time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Lecce 2010 / ドゥオモ広場 日没後篇

2010-12-30 | Italy

すっかり日も落ち、真っ暗な夜の帳が下りると、ドゥオモ広場 [Piazza del Duomo] のライト・アップは一段と映えます。
同じ場所でも、訪れる時間によってそれぞれ違った雰囲気を楽しむことができます。
私は夕暮れ時の光景がいちばん好きです。

 

Lecce 2010 / ドゥオモ広場 夕暮れ時篇

2010-12-29 | Italy

辺りがだんだん暗くなってくると、ドゥオモ広場 [Piazza del Duomo] の建物も美しくライト・アップされ、昼間とは少し違った表情を見せてくれます。

鐘楼もファサードの彫刻も、美しく映えます。
 

ナチュラルな照明と、少し青味がかった照明のグラデーションがとても綺麗です。
 

Lecce 2010 / ドゥオモ広場 日中篇

2010-12-28 | Italy

レッチェには、サントロンツォ広場 [Piazza Sant'Oronzo] と並んでもうひとつ、ドゥオモ広場 [Piazza del Duomo] という大きな広場があります。
ドゥオモ広場には、その名のとおりドゥオモ [Duomo dell'Assunta] があり、他にサンタンナ音楽院 [Conservatorio di Sant'Anna] と大司教の館 [Episcopio] で囲まれています。

丁度、観光用のミニ・トレインが広場に到着しました。


ドゥオモのファサードの上部分と、装飾の彫像です。バロックです。
 

鐘楼は、ひと際高くそびえています。


ドゥオモの横側とその扉部分です。
 

正面に見えるのが、大司教の館。


上の大司教の館を背にすると、こういう光景になります。
左側の建物がサンタンナ音楽院です。右側の古い建物には、ツーリスト・インフォメーションが入っています。

Lecce 2010 / 街角の聖母マリア像

2010-12-24 | Italy

イタリアは、キリスト教国家です。イタリアでは、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスはとっても大切な日で、殆んどの人が皆、家族で過ごします。
どんな小さな町や村にも、必ず教会があり、街角や袋小路の突き当たりに、マリア像が祀られているのをよく見かけます。

レッチェの旧市街の北西辺りに、コルテ [corte] と呼ばれる袋小路がたくさんある一角があります。
そのコルテのひとつ、コルテ・グイドーネ・ダ・ラヴェンナ [Corte Guidone Da Ravrnna] のマリア像です。
 

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Merry Christmas!!!

Lecce 2010 / ローマ時代の円形闘技場

2010-12-22 | Italy

レッチェには、古代文明の遺跡が残っています。
これはローマ時代の円形闘技場 [Anfiteatro Romano] で、街の中心でもあるサントロンツォ広場 [Piazza Sant'Oronzo] に隣接しています。

後ろに見える円柱のところがサントロンツォ広場です。
円柱の上にあるのは、広場の名前になっているレッチェの守護聖人、サントロンツォの像です。


この円形闘技場は、保存状態がとても優れています。この真ん中にあるトンネルのようなところが、剣闘士たちが出入りするところです。

Lecce 2010 / バロック建築が溢れる街

2010-12-21 | Italy

レッチェの旧市街は半日もあれば一周できるほどの小さな街ですが、そこにはバロック様式の建築が溢れています。
そのため、“南イタリアのフィレンツェ” とも呼ばれているそうです。
これは、前回の本文中の写真にも登場した、サン・マッテオ教会 [Chiesa di San Matteo] です。

路地を歩きながら、だんだんとこの姿が近くに見えてくると、わくわくします。


両側の家のバルコニーがくっつくくらい狭い路地の突き当りに、この美しいバロック様式の教会があります。


祭壇も、見事なまでのバロックの装飾です。
 


夜の姿もステキです。
 

Lecce 2010 / 街はシエスタ中

2010-12-19 | Italy

レッチェ駅から少し歩くと、チェントロ・ストリコ(Centro Storico:歴史的中心地のこと)の旧市街に入ります。
時間は午後3時ちょっと前。イタリアにはシエスタ(長時間の昼休憩)の習慣があり、南イタリアではその習慣がきっちりと守られています。
ローマやミラノ、フィレンツェなどの観光都市では、開いているお店もたくさんあり、例えお店や銀行が閉まっていても、街には人や車が溢れていますが、プーリア州の小さな街ではこの時間は静まり返っています。

