いろいろなブルージュの旧市街の様子です。

馬車も似合うメインストリート、ステン通り [Steenstraat] には、いろんなお店が並び、地元の人々や観光客で賑わっています。


聖母教会 [Onze-Lieve-Vrouwekerk] 沿いのマリア通り [Mariastraat] です。
 


マルクト広場 [Markt] から北側に伸びるフラーミング通り [Vlamingstraat] です。


そのフラーミング通りを歩いていると、オレンジ色のVespa集団が走り過ぎて行きました。


そしてこの通りには、こんなアンティークな映画館がありました。


路地裏も雰囲気あります。

 
ズワールテレールタウウェルス通り [Zwarteleertouwersstraat] からの夕焼け。


Brugge 2011 / ネオゴシック様式の聖血礼拝堂

2011-09-17 | Belgium

聖血礼拝堂 [Heilig-Bloed Basiliek] の2階部分は、19世紀に増築されたネオゴシック様式の礼拝堂になっています。
1階とは打って変わって、フレスコ画やステンドグラスの美しい色が印象的です。

祭壇に画かれたフレスコ画は圧巻。


ハプスブルク家出身のオーストリア大公マクシミリアン1世がブルゴーニュのマリアと結婚したことで、ハプスブルク家の支配下になったブルージュ。
この礼拝堂には、ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアと夫フランツ・シュテファンや、マクシミリアン1世とマリア、マリアの息子フィリップとスペインの王女ファナなど、ハプスブルク家の人々のステンドグラスが並んでいます。
 


こちらは、祭壇の反対側にあたる西側のステンドグラスです。


南側にある礼拝堂です。(TOPの写真の右奥部分)


Brugge 2011 / ロマネスク様式の聖血礼拝堂

2011-09-12 | Belgium

ブルク広場 [Burg] の市庁舎 [Stadhuis] の右隣に、聖血礼拝堂 [Heilig-Bloed Basiliek] があります。
この礼拝堂は、12世紀にフランドルの伯爵が、第2回十字軍遠征の際にエルサレムから 「キリストの血」 とされる液体を持ち帰り、一族の礼拝堂に奉納したことが由来となっています。
入口はふたつあり、礼拝堂は1階と2階の二層構造になっています。

正面は、金色の像で飾られています。真ん中下段に、ブルゴーニュのマリアの像もあります。
先日記事にした聖母教会 [Onze-Lieve-Vrouwekerk] で眠っているマリアです。
マリアの夫は、神聖ローマ帝国の皇帝マクシミリアン1世です。
 

まずは重い扉を開けて、1階の礼拝堂に入ってみます。


石造りのとても薄暗くて小さな、聖バシリウスのロマネスク様式の礼拝堂です。


キリスト像の膝に触れると幸運に恵まれる、というご利益があると言われています。


聖母マリアは、傷付いたキリストを抱きかかえています。


横にあるアーチの上にあった石の彫刻です。
入口に貼られてあった礼拝堂を案内するポスターにこの写真があったのですが、これが何を表しているのかの説明がなかったのでわかりません。
一羽の鳥が幼子を守っている様子なのでしょうか・・・。


聖血の遺物は礼拝堂に大切に保管されていて、金曜日にしか開帳されません。
毎月5月のキリスト昇天祭には 「聖血の行列」 が行なわれ、ブルージュで最大のお祭となっています。

Brugge 2011 / フランドル最古の市庁舎

2011-09-08 | Belgium

今月も、もう少しブルージュにお付き合い下さい。
今日紹介するのは、フランドル地方最古の市庁舎 [Stadhuis] です。
ちなみに、フランダース [Flanders] というのは英語由来の読み方で、フランドル [Flandre] はフランス語由来です。
日本では 『フランダースの犬』 のおかげで、フランドルというよりも馴染みがあるかも知れません。

市庁舎は、かつてのフランドル伯の館(ブルク)があったことで名が付いたブルク広場 [Burg] にあります。
ブルク広場は、市庁舎、古文書館 [Oude Griffie] 、裁判所 [Paleis van het Brugse Vrije] 、聖血礼拝堂 [H.Bloed-Basiliek] の4つのゴシック様式の建物に囲まれています。
 

真ん中の黄色いフラッグが、ベルギーの国旗です。
1376年に着工して1420年に完成した歴史ある建物ですが、古さは全く感じられません。


私が訪れた時は、丁度閉館の時間だったので入れなかったのですが、2階にある木で装飾された天井のアーチが荘厳なゴシック様式のホール、ゴシックの間 [Gotische Zaal] を見学することができます。