ひっそりとした細い路地の向こうに、美しい教会が見えてきました。サン・マッテオ教会です。


やっと遠くの方に人が居るのが見えました。(笑)

Lecce 2010 / レッチェに到着

2010-12-18 | Italy

バーリ中央駅から普通列車(Regionale)で約1時間45分、列車はほぼ定刻どおりにイタリアの鉄道トレニタリア [Trenitalia] の終点でもあるレッチェ駅に到着しました。
南イタリア、サレント半島の主要都市レッチェです。

途中駅、ブリンディシ [Brindisi] 駅。レッチェ駅のホームとそっくりな造りです。


レッチェ駅の駅舎です。



【プチ情報】
バーリからの列車はユーロスターもありますが、普通列車と比べても所要時間は15分ほどしか違いません。
料金も、普通列車は€8.60(2010年10月現在)とかなりお得です。


赤●のところがレッチェです。

Bari 2010 / バーリ中央駅 Part2

2010-12-15 | Italy

Part1と殆んど変わりのない写真ですが、こちらは真正面からのバーリ中央駅の駅舎です。
さて、ここバーリから列車でイタリア半島のかかと部分に向かいます。
きっぷ売場の窓口は、どの駅も長蛇の列のイタリア。何故か券売機を利用する人があまりいなく、殆んど並ぶことなく買えます。
券売機はお釣が出ないとか、クレジットカードが戻ってこないというようなエピソードをよく旅行記などで見ますが、最近はずいぶん改善されたのではないかと思います。
今回も2年前も、私は一度もそういう目に遭ったことがなく、スムースに購入できています。

バーリ中央駅のなが~いホームです。


中央駅を出発して間もなくすると、アドリア海が見えてきました。


車窓の風景は、見渡す限りのオリーブ畑です。


青い海と青い空とオリーブ畑!


それにしても、同じ日でしかも列車に乗っている間だけで、この空の変化は面白い。

Bari 2010 / バーリ中央駅 Part1

2010-12-14 | Italy

空港からシャトルバスで約30分、バーリ中央駅に着きました。
シャトルバスは、だいたい1時間に1本の割合で運行しています。
列車やバスが遅れることで有名なイタリアですが、この時乗ったバスは空港発が予定時刻より7分も早く出発しました。

鮮やかな青色のシャトルバス。料金は乗車時にドライバーに支払います。料金は€4.15(2010年10月現在)。


バーリ中央駅前の空港行きバス停は、駅舎を出て右側にあります。


駅前は噴水広場になっています。



【プチ情報】
空港とバーリ中央駅を結ぶシャトルバスの時刻表はこちら

Bari 2010 / プーリア州の玄関

2010-12-13 | Italy

成田からドイツ・ミュンヘンに入り、1泊していざ南イタリアへ。
1時間45分のフライトで、南イタリア・プーリア州 [Puglia] の州都バーリに着きました。
写真は、バーリ国際空港 [Aeroporto di Bari] です。
ロビーに出る前にお手洗いに行くと、早速イタリアならではの実情に直面。便座のない便器とペーパー切れです。
でも、“イタリアに来た!” という実感が沸きました。
ちなみにバーリは通過地点で観光はしていないので、空港と鉄道駅くらいの写真しかありません。

フライト中の窓からの景色です。


往路は、ルフトハンザとのコード・シェア便のエア・ドロミティ(イタリアの航空会社)でした。機内では、この旅初のイタリア語を喋りました。


市内行きのバスを待つ間、カプチーノでひと息つきました。



【プチ情報】
その後、便座のないトイレはありましたが、ペーパー切れのところはなく、噂に聞いていて覚悟していたのですが、全く問題ありませんでした。
ティッシュも便座除菌クリーナーもたっぷり用意していましたが、駅のトイレもバールのトイレも、とっても清潔でした。
バーリ空港の出発ロビーのトイレは綺麗でした。


赤いブーツのかかとがプーリア州で、黒●がバーリです。
真ん中あたりの赤●はローマです。

Munich 2010 / フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港

2010-12-10 | Germany

ミュンヘンの国際空港フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港 [Flughafen München Franz Josef Strauß] から、ルフトハンザ航空で南イタリアに渡りました。
これは、街の中心部からSバーン [S-Bahn] という近郊鉄道で空港に到着して地上に出たところです。
階段を上がると、近代的な建物に囲まれた広場に出ます。

ミュンヘンと南イタリア・プーリア州都バーリを結ぶ便もそうですが、成田とミュンヘンを結ぶANAとルフトハンザの便も、このターミナル2を利用します。


広場にはこんなカフェもありました。朝早かったので、まだ営業前です。


どうやらレンタカーの宣伝用オブジェのようです。


ルフトハンザの自動チェックイン機。


2階に上がると、ルフトハンザ・ワールド・ショップがあります。RIMOWAのスーツケースの品揃えが豊富です。


セキュリティ・チェックを終えて、ショッピングエリアに入ると、BMWが展示されていました。



さて、ミュンヘンの様子はまた別の機会に紹介するとして、次回からはそろそろ南イタリアに移ろうと思います。

Munich 2010 / ペーター教会

2010-12-09 | Germany

マリエン広場 [Marienplatz] からリンダーマルクト [Rindermarkt] という名の路地を歩いて行くと、古くて大きなペーター教会 [Peterskirche] があります。
それもそのはず、ここはミュンヘン最古の教区教会で、起源は13世紀なんだそうです。
反対側に回ると塔への入口があり、高さ92mの上に上ることができます。

外壁にあったレリーフ。


教会内でのフラッシュ撮影は自粛しているので、私のカメラ&手腕ではこの程度のものしか撮れませんでしたが、天井には美しいフレスコ画が描かれています。
 

装飾はいたってシンプルですが、各柱には黄金の銅像が立っていました。

Munich 2010 / 新市庁舎いろいろ Part3

2010-12-06 | Germany

新市庁舎 [Neuer Rathaus] の時計塔には、グロッケンシュピール [Glockenspiel] という仕掛け時計があり、これはドイツ国内では最大で、ヨーロッパで5番目の大きさなのだそうです。
毎11時と12時(夏期は17時も)に動く人形は、なんと等身大。
21時になると、ホルンを鳴らす見張り番が左側の出窓から顔を出し、右側からはミュンヘンのシンボル像 “ミュンヘン小僧” が登場するのですが、残念ながら私は見ることができませんでした。

マリエン広場 [Marienplatz] の中央に建つ聖マリア像 [Mariensäule] と新市庁舎の時計塔。
 

夕方になると、たくさんの人たちで広場が賑わいます。


ペーター教会前の通り、リンダーマルクト [Rindermarkt] から見る新市庁舎。
 


[関連記事]
Munich 2010 / 新市庁舎いろいろ Part1 [2010-11-23]
Munich 2010 / 新市庁舎いろいろ Part2 [2010-11-26]

Munich 2010 / 新旧揃い踏み

2010-12-05 | Germany

華やかな新市庁舎 [Neuer Rathaus] がひと際目を惹くマリエン広場 [Marienplatz] ですが、突き当たりに可愛いとんがり屋根を持つ建物があります。
こちらは旧市庁舎 [Altes Rathaus] で、現在はおもちゃ博物館 [Spielzeugmuseum] になっています。
おもちゃ博物館にふさわしい、おとぎの国の建物のような形をしています。

旧市庁舎の塔の下がアーチになっていて、そこにあったオブジェです。
ちょっと分かりにくいのですが、手が伸びて握っているようになっているのが面白いと思いました